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都知事選
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顧客からの要望は基本的に全て受けなければならないと考えている人はとても多いです。顧客の要望を断ったら契約してもらえないという恐怖から、顧客に逆らえなくなってしまうのです。 気持ちは痛いほどわかります。私も以前は同じ考えでした。顧客の無茶な要求でもきっちり応えていくことで、会社にとってプラスになる、会社の売上につながり従業員の給与アップにつながるのだと。 しかしそういう経営者や管理職の想いと多くの従業員の想いとの間にはギャップがあります。昨日こんな感じのツイートをしたところ多くの賛同の声をいただきました。 契約一歩手前までいっていた企業さんを一社お断りすることにしました。理由はアクシアの営業時間外の対応を求められたから。普通の会社だったら妥協してしまうかもしれませんがうちはそういう会社ではないので。こういうところを妥協するとずるずると労働環境が悪化していくわけですね。 — 米村歩@日本一残業
システム開発を内製している会社は世の中にたくさんあります。我々は顧客から受託開発でシステム開発の仕事を請け負う開発会社という立場ではありますが、私は企業が自社のシステムを社内で内製することに関しては賛成であり、内製が開発体制の理想形だと考えています。 しかし内製するからには企業としてシステムの保守メンテナンスを永続的に続けられる体制が必要であり、会社の規模や予算を考慮して必要な体制を継続して維持できない場合に、我々のような外部の開発会社が顧客の力になることができて存在意義が出てきます。 システム開発を内製化したい時に考慮すべきポイント 以前こちらの記事でも書きましたが、システム開発を内製化する時の一番のポイントは「複数人体制にすること」です。それも将来に渡って継続して複数人の体制を維持していくことが必要です。 社内で複数人体制を維持できないのであれば、その仕事は専門の会社に外注することが望
今は人手不足の時代となって多くの会社が採用難に見舞われています。これからますます労働人口は減っていきますので、この傾向はより一層強くなっていくことが予想されます。エンジニアに対する需要も日に日に高まってきており、エンジニアの人材不足に関する話も度々ニュースにも取り上げられるようになりました。 そんな採用難の時代の中においても、幸いにして我々の会社では採用難とは無縁の毎日を送っております。特にどこかの求人サイトに求人掲載をしなくとも、毎日のように会社ウェブサイト経由で求人応募をいただいている状況です。これは大変ありがたい限りです。本当にありがとうございます。 アクシアでなぜこんなにも求人応募が殺到するかと言うとそれには色々な要因があると思いますが、重要な要素として間違いなくあるのは、他社がアプローチできない層にもアクシアではアプローチできるという点があげられます。 これはどういうことかと言い
リーダーに資質がないためにチームがうまく機能せず仕事がうまく進まないという話はいたるところでよく聞く話です。プロジェクトを成功させて仕事で高い成果を出すためにはリーダーの存在が重要であることは言うまでもありません。 新卒で入った会社で私が配属されていたプロジェクトでは、10人に1人が病院送りになるプロジェクトでした。もちろん長時間労働でプロジェクトが過酷だったということもありますが、それだけでは10人に1人も病院送りにはなりません。 そのプロジェクトのメンバーで食事に行った時に私はマネージャーからとんでもない言葉を聞きました。 「あいつは俺に逆らったから病院送りにしてやった」 そのプロジェクトではマネージャーによるパワハラが横行していたのです。しかもマネージャーが気に入らないと思った相手に意図的に。 システム開発のプロジェクトでは、プロジェクト炎上の話をよく聞きます。そしてプロジェクト炎上
会社の飲み会には参加する必要があるのかというテーマについて度々議論になりますね。これについての結論は、 会社の飲み会に参加する必要はない で終わりなのですが、なぜこんなにも会社の飲み会に苦しむ人達が世の中にたくさんいるのでしょうか。たかが飲み会なのに。こんなことで悩んだり苦しんだりするなんて本当に時間の無駄ですよね。 というわけで「会社の飲み会は参加する必要があるのか」について、私なりに考察してみました。(参加する必要はないと既に結論出してしまってますがw) 行きたくなければ行かなければ良い 会社の飲み会嫌だよー!と文句言いながら会社の飲み会に参加する人いますよね。そんなに会社の飲み会が嫌なら参加しなければ良いだけだと思うのですが。 私は会社員時代に職場の飲み会に参加したいと思わなかったので、誘われても基本的に全部断っていました。なぜ飲み会に参加したくないと思ったのかと言うと、ズバリ上司が
