日曜版２４日号/危ないぞＴＰＰ 各界の声/マツダに違法判決 元「派遣」を正社員に
安倍晋三首相のＴＰＰ（環太平洋連携協定）交渉参加表明に、各界から危惧の声が。交渉の内幕を知る米国ＮＧＯのロリ・ワラックさんや、作家の室井佑月さん、パルシステム生協連合会理事長、ＪＡ青森中央会会長が語ります。日本共産党の笠井亮衆院議員の首相追及や、志位和夫委員長の談話も。「ニュース探偵 曜子」で「早く参加しなきゃ取り残される？」などの疑問も解明します。 大手自動車メーカー、マツダによる大量派遣切りの違法性が山口地裁判決で断罪されました。提訴から４年。正社員と認められ、涙した元派遣労働者の思いは―。 日曜ワイドは、「開戦から１０年 イラク戦争の虚実」。中東と世界に悲劇と混乱をもたらした戦争の再検証を。 大震災２年。岩手県立高田病院の石木幹人院長が病院再建への思いを語ります。 安倍政権が狙う憲法９６条の改定―。何が問題なのか、憲法研究者の小沢隆一さんに聞きました。 そのほか、被災地を巡回する特別
志位委員長の記者会見 一問一答から
開始から１０年たったイラク戦争について 志位氏は、(1)イラク戦争が大義のない侵略戦争だった(2)戦争は大きな悲劇だったが、世界の平和の秩序を変えた―という二つの点を強調しました。 このなかで、大量破壊兵器が見つからないという現実を前に、米国のブッシュ前大統領も、イギリスのブレア元首相も“間違った戦争だ”と事実上認めざるをえなくなり、国際社会が“大義なき侵略戦争”と認めざるを得なくなっていると強調しました。「そのなかで唯一反省のないのが日本政府です。日本も“大量破壊兵器”という理由でイラク戦争に賛成しました。大義のない無法な侵略戦争だったと自己検証し、認め、反省することが必要です」と語りました。 志位氏はまた、「『国連憲章を守れ』のスローガンのもとに、たくさんの人が立ち上がり、たくさんの国ぐにが声を上げ、戦争する側が惨めな孤立に終わったというのがイラク戦争でした。国連憲章にもとづく平和の秩
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