ひさしぶりに平安時代を舞台とする大河ドラマ『光る君へ』がはじまり、一大ムーブメントが沸き起こっています。でも、ちょっと待って。背景を知れば、もっと楽しく味わえるはず。『謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年』を刊行したばかりの榎村寛之さんにエッセイを寄稿して戴きました。(なお、榎村さんのエッセイは下記もご覧下さい) 坂東巳之助さん演じる円融天皇と本郷奏多さん演じる花山天皇は…オジとオイ?複雑すぎる『光る君へ』前後の天皇と藤原氏の関係を日本史学者が整理 『光る君へ』宮廷政治の立役者!町田啓太さん演じる公任ら「一条朝の四納言」登場も<90歳まで現役>ロバート・秋山さんの実資はさらにデキる官人だった…日本史学者が整理 天皇の即位と三種の神器 大河ドラマ『光る君へ』を見ていて、上手く演出しているなぁ、でも少し補足が必要かなあというところがしばしばある。 1月28日の放送分でいえば