システム開発の仕事をしていると(SESはシステム開発の仕事ではない)、営業とエンジニアが対立している場面って結構よく見かけますよね。営業とエンジニアが中々お互いの立場を理解し合うことができず、喧嘩みたいになってしまうことが多いようです。 エンジニアの立場からすると自社の営業の人を「敵」と認定するほど、営業の人を嫌っている人も結構多いと思います。私もエンジニア出身ですからその気持ちはよくわかります。お前が勝手なことばかり言って無責任なことするせいでエンジニアの俺らが地獄見てるんだよという気持ちになるんですよね。 でも営業には営業の言い分だってありますね。その点は会社を設立して自分で営業もする立場になって理解できました。営業は営業で会社のために数字を達成しようと必死なんです。中には本当に無責任でダメな営業もいるかもしれませんが・・・。 システム開発の仕事に限らず(SESはシステム開発の仕事では
プログラマーはクソコードが大好きです。プログラマーが仕事を進める上でクソコードは本来全力で回避するべき対象であるにも関わらず、プログラマーはクソコードの話題が大好きです。みんな張り切って自分が経験してきたクソコードの話で盛り上がります。 昨日こんなツイートをしました。 プログラマーとして数年経験していれば誰でもクソコードの1つや2つ見たことあると思いますが、今まで「これはクソ」と思ったコードにはどんなものがありましたか?リプ欄で共有いただければ幸いです。 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) April 26, 2018 そうしたら出るわ出るわ。皆さんのクソコード事例集があっという間に集合知として蓄積されていきました。エンジニアであれば誰しもクソコードの話題では盛り上がらざるを得ないわけですが、今回上記のツイートを私はある意図があって投稿しました。 そ
かつて社員のやる気を引き出せると思っていた無能経営者の話を書きたいと思います。その無能経営者とは私のことです。以前は会社トップとして、従業員のやる気を引き出そうと必死でしたし、引き出せると信じていました。でもそんなことは結局できませんでした。 昨日は社員のやる気に関して、こんなブログ記事を書きました。 社員のやる気を奪う業務改善7つの法則 ここに書いてあることは全て私がかつて実際に行ってきたことばかりです。私が行ってきたことは、社員のやる気を引き出すことではなく、社員のやる気を奪うことでした。 どうやったら社員のやる気を引き出させることができるのか。 経営者として散々悩んで失敗も繰り返し、考え抜いたあげくに私が導き出した結論は、自分には経営者として社員のやる気を引き出すことなどできないということでした。 昨日書いたブログの内容と一見矛盾するようですがそうではなく、私が上司としてできることは
残業が多いと言われるIT業界の中で、アクシアでは2012年から残業ゼロを継続しております。2009年頃から業務効率化の取り組みに着手し、残業ゼロにたどり着くまでには色々な苦労をしてきました。 残業ゼロとなった今でもさらなる業務効率化、生産性向上を目指しておりますが、ここにたどり着くまでにアクシアで経験してきた業務効率化の失敗談を社員のやる気を奪う業務改善7つの法則として取りまとめてみました。今後も業務改善を追求していくので、この情報は更新されていくかもしれません。 SNSで多くの人の声を見ていると、他の多くの会社にも当てはまる法則だと思います。業務改善を進める際にこれをやるとほぼ確実に社員のやる気を奪いますので、「やってはいけない悪手」として参考にしていただければと思います。 1.現場無視の法則 これは業務改善に限らずですが、会社で何かを進める際にはそこで働く社員に対する配慮が必要です。業
何かに対して「これはおかしい」「改善しなければ」と感じた時に、その問題意識を周りに共有することを問題提起と言いますが、問題提起をした時によくある話として、「だったら具体的な解決策を示せ」と言う人がいます。 昨日こんなブログ記事を書きました。 日本のIT業界のためにSESは消滅するべきだと思う これに対して、だったら具体的な解決策を出せよとか、中には具体的な解決策がないならこういう発言をするべきではないとまで言ってくる人もいました。 こういう人達って具体的な解決策も含んだ有益な情報でないとネット上で情報発信してはいけないとでも言うのですかね。ちなみにこういうこと言う人達のツイート見に言ってみると、偉そうなこと言っておきながら自分はくだらない役に立たないゴミみたいなツイートしかしてなかったりして結構笑えます。w 少し話がそれましたが、問題提起した人に「解決策を示せ」ということってかなり弊害が大
