アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあります。そして長年に亘って病とも闘ってこられました。 富田さんは、昨年の電子書籍エキスポの会場で何時にも増して青空文庫の歴史と存在意義、そして著作権問題について熱く訴えて居られました。とても闘病中とは思えない何時もの熱気を感じて、何だか安堵したものです。 それが突然の訃報。始まりは何時も突然……と申しますが、本当に突然過ぎです。 「エキスパンドブックの二十歳のお祝いをやろう」と電子書籍エキスポの会場で話し
森浩一さんがなくなった。昨日、M氏と久しぶりにあって呑んで、所用の話を終えたのちは、もっぱら森さんの話であった。彼は本当にがっくりしていた。私は、面識もなく、網野善彦さんがなくなったのち、森さんとの対談本をよく読むようになり、その中で森さんの本に親しむようになったという奥手である。しかし、残念である。 ちょうど、森さんの本について「30冊」に入れるために書いていたので、それを今日、書き上げた。 森浩一『わが青春の考古学』 考古学というと、私が思い出すのは、『新編日本史研究入門』の冒頭の論文「考古学への招待」で、甘粕健さんが次のように述べていることである。 「考古学の大きな魅力は、美しい野山に散在するさまざまな遺跡を自らの足で訪ね歩き、また自ら汗を流して発掘し、そこに展開された人間の営みを追体験するところから出発する健康な野外の学問であるという点にあるだろう。」 こういう感じ方は、第二次
(フィナンシャル・タイムズ 2013年8月12日初出 翻訳gooニュース) ギデオン・ラックマン 安倍政権の広報外交はひどい。中国との溝が深まるだけでなく、アメリカとも距離を作りかねない。 日本が見せる広報外交のやりかたは、バカバカしさと陰険の間をウロウロしている。日本政府はここ数カ月というもの、アジアの周辺諸国をとことん不快にさせると同時に欧米の同盟諸国をとことん気まずくさせる、まさにそれを目的としているかのような外交の失策ばかりを次々に重ねてきた。 似たようなケースが先週もあった。日本は第2次世界大戦後最大級の海上艦を建造し、その進水式を行なったのだ。この艦は名目的には駆逐艦だが、実質的には空母だ。日本海軍の強化は、中国の軍拡に対する正当な対応かもしれないが、アジアの海で緊張が高まっている今、日本は慎重に進むべきだ。だとすると、この新しい艦を「いずも」などと名付けたのはいったいどこの天
書の作品の見どころは、なんと言っても筆跡そのものです。 ですが、今回の展覧会では、書そのものと同じくらい、場合によっては書よりも、それが書かれている紙に目を奪われることがあります。 色、文様、質感もさまざま、絢爛豪華なものから、愛らしくてかわいいもの、シンプルだけれど重厚感漂うものなどいろいろな紙があります。 今回は、そんな紙に焦点をあてながら、作品を見ていきたいと思います。 まずは、和様の書の祖といわれる小野道風のこの作品から見てみましょう。 国宝 円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書 小野道風筆 平安時代・延長5年(927) 東京国立博物館蔵 延暦寺第五世座主であった円珍が亡くなって36年後に、法印大和尚位と智証大師というおくり名が醍醐天皇から授けられました。そのときの勅書、つまり正式な文書です。 たっぷりとゆたかで気品がある道風の名筆です。 ところで、この紙、なんだか不思議な色だと思
綾瀬はるか 「戦争」を聞く (岩波ジュニア新書) 作者: TBSテレビ『NEWS23』取材班出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/20メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 爆心地で奇跡的に一命を取り留め67年ぶりに再会を果たした幼なじみ、惨状を目の当たりにして呆然とする女性、救えなかった命の重みを思い続ける男性…。広島出身の女優・綾瀬はるかが被爆者や沖縄戦の関係者のもとを訪ねます。今まで語ることのできなかった辛い戦争の記憶。今、語り継いでいきたい大切な記録。 人気女優をつかって、安易に「反戦番組」をつくってもねえ…… そんなやさぐれた気分で、僕はこの本を読んでいました。 でも、これを読んでいると、この企画は、人気女優だから、というより「綾瀬はるかさんだから」成り立っているのではないか、という気がしてきます。 この本のも
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