ガソリンは満タンにして走ってください−。大型連休中、高速道路を利用して車で行楽地へ出掛ける人も多いはず。南九州の高速道ではご用心。3月に宮崎市から大分県佐伯市の蒲江インターチェンジ(IC)まで東九州自動車道が開通し、多くの利用者が見込まれるが、200キロ以上走っても給油所が無い区間がいくつもあるのだ。燃料切れでの立ち往生は渋滞や事故を招きかねず、管理する西日本高速道路(NEXCO西日本)は走行前に燃料の残量を確認するようあらためて呼び掛けている。 「えっ、そんなにないんですか。満タンで出発して良かった。もっと利用者に周知してほしい」 25日、家族4人で宮崎、熊本方面へドライブ中の大分県豊後大野市の三嶋雄貴さん(21)は宮崎道・霧島サービスエリア(SA)で周辺に給油所が少ないことを記者が告げると驚いた。 NEXCO西日本によると、給油所が無い区間が長いのは、東九州道・延岡南ICから九州