私はSESという業態が嫌いです。心の底からSESはこの世から消滅してほしいと思っています。SESがこの世に存在する意義は何一つ無いと思っています。しかし単にSESが嫌いだ、消えろと吠えていても、そこには感情の吐露しかなく説得力がありませんね。(amazonのSESのことではなく、客先常駐のSESのことです) だから普段からなぜSESと呼ばれる業態がなぜ良くないのかについて、ブログやSNSで頑張って情報発信しております。そして本日今一度、日本のIT業界のためにSESは消滅するべきだと思う理由をこのブログに整理して書き留めておきたいと思った次第であります。 その前に、まず最初にはっきりとさせておきたいと思いますが、 常駐開発を行っているIT企業は全部ブラック企業です。 全部です。これは断言しておきます。異論のあるSES企業の経営幹部の方は私までご一報ください。でも質問箱のような匿名方式で異論を
以前アクシアでアルバイトをしていた人から昨日会社に電話があったそうです。少し前にアクシアを辞めて、他の会社で内定ももらっていたので4月から別の会社の新入社員として働いているはずの人からです。 私は直接話していないですしまだ詳しい話は聞いていませんが、電話の用件は「またアクシアで働かせてほしい」という内容だったようです。 新卒で4月に入社のはずなのでまだ半月しか経っていません。その会社に就職が決まって嬉しそうに話していたことを覚えているので、一体何があったのかと驚いてしまいますが、きっと色々あったのでしょう。 アクシアでは学生アルバイトの人が一度他の会社に就職して、やっぱりアクシアが良いと戻ってくることもありますので、まあ戻りたい人は戻れば良いです。 4月に新入社員として働き始めた人達の中には、この会社に入って良かったと希望に満ちあふれている人もいるでしょうし、逆にどうしてこんな会社に入って
システム開発を進めたいけども、システム開発の経験が自社になくて何から手を付けて良いかわからなかったという企業は少なくありません。自社の業務のやり方が非効率だから何とかしなければならない、それをITの力で解決できないものかと考えはするものの、具体的には何をどうやれば良いかわからないというケースです。 何から着手すれば良いかわからないという時に、一度アクシアのような開発会社にお問い合わせいただければ、その時に適切な進め方についてご案内することも可能ですが、何をすれば良いかわからないまま、そのままそこでストップしてしまってプロジェクトが頓挫し、結局業務の効率化を実現できないままということも結構あるのかもしれません。 業務効率化のためにシステム開発のプロジェクトをスタートさせたいけど、何から着手すれば良いかわからないという方のために、アクシアの顧客の事例も交えながら、システム開発の進め方についてま
先日、システム開発のプロジェクトが炎上する理由についてブログにまとめました。プロジェクトが炎上する理由は一つではなく、様々な要因が積み重なって炎上していくものです。 これに対して、炎上してしまったシステム開発プロジェクトに対して、どのような対策が取られているかについてもツイッター上で聞いてみました。 炎上したプロジェクトにはよく火消し役が投入されますが、炎上を鎮火させるためにどんな施策が取られていましたか?良策、愚策含めてリプ欄で書いていただければと思います。 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) April 13, 2018 皆様からいただいた内容について、原文は上記ツイートのリプ欄をご覧いただくとして、炎上プロジェクトに対する施策を取りまとめてみました。当たり前のことですが、基本的にはプロジェクトが炎上してしまう理由に挙がっていることと反対のことを
