自由法曹団の大量解雇阻止対策本部は14日、「非正規切り」裁判闘争の勝利と労働者派遣法の抜本改正をめざし、東京都内で全国会議を開きました。各地の闘争の到達点や課題が報告され、たたかいの前進に向けて意見交換しました。 「非正規切り」裁判で自由法曹団の弁護士が担当している事件は全国で約70件。今後、結審や判決が相次ぐヤマ場を迎えています。 菊池紘団長はあいさつで、「社会のあり方を根本から変えるたたかいだ」と強調。裁判闘争の前進と派遣法抜本改正、有期雇用の規制強化に向けて奮闘しようと訴えました。 問題提起した鷲見賢一郎本部長は、原告の生活難など裁判闘争の厳しい現状を指摘した上で、法廷内外でのたたかいの前進が必要だと強調。「事実と法の精神を明らかにし、世論を力にすれば必ず勝利できる。突破口を切り開こう」と呼びかけました。 裁判闘争の課題について、村田浩治弁護士は「労働者の奪われた尊厳や誇り、思いを生