「すべての労働者の賃上げを」―。雪まじりの雨が降りしきるなか、東京港湾関係労働組合協議会は7日、春闘勝利をめざして「東京港総行動」に取り組み、120人が参加。組合旗や要求をかかげた旗を立てた船8隻で、東京港内をデモ航行しました。 出発式であいさつした佐藤史生議長は、年収200万円以下のワーキングプアが1100万人にのぼり、貧困と格差が拡大していると批判。港湾法の改定による港湾民営化に反対する運動の強化を訴えました。 連帯あいさつした東京春闘共闘の伊藤潤一代表委員(東京地評議長)は、「景気をよくするためには、すべての労働者の賃上げが必要だ」と語り、「自らの運動で賃上げを」と訴えました。 東京港湾労働組合連合会の古口泰輔書記長は、「東京港は事故が多発している」と告発し、港湾民営化をめざす動きに反対していくと語りました。 日本共産党のあぜ上三和子都議が「いまの閉塞(へいそく)感をうちやぶるたたか