失脚した国防相の置き土産はなぜ大量キャンセルされたのか その後ロシア軍はGPV-2015を再編して「2020年までの国家装備プログラム(GPV-2020)」を策定し、当時の世界的な原油価格の上昇に支えられロシア経済が好転したこともあって、産業界の再編統合が進み近代化は順調に進捗していったとされます。T-14「アルマータ」のような新型戦車も生まれました。 拡大画像 ロシア国産の小型軽装甲車「ティーグル」。「リンクス」と似ている(画像:ベラルーシ陸軍)。 こうなってくると、セルジュコフの置き土産となった「リンクス」の立場はなくなります。ライセンス生産品ですが、主要部品はイタリアだけでなく複数国の製品が使われていました。複合装甲はドイツ製でセラミック材料はオランダ産、エンジンはアメリカ製、ギアボックスはドイツ製といった具合で、これらの国とサプライチェーンを確保しなければなりません。しかも生産コス
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