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衆院選
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フィルムカメラは楽しいですね。機械としての魅力だけでなく、一枚一枚撮るときのわくわく感は、デジタルカメラやスマートフォンとは、まったく違う喜びがあります。そして、フィルム写真の表現もまた、デジタルとは異なり、味わいのあるものです。 デジタルから写真の世界に入って、フィルムカメラを始める方も多いと聞いています。当サイトカメラファンにも多くのフィルムカメラが掲載されています。 編集部チワワがCP+中古カメラフェア2019で我が家に迎えた、ミノルタ ミノルチナ-S シルバー。う〜ん、美しい。そして、撮っていてすこぶる楽しいカメラです。 さて、みなさんはフィルムカメラで写真を撮ったあとに、どうされますか? ・自分でフィルム現像から、プリントまで暗室でやってしまう ・プリントで残したいので、DPEショップにお願いして、現像と同時プリントして焼き増しする ・写真展を開催するために、プロラボにお願いして
ショップのショーケースにならぶ中古カメラたち。中古カメラは1点モノで、同じ物は2つと無い。。。いまこの時を逃したら、目の前のカメラとは2度と出合えないかもしれない。全国のカメラ店と店頭で出合った魅力的なカメラたちを紹介する。 中古カメラの商品のコンディション(程度・状態) を表す専門用語なるものがいくつか存在する。当CAMERA Fanの商品ページでもしばしば登場する。もともとは中古カメラの業者間で通じていた用語やカメラ店の値札などに書かれていたものが、専門用語として定着したようである。そのためだろうか、簡略化された言葉が多く、一見何のことか分かりにくいものも少なくない。もちろんそのような用語を知らなくても、中古カメラ店ではスタッフが懇切丁寧に教えてくれるが、知っていたほうがよりスムーズに商品の状態を理解でき、何より友人たちから“通”に思われるはずである。 ここでは中古カメラのコンディショ
キヤノン EF16-35mm F2.8L III USM & EF35mm F1.4L II USM 「衣装」でも「背景」でもなく「画角」を変えるという発想「広角レンズを普段から使いこなせば、ポートレートの腕は確実に上がる」と青山裕企は語る。画質や性能の面で絶対の信頼感があれば、それは長くあなたのポートレート撮影の武器にもなる。青山裕企が納得したキヤノンの2本の広角レンズ、EF16-35mm F2.8L III USMと、EF35mm F1.4L II USM。ポートレートの表現領域を広げてくれる2本を紹介しよう。 キヤノンEOS 5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L III USM 焦点距離:35mm 絞り優先AE(f3.5 1/160秒) +0.67EV 補正 ISO400 スポット測光 WB:オート
どこかの出版社の名前みたいなこの開発コードネームのカメラは、名機オリンパスOM-1の前身と呼んでもよい幻のカメラであり、最終的には市販されるに至らなかったものだ。詳細は後述するけれど、MDNはベースとなるカメラ本体に、フィルムバックやグリップを装着することで機能する、各種ユニットの合体方式を採用した当時としては驚くほど先進的な35mm一眼レフシステムカメラである。全体のシステム構想は1969年の初頭に考えられたものというから、オリンパスOM-1(M-1)発売の3年前ということになる。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO & M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 12月22日に発売されるOM-D E-M1 MarkII。すでに発表時から注目を集めているが、今回の本題に入る前に、機能のおさらいを簡単にしておこう。 前機種のOM-D E-M1の登場は2013年10月。今回は3年ぶりのフルモデルチェンジとなる。最も力を入れたのは動作スピードと高速のレスポンスである。センサーは有効画素数2037万画素Live MOS。PEN-Fと画素数は同じだが、像面位相差AFを内蔵しているので種類は異なるセンサーだ。画像エンジンは「TruePic VIII」。 レリーズタイムラグは「OM-D E-M1」比で約3割短縮、再生時のコマ送りは3倍速。連写速度は、AF/AE追従でのフル画素RAWで18コマ/秒(メカシャ