システム開発のプロジェクトの成功率は3割と言われており、業界内でのプロジェクト炎上の話題は度々耳にします。私自身もプロジェクト炎上の現場には何度か携わってきました。昨日ツイッター上でこんな投稿をしました。 システム開発のプロジェクトが炎上する理由にはどんなものがあると思いますか?リプ欄でご意見いただければ幸いです。 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) April 12, 2018 皆様から実にたくさんのリプライをいただきました。ご協力いただけた皆様ありがとうございました。 多くの皆さまがプロジェクト炎上経験者の強者のようでして、一言ではまとめきれないほどたくさんの炎上理由が集まりましたので、その内容をこのブログにまとめてみることにしました。 情報が多かったので私なりに少し整理しまして、下記の4つにカテゴリー分類してみることにしました。 会社間での力関
残業時間に罰則付きの法律で上限時間に制限を設けましょうという話が以前話題になりました。無制限でやりたい放題であるよりかは上限が設定されていた方がまだ良いとは言え、以前出てきた案はわかりにくいですし、問題も色々あります。 残業時間の上限規制によって休日出勤が増えます 個人的にはもっと高い次元で制限を設けるべきだと考えますが、この残業時間の上限規制から中小企業を除外しようとする動きが出てきたようです。 自民、働き方法案、了承見送り=残業上限「中小企業除外を」 問題があるとはいえ、せっかく残業時間に罰則付きの上限規制を設けるという話になったにも関わらず、ここにきて「中小企業は除外する」という話が出てきているようです。 私は企業規模に関わらず残業上限規制は設けるべきだと思いますので、中小企業を除外することに対しては断固反対です。自民党がこんなことを言い出しているのに、野党が無能すぎて誰も仕事をしな
解雇規制緩和の是非については度々議論になりますが、このテーマについては賛否両論ありますし、賛成論者と反対論者の間ではいつも中々話が噛み合いません。解雇規制または解雇規制の緩和には、それぞれメリット・デメリットがありますので、お互いの主義主張によっては話が平行線になることには理解もできます。 私としては解雇規制緩和はこれからの時代必ず必要だと思いますし、我々のいるIT業界にとっても解雇規制緩和によるメリットは計り知れないというか、業界全体の生産性を高めていくためには解雇規制緩和は必須という考えです。 解雇規制緩和に反対の人からしても、なぜIT業界が多重下請構造に陥ってしまっているのかその理由に考えを巡らしてみれば、解雇規制緩和については決して無視することのできないテーマなのではないでしょうか。 反対意見もたくさんあることは承知していますが、解雇規制緩和は決して経営者が都合よく労働者を首切りで
働き方改革が推進し、多様な働き方が広まってきています。この流れは今後ますます強くなりますし、働き方の選択肢が増えることが喜ばしいことです。 働き方の一つの形にフリーランスとして働くという方法があります。会社に属するのではなく、自分自身が個人事業主として事業を行う働き方です。フリーランスとして働く人の数は増加傾向にあるようです。 しかしIT業界で働くフリーランスと呼ばれる人達の中には、実態がフリーランスとしてふさわしいのか疑問を感じざるを得ないエンジニアがたくさんいます。それは客先常駐で働くフリーランスのエンジニアの人達です。 私自身も1年ほどフリーランスのエンジニアとして客先常駐の働き方をしていた時期がありました。しかし後になって思うことは、その客先常駐エンジニアの実態はとてもフリーランスと呼べるようなものではなく、その実態は客先で指揮命令される労働者と考えるのが妥当なものでした。 今では
日本の労働人口が少なくなっていく中で、これからますます人材不足の問題は深刻になっていきます。我々のIT業界でもエンジニア不足の声はいたるところから聞かれ、その深刻度は増していくばかりです。 そんな中でも、エンジニア(プログラマー)になりたいと思ってくれる他業界の方が結構たくさんいらっしゃることは、この業界の人間としては大変ありがたい限りです。私のところにも未経験からプログラマーになるためにはどうすれば良いかというご相談が頻繁に寄せられるようになりました。 しかしプログラミング未経験の方からすると、本当に自分がプログラマーになれるのか、どうやってプログラマーになれば良いのかといったことが、具体的にイメージすることが難しいことも多いようです。 そこで今回、これをやり抜けば必ずプログラマーになれる!と私が思うことをまとめてみました。もし今自分がプログラミング未経験だったとして、プログラマーになろ
