12月8日は、戦前の日本が朝鮮半島や中国への侵略に続き、マレー半島(当時はイギリス領)とハワイに侵攻、世界を相手に戦争を開始した1941年のアジア・太平洋戦争の開戦から72年です。その日を前に安倍晋三政権は国会で、新たな「戦争司令部」となる国家安全保障会議(日本版NSC)設置法と、その活動のため国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法の成立を強行しました。過去の侵略戦争を反省するどころか、日本を再び「戦争する国」にする策動は国民が望むはずもないもので、国際的にも通用しません。 「非戦」の決意に背く 日本が1931年、当時「満州」と呼ばれていた中国東北部で始めた侵略戦争からアジア・太平洋戦争終結まで15年にわたった戦争は、戦場になった日本とアジアを荒廃させ、310万人以上の日本国民と2000万人を超すアジア・太平洋地域の人々を犠牲にしました。日本が侵略戦争の責任を認め、「政府の行為によって再び戦争
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