ソニー α7 + KINO PRECISION KIRON 28mm F2 F2 . 1/200 . ISO100 オールドレンズで楽しむユーザーが増えてから、古いレンズが再評価されている。ご承知の通り、その評価の対象は、それは現代レンズのような高性能、高画質を対象としたものではなく、個々のレンズの写りの個性だ。 数多くのレンズが、再評価を受ける中でまだ埋もれているレンズも存在する。今回紹介するキノ・プレシジョン キロンもその一つだ。聞きなれない名称だが、日本のキノ精密工業製の製品である。キノ精密工業はアメリカの交換レンズブランド「Vivitrar」にレンズを供給していたサプライヤーとしてアメリカでは有名だ。Vivitarにはマミヤ光機、富岡光学、タムロン、コシナ、コミネなど名だたるメーカーがレンズを供給していたが、その中でもキノ精機は特別な存在だったようである。現在も続くVivitarの
Canon EOS 5D Mark III + Zeiss Otus 1.4/55 ZE(以下、共通) F8 1/125 ISO100 本音を言うと、フィルムカメラで自分の好きなものだけを撮って生きていきたいと思っていました。 しかし、そんなことが許されるのは、優れた才能を持った一部の作家さんだけです。フィルムカメラに触れ3年ほど経ったころ「写真の仕事がしたい」と考えるようになったのですが、このご時世、わたしのような凡人は、デジタルカメラが使えなければ仕事はできません。したがって、デジタルカメラへの移行を余儀なくされたわけなのですが……。 デジタルカメラで記録された写真……まあ心が震えないこと。わたしは目で見た現実をそっくりそのまま写したいわけではありません。そのときの自分の心境や、頭の中にあるイメージを、写真というものを介して表現したいのです。 フィルムカメラ、特に愛機であるRollei
X-Pro2に装着するととても似合うレンズである。小さいレンズなのに存在感があるのがとてもいい。携行、収納性にも優れる。 発売間近の話題の富士フイルムX-Pro2だが、それに先んじて、昨年すでに標準レンズの王道ともいえる仕様のXF35mmF2 R WRが発売されている。 本レンズで興味深いのは、同梱のフードの他に別売で用意されたスリット入りのフードLH-XF35-2があることだった。当初、富士フイルムからはX-Pro1のために視野がケラれないように用意しましたというアナウンスがあったわけだけれど、じつはX-Pro2の標準レンズとして最初から用意されたものとみていいだろう。他のXFレンズのフードは金属製のものも一部あって、かなりこだわっているようにみえるが、どうも作りもデザインも装着感もいまひとつなものが多いのは残念なところ。 ところが、このLH-XF35-2フードを本レンズに付けると、結構
EVFの装着が可能となったキヤノン「EOS M3」。EVFがあればピントの状況が把握しやすいうえに、しっかりとカメラをホールドできる。さらに明るい場所でも視認性が低下することはない。もちろんこれは、マウントアダプターを介してオールドレンズ(=マニュアルフォーカスレンズ)を装着したときも同様で、EVFはレンズグルメにとってマストといえるデバイスだ。EOS M3はそのような理由から、これまでのEOS Mシリーズと異なり、積極的にオールドレンズで楽しんでみたくなるカメラである。 オールドレンズを装着した場合のEOS M3側の設定は、前回の記事「機能編」をご覧頂きたい。撮影モードの設定は、絞り優先AEもしくはプログラムAEを使用しよう。交換レンズとカメラが電気的に繋がっていなくても、レンズの明るさに合わせてカメラ側が自動的にシャッター速度を設定する。ISO感度についてはオートが使いやすい。その場合
ここにくるまで、どのくらいの時を刻み、幾多の国を渡ったのか…手に取れば物語を想像させるオールドレンズ。時代によって培われてきた描写は、光学的に計算されたそれとは異なる"奇跡"を見せる。 さぁ、今宵もレンズが織り成す世界に興じてみようではないか。
収差レンズの可能性〜Meyer Optik Primoplan 58mm F1.9/PENTACON Prakticar 50mm F2.4/旭光学 Takumar 58mm f2.4 OLYMPUS PEN E-P3 Meyer Optik Primoplan 58mm F1.9 ISO200 1/500 f1.9 モデル 青木志穏 (あおきしおん) シャープなピント部になだらかなボケ。鮮やかな発色に四隅まで高いコントラスト。 そんな理想に近いレンズが誰にでも手に入ってしまう今、なぜかそんな現代レンズに魅力を感じられない自分がいた。 理由はいくつかある。誰もが持っている物に魅力を感じないというのも理由のひとつであろう。メーカーに決められた組み合わせに従いたくないというひねくれ根性もある。でもその最大の理由は個性が感じられないからだ。 確かにプロの道具に個性は要らないという考え方もある。わ
