高齢者の命綱となっている公的年金が13日振り込みの10月分と11月分から削減が強行されました。物価下落を口実に2015年までに2・5%、1兆3000億円減らす計画の第1弾となる1%削減です。基礎年金で年間2万円(満額支給の場合、月額6万5千円)もの削減を行う暴挙に怒りが広がっています。 「送られてきた通知を見て悔しい気持ちでいっぱい。これしか頼れない年金が削られるなんて許せません」。こう話すのは千葉市美浜区の女性(72)。月12万円の厚生年金が1%削減で1200円、年1万4400円減らされます。 長年、無年金の91歳の母親を自宅で介護し、苦しい生活を続けてきました。6月から母親が特別養護老人ホームに入居しましたが、単身世帯になったため県営住宅の家賃が1万円以上値上げされます。水光熱費、食費を差し引くと少ししか手元に残りません。「4月から消費税も上げるのに年金を下げるなんて。安倍首相は国民生
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