平成27年特定労働者派遣が廃止され、現在は3年間の経過措置期間中で、今年の9月29日をもって特定派遣は完全に廃止となります。 一般派遣は許可制となっており、許可されるためには資産等の要件をいくつか満たす必要があります。一方で特定派遣は届出制となっており、届け出させすれば事業を始められるので緩い感じになっていました。 中小ITベンダーの多くは一般派遣の許可を得るための要件を満たすことができないので特定派遣の届け出をしているところの方が多いです。その特定派遣がもうすぐ廃止になるということで、これらの中小ITベンダーを直撃するのではないかと言われています。 しかし私はこの特定派遣廃止によって、中小ITベンダーに与える影響は実際にはほとんどないと予想しています。ごく一部では影響出ると思いますが、ほとんどの中小ITベンダーはこれまで通り何も変わらず事業を続けると思われます。 多くのITベンダーの事業
裁量労働制に関する議論が活発に行われていますね。しかしながら裁量労働制の議論が定額働かせ放題になってしまうかどうかの議論や、資料の揚げ足を取るようなことばかりで、本質的な議論はあまり行われていないことは残念なことです。 裁量労働制に関しては、裁量を与えることでより高い成果を出したり生産性を高めていける優秀な人達にどういう仕組を与えれば労使ともに幸せになりより良い結果を導き出せるのかについて、個人的には議論していただきたいと思う次第です。 この議論をする時には裁量労働制は悪だと決めつけた固執した考えの人と議論しても平行線になります。単に働いた時間だけ気にするのではなく、いかに短い時間で大きな成果を出そうかと考えている優秀な人達の意見を聞いて、この人達のための制度設計を考えないとダメだと思いますね。 何かと叩かれることの多い裁量労働制ですが、この制度を悪用するブラック企業が多いことは事実ですの
システム開発を我々のような開発会社にご発注いただいている会社の中でも、将来的にシステム開発の仕事を内製化したいと考えているところは結構あると思います。私も知人の会社から相談されることもありますし、顧客からそういう相談を受けたこともあります。 システム開発の仕事を外注した方が良いのか、内製化した方が良いのかについては一概には言えません。状況によって外注した方が良い場合もありますし、もちろん内製化した方が良い場合もあります。 その会社のおかれている状況によって適切に判断していかないと、大事なシステムの開発やメンテナンスが滞ることにもなりかねません。開発体制の内製化を考えている場合に、考慮しておくべきポイントをまとめてみました。 内製化できるならシステム開発は内製化した方が良い 我々のように開発の仕事をしている会社にとって、いきなり自分達の首を絞めるような発言となりますが、システム開発は内製化で
顧客の要求に安易に無償対応しないことの大切さは、このことを既に強く認識している人も多くいると思いますが、まだまだ安易に無償対応に応じてしまう人は多いと思います。 顧客からの要求に安易に無償対応してはいけないということは、仕事をしてその対価をもらうというビジネスの基本中の基本でもあるから、新卒には特に徹底的に叩き込まないといけないのではないだろうか。そうしないと安易な無償対応で顧客満足度が向上したとか満足してしまう愚か者が量産されて(文字数 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) February 20, 2018 今の世の中って色んな場面で無償対応を求められることが結構当たり前になってしまっていますよね。これは良くないことです。多くの不幸な人を生み出してしまいます。そもそもタダでサービスを要求するような相手は顧客とは呼べないと思うんですよね。 タダでサー
エンジニアからは極めて評判の悪い、エンジニアを客先常駐で働かせるSESと呼ばれる形態について、このブログにおいて私自身も何度となくSESを批判してきております。 人売りIT派遣企業は現代の奴隷制度そのもの これだけエンジニアに評判の悪いSESですが、そんなに嫌ならなぜSESを辞めて他の会社に転職しないのかという疑問が自然と出てきます。そこには何か理由があるはずで、転職することが容易であればSES企業から他の社内開発を行っている会社へのエンジニアの転職がもっと当たり前にあっても良いはずです。 その点について私自身もずっと疑問に感じてきており、自分の中でいくつかの仮説は持っておりましたが、今回改めて現役でSES企業に勤務されている方、または過去にSES企業に勤務されていた方に向けて、ツイッターで質問を投げかけてみました。 現在SESに在籍または過去在籍してた方にお聞きしたいです。 SESやって