湿板写真をご存じだろうか。日本史の教科書で、坂本龍馬が台に寄りかかった写真を見たことがあるだろう。あれが湿板写真だ。ガラス板に薬品を塗り、それが乾くまでに撮影を終えなければならない。ずいぶんと手間のかかる古典撮影技法だが、デジタルはむろん、銀塩フィルムよりも遙かにレトロな写りが今あえて新鮮だ。JR日暮里駅から歩くこと数分、谷中の路地裏にひっそりと、湿板写真を撮ってくれるスタジオがオープンした。 カメラマンの和田高広氏が手がける「湿板寫眞館」は、古典技法と現代の技術を組み合わせ、商業レベルの湿板写真館としてオープンした。近年、湿板写真で作品づくりをしている写真家がジワジワと増えている。しかし、商業写真館として湿板でポートレートを撮ってくれるスタジオは、和田高広氏の湿板寫眞館がほぼ唯一だという。今回は筆者が被写体となり、湿板写真を体験してみた。 体験レポートの前に、湿板写真の歴史的な位置づけを
Rolleiflex 2.8C Xenotar+rolleinar 2 (F2.8、1/8、ISO400、KodakポートラNC 400) 「この写真に人間が入ったらどうなるのかな」 写真を始めて間もない頃、ふとそんなことを思いました。 カメラを買ったばかりの私は、身の回りのモノや風景だけを撮影していて、人間を撮ったことがありませんでした。そして、当時は、モデルさんはおろか、カメラ友達もほとんどおらず、被写体になってくださるような方は周りに一切いませんでした。 となると、必然的に、写真に写ってくれるのは「自分」ということになります。 そこで、私は「この写真に人間が入ったらどうなるのかな?」という自らの疑問に答えるため、写真の中に自分を入れてみる、という作業を開始したのです。 Rolleiflex 2.8C Xenotar (F4.0、1/30、ISO400、KodakポートラNC 400)
私とローライフレックスとの出会いは、2009年でした。 当時、写真に詳しくなりたいと思っていたわたしは、勉強のため赤坂三共カメラというカメラショップで働いていました。主な業務は、富士フイルムのデジタルミニラボシステムのフロンティアで、せっせとお客様の写真をプリントすることでした。 そこでは、デジタルデータとフィルム、両方の写真をプリントしていましたが、ある日「なにこれ綺麗……」と、思わず作業の手を止めてしまうほどの美しい写真を目にする機会がありました。木の机の上にポンとお花が置いてあるところを撮っただけの写真でしたが、何とも言えない蒼い色が印象的で、撮影した場所の空気までも閉じ込めているように見えました。そのあまりに静謐な雰囲気に、一気に引き込まれたのを覚えています。 それは、普段見かける35mmフィルムより、だいぶ大きいサイズのネガフィルムで撮影されたものでした。これこそブローニーフィル
「どのレンズを選ぶべきか・・・?」 それは写真を制作する者にとって永遠の課題であり、撮影に出かける前に毎回悩むところ。悩みぬいた末に「うーん、やっぱり標準ズームレンズで」なんて優柔不断になっていませんか?そんな貴方に、赤城耕一がカメラのボディごとにベストチョイスとなるレンズをご紹介します。 ソニーα7シリーズはあらためて言うまでもないだろうが、35ミリフルサイズセンサーを搭載したミラーレス機であり、非常に高いクオリティの画像を得ることができることで知られている。一方で、クラシックレンズ愛好家からも高い人気を集めているのは周知のとおりだ。サードパーティ製の各種のアダプターを使用し、クラシックレンズを装着することができ、しかも35ミリフルサイズであるからレンズ本来の性能を画面四隅まで余すことなく引き出すことができるということが高い人気の理由だ。 コシナも早い時期からライカM互換マウントレンズを
露出計の使い方 セコニックスタジオデラックスIII L-398A / フラッシュメイト L-308S /ツインメイト L-208 露出計を内蔵したカメラが主流の今、単体露出計に触れる機会はめっきり少なくなった。だが撮影意図に合った的確な露出を得るのに、単体露出計ほど頼りになるものはない。さらに単体露出計を使えば露出に対する理解がいっそう深まり、カメラ内