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1957年に出版されたGE社のD. D. McCrackenが書いた"Digital Computer Programming"はプログラミングの書籍としては最も初期のものです。この書籍の13章の"Program Checkout"でテストに関する事項が説明されており、これがテスト技術が書かれた最初のものだと思われます。ただ、この書籍ではtestという用語は使われていません。テストの考え方の歴史的変遷が書かれた論文"The Growth of Software Testing"(1988,Gelperin & Hetzel)によると、1950年代はcheckout、debugging、testingという用語の概念は明確に区別されていなかったとのことです。 Gelperin & Hetzelの論文では「デバッグとテストの分離」を意識し始めた時代の幕開けとして、前述の"Digital Com
「ソフトウェアテスト・ヒストリー」(ソフトウェア・テストPRESS Vol.8)、「続・ソフトウェアテスト・ヒストリー(日本編)」(同 Vol.9) で、世界、及び日本のソフトウェアテストに関する歴史年表を掲載しました。 その後、2010年12月に開催されたWACATE2010冬のクロージングセッションで「ソフトウェアテスト・ヒストリーの学び方 ~ タメにならなければ学ばない。面白くなければ学ぶ資格がない。~」のタイトルで講演させていただいた際に、世界と日本の歴史年表を一つに統合して配布しました。 さらに、2012年1月開催のJaSST'12ではJaSST10周年記念誌の付録として年表を提供させていただきました。 このウェブページでは、JaSST10周年記念誌の付録をJPEG化(一部修正)したものを掲載します。以下の図をクリックすると新しいウィンドウが立ち上がります。 ICST 2012
前回の記事で三角形問題のテストに関するcomp.lang.rubyの一連の議論が、TDDにおけるテストの考え方やテスト専門家の考え方が分かり、非常に勉強になりそうだと書きました。 この一連の議論は以下のGoogle Groupsのリンクで読めます(comp.lang.ruby beck triangle binder で検索した結果です)。174スレッドあり25スレッドで1ページになっているので適宜ページを進めて読んでください(Expand allにするとよいです)。 John Roth dolt ( Re: A challenge to proponents of Unit Testing. ) http://groups.google.com/group/comp.lang.ruby/browse_thread/thread/2ee4bea87846ead3/e32568d860adc
みなさんは三角形問題に対していくつのテストケースがつくれたでしょうか? Myersの当時の調査では「高度な経験をもつ専門プログラマの平均点数は14点満点でたった7.8点」だったそうです。みなさんも、Hammingが言うところの三角形問題の「隠れた前提(hidden assumption)」を見落として「よくできる学生でも(3,4,7)の組が不等辺三角形と呼ぶべきでないことを見い出して驚く(Gruenberger)」のと同じ状況になりませんでしたか? もしそうだったとしてもがっかりすることはありません。 実はKent Beckですらこの見落としがあったのです。 前回の「三角形問題で必要なテストケース数」で、Kent Beckが「テスト駆動開発入門」の中で6個で十分と書いていることを紹介しましたが、この部分の記述は2001年12月のUSENETニュースグループcomp.lang.rubyで議論
Myersは「ソフトウェア・テストの技法」で自己診断テストの採点用チェックリストを示しています。このリストには「xxxのテストケースをもっているか」という13の項目と、「期待出力結果を書いているか」という項目の合計14項目が書かれています。13項目の中には3つの整数値の入力順序を変える(permutation)ものが含まれているので別々に数えると、Myersのチェックリストに合格するには最低22個のテストケースが必要になります。 では、Myersの三角形問題の正解のテストケース数は22個なのでしょうか? ソフトウェアテスト・ヒストリー(ソフトウェアテストPRESS Vol.8)のコラム「三角形問題の正解」で、米国のテスト・コンサルタントRoss Collardの"Exercise: Analyzing the Triangle Problem"を紹介しました。Collardは三角形問題のテ
JaSST東京共同実行委員長を務められていた香川大学の古川善吾先生が3月30日に逝去されました( http://aster.or.jp/obituary/furukawa.html )。先生は私と同学年で、若くはないですが逝くのには早すぎる年齢でしたので突然の訃報に驚きました。 先生とは2006年1月に開催されたJaSST'06東京で初めてお会いしましたが、実は「古川善吾」というお名前は1980年代前半から日立製作所のAGENTというツールの名前とともに存じあげていましたので、情報交換会の場でお話しさせていただいたのを覚えています。その後も毎年JaSSTでお会いする度にご挨拶させていただいていました。 このAGENTは私のソフトウェアテストへの取り組みの原点の一つと言っても過言ではありません。昨年、デブサミ10周年記念書籍「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著・君のために選んだ1冊
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