日本航空キャビンクルーユニオン(CCU)と日航乗員組合は3日、東京都大田区の羽田空港で、不当解雇撤回を訴えるビラを60人で配布しました。正月旅行のUターン客に、大みそかで整理解雇されたパイロットと客室乗務員、165人を職場に戻すことに理解と支援を求めました。 札幌の実家から帰ってきた男性(35)はビラを読んで、「解雇はかわいそうでしょ。必要性があるのか疑問ですね。ぼくも2年前、『派遣切り』にあい、その後、運良く正社員になれたけど、簡単に首切りできる社会になったら困ります」と話しました。 札幌に単身赴任している男性(41)は、「新聞やテレビで、『整理解雇が必要だ』という会社の言い分だけを聞いていましたが、このビラを読んで『整理解雇4要件』に反していることを初めて知りました」と驚いていました。