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2009年11月17日のブックマーク (3件)

  • 建築・都市への「インテリア」的眼差し──「建築家 坂倉準三」展を通して

    汐留会場の濃密な展示空間を巡った方ならば、出口直前の壁面に印象的な映像が流されていたのを覚えておいでだろう。タイトルは「La ligne de vie」(制作監督:大槻一雅、製作:カッテンカビネット)。《竹籠座小椅子》(1947-49頃)、《中座椅子》(1957頃)、《はまぐり型テーブル》(1948頃)、《東京日仏学院》(1951)の階段室、《西田幾多郎博士記念歌碑》(1951)、そして《新宿駅西口広場》(1966)の斜路。それらを特徴づける「曲線」を次々にカメラでなぞるようにとらえた映像作品だ。坂倉準三という建築家は自ら鉛筆をもってスケッチをおこすことはほとんどなかった。かわりに所員たちの図面を徹底的に吟味し、議論し、朱筆を加え、修正を重ねさせることで設計を進めていたという。その厳しい眼は何にフォーカスを合わせていたのだろうか。所員たちの回想などからは、それがプランの整合性と、ファサード

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  • #09-1:浦沢直樹(漫画家) (鏡の国のサイエンス)

    “科学”とひとくちに言っても、すでに確立して揺るぎないニュートンの法則から、異論続出の最先端仮説まで、そのありようはさまざまです。だから、私たちと科学の関係や、私たちと科学をつなぐものの姿も、なかなかとらえどころがなく、一筋縄では行きません。そんな混沌を少しでも見通し良くするために、科学とは何なのか、科学の鏡を社会に向けるとどう映るのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。 « #08-2:牛場潤一(生命情報学者) | メイン  #09-1:浦沢直樹(漫画家) 2009年11月10日 アトムの先に訪れる未来を夢見て(前半) 緻密なストーリーと深い人物造形。漫画界をリードする浦沢直樹の作品には、一方で1960年生まれの自身と、科学との距離感が濃密に刻印されている。社会の変化、そのなかでの自分の立ち位置、そして次なる科学の胎動。 驚くほどの冷静さで時代を見透かす天才クリエイターの内部に迫る