松島みどり法務相は26日、日本外国特派員協会で記者会見し、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)をどう見ているかを問われ、「日本の憲法で結社の自由が認められている。結社の自由があることと、そういう会があることを一応知っている程度にすぎない。何とも言いようがない」と述べました。 在日韓国人・朝鮮人に対して「殺せ」「出て行け」などとヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返す在特会をめぐっては、同会の元関西支部長と山谷えり子国家公安委員長との関係が問題になっています。 松島氏は「(在特会が)どういう言論をしているか、子細に承知しているわけではない」「法務大臣が所管する会ではないのでわからない」と述べました。 別の記者からヘイトスピーチによる人権問題は法務省の所管だと問われると、「特定の人種や民族、国籍の方に対する憎悪、侮蔑、そういう言動は絶対に許してはならない」と述べました。
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