『世界』2012年11月号では、平田オリザと想田和弘が橋下現象を中心に芸術家と政治の関わりについて対談している。大阪大学の教員をしているため週の半分は大阪で過ごしている平田オリザが実感する、大阪での橋下の人気ぶりなど、聞きどころは多いが、隔靴掻痒なかんじは否めない。まちがっても橋下に熱狂したりしない人同士が、自分と同じ種類の人に向けて語っているからだろう。つまりネトウヨと呼ばれるような人種は自分たちの仲間にはいないし仲間に入れたりもしない、そういう人達向けの雑誌だということか>『世界』http://www.iwanami.co.jp/sekai/ もちろん、そういう雑誌もないとおかしいし、『世界』を読んで自分はひとりではないと勇気づけられる人たちも多いだろう。 ただ、ふと『SAPIO』が特集したネトウヨ亡国論を思い出してしまう。 http://www.zassi.net/detail.cg