先日質問箱にこんな質問をいただきました。 https://peing.net/q/0450607e-a87d-4223-9725-827ef3e4e317 確かに言いたいことはよくわかります。SES企業と言っても色々な企業があって、中にはちゃんと頑張っていて従業員想いのSES企業もあるのではないかと。 しかしSESにも良い企業があるのではないかという主張に対しては、私としては全力でNO!と言いたいと思います。SESはどこまでいってもただのSES。これが私の見解ですので、これについて詳しく書いてみたいと思います。 SES企業にも良い会社はあるの? 何をもって良い会社というのかは人によってとらえ方がそれぞれですが、SES企業の中にも色々な制度を整えたりして頑張ろうとしている企業があるのかないのかと言ったら、それはあると思います。 でもだからと言って「SES企業にも良い会社あるじゃん」とはならな
こちらのいらすとやさんのイラストが秀逸すぎていつかブログで使わせていただきたいと思っていたのですが、本日使用させていただきます。いらすとやさんのイラストにはいつも大変お世話になっております。 最近ツイッターでクソリプをいただくことがますます増えてきておりまして、正直うんざりしております。クソリプって言わばもらい事故みたいなもので、道を歩いていたら知らない人から突然なたで切りつけられたみたいな感覚になる時があります。 ちなみに以前永江さんがクソリプしてくる人のことをクソリッパーと名付けられてまして、表現が秀逸すぎて私もこの言葉を積極的に活用させていただいております。 人はなぜ、クソリプするのか w 最近ではPeingという質問箱のサービスも利用してまして、匿名サービスということもあってツイッターに負けず劣らず変な人からの質問も寄せられてきております。全部は回答できませんしいつもは必然的にこう
今でこそIT業界でSESと呼ばれる客先常駐の働き方の理不尽さをブログ等で主張しておりますが、恥ずかしながら私がSESの異常性をはっきり認識できるようになったのは、株式会社アクシアを設立して少し経ってからのことです。 就職活動の時期も含めてこの業界の会社や人とはたくさん接してきたわけですが、自らがSESにどっぷりと浸かってしまい、他の人から「これ、もしかして偽装請負ではないですか?」と指摘を受けるまでは、客先常駐という仕事のスタイルに特に大きな疑問を抱くこともありませんでした。それが当たり前だと思ってしまっていました。 私自身もそうでしたが、SESというものに対して特に疑問を感じることのないままこの世界にどっぷり浸かってしまう人も多いと思います。そして後になって「こんなはずではなかった」と辛い思いをしている人もたくさんいると思います。 振り返ってみるとこの業界で働こうと決めて就職活動をしてい
私は普段から客先常駐で開発の仕事を行うSESに対して批判的な立場をとっております。 人売りIT派遣企業は現代の奴隷制度そのもの その昔私もSESという仕事の世界にどっぷりと浸かり、この業界の仕事の形態がSESばかりだったこともあり、それが当たり前だとすら思っていた時期もありました。それくらいIT業界にはSESが当たり前のように横行していますよね。 別に客先に常駐すること自体が悪だとは思いませんが、「客先常駐+多重下請け」のコンボになるとほぼ間違いなく偽装請負の問題が発生しますし、偽装請負が当たり前に発生してしまう状況に陥ってしまうと、どうしても現場のエンジニアは過酷な環境に追い込まれやすくなってしまいますし、プロジェクト全体の生産性も上がらなくなってしまいます。 SESはその違法性の問題はもちろんですが、それ以外にもシステム開発の業界の生産性を高めてエンジニアの労働環境を改善していくことを
プログラミング未経験ですが残業の少なくて待遇の良いホワイト企業に就職する方法はありますか?といったご質問をいただくことが最近非常に多くなりました。ご質問はTwitterでいただいたり、最近だと匿名で質問できる「Peing」のようなサービスもあり、こちらの方でもご質問いただく機会が増えてきております。 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長の質問箱です 私の場合は「未経験」といった場合に、特に業務での実務経験は気にしません。業務経験としては未経験でもプライベートでレベルの高いソースコードを趣味で書いている人も世の中にはたくさんいますから。ただ「未経験」に対して業務での実務経験を意図している企業もあると思いますので、この辺は企業によって扱いは違うと思います。 ではプログラミング全くの未経験で残業が少なくて待遇の良いホワイト企業に入れるかどうかについてですが、これは少し考えてみればそんなことは無
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