達人出版会から出ているつくって学ぶプログラミング言語 RubyによるScheme処理系の実装のタイトルがかなり気になったので、読んでみました。 プログラミング言語をつくる、という何者にも代えがたい体験 この本はLISP方言であるSchemeという言語をRubyで実装してみよう!という本です。Scheme自体はこんな感じのコードになります。 (define (makecounter) (let ((count 0)) (lambda () (let ((dummy (set! count (+ count 1)))) count)))) こういったコードをRubyで実行できるように、実装を進めていく本です。 はじめは [[:lambda, [:x, :y], [:+, :x, :y]], 3, 2] という感じの、Rubyで簡単に処理できるデータ構造でコードを表現しながら実装を進めていくので