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倫理に関するshokou5のブックマーク (4)

  • 太田紘史編『モラル・サイコロジー 心と行動から探る倫理学』 - Repeat The Ending

    道徳的判断に関わる心理や行動についての記述的探究を紹介しつつ、それが「〜してはならない」や「〜すべき」といった規範を扱う倫理学説にどう関わってくるかを扱うモラルサイコロジーの。 なんだか倫理学にケチをつける分野なのではと警戒する読者もいるかもしれないがそういう記述はほとんどない。むしろ書き手の多くが哲学者や、哲学に精通している科学者なだけあって倫理学的含意のみならず、そういった科学的知見自体についての概念的考察にもかなり重きを置いている。 出てくる実験の中にはここ何年かのまさにモラル・サイコロジーのために行われた実験もあれば、もっと昔の心理学的実験をモラル・サイコロジーのために再利用しているものもある。心理学のに親しんでる読者なら、表にアルファベット裏に数字の4枚カード問題とか、最後に答える被験者は周りの人(サクラ)の意見に合わせがちだとか、どこかで目にしたり読んだりしたことのあるもの

    太田紘史編『モラル・サイコロジー 心と行動から探る倫理学』 - Repeat The Ending
    shokou5
    shokou5 2016/06/23
    (しるかぎり)最初の まとまった レビュー. ありがとうございます."倫理学的含意のみならず,そういった科学的知見自体についての概念的考察にもかなり重きを置いている"
  • └セミナー1:リーヴィを読む | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy

    shokou5
    shokou5 2008/07/02
    Levy "Neuroethics"
  • ジェノサイド研究と2つの実験 - AztecCabal

    スタンフォード監獄実験(SPE)やミルグラム実験をなぜ詳しく知りたいかと言えば、この2つの実験がジェノサイド研究において重要だからである。 そもそもミルグラム実験は、アドルフ・アイヒマンの裁判にインスピレーションを得て考えつかれたものだった。また、ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン』ISBN:4622020092な憤激を巻き起こしたのは、アイヒマンを邪悪なモンスターとして描かなかったことが理由の1つとして挙げられている。*1 ほかには、ロバート・ブラウニング『普通の人びと』ISBN:4480857567、ダニエル・ゴールドハーゲン "Hitler's Willing Executioners"(『ヒトラーの自発的死刑執行人』)ASIN:0679772685った、いわゆる「ゴールドハーゲン論争」でも、私見では2つの実験に関連した人間観の相違に論争の中心がある。 ブラウニングは普通の

    ジェノサイド研究と2つの実験 - AztecCabal
    shokou5
    shokou5 2007/11/20
    "大量虐殺のような最大級に邪悪な行いをした人間や集団は、やはり(内在的に)邪悪でなくてはならないという考えはやはり強力である。"
  • 記号主義倫理学の可能性 - 現在思想のために

    記号主義は認識論や存在論などの分野に深い関係があるが、じつは倫理学とも関係がないわけではない。それどころか、記号主義的な倫理学へのアプローチを主として認知意味論者(Johnson、Sweetzerら)が試みて興味ある成果をあげている。 筆者の見るところ、この種の試みには豊かな将来性があるとおもえる。<記号主義倫理学>がいまよりさらに確かな基礎に立って応用倫理学へ寄与することができたら――部分的にはすでに実現しているが――20世紀以降の倫理学の歴史に新たなページを書き加えることになるだろう。なぜなら、記号主義倫理学はその自然主義のゆえに、ムーアの<自然主義的誤謬>という強迫観念にさいなまれている現代の倫理思想を超えることが可能だからである。かつて筆者はこうした問題意識をもって、<自慰>に関する倫理学的考察を書いたことがある。このたび機会があって新たな論点を追加したうえで、コンパクトに筆者の考

    shokou5
    shokou5 2007/02/16
    認知モデルはたしかに相対的であるが相対主義的ではない。モデルの変異(variations)は人間性の変異可能性(variability)の表現であり、人間性の違いではない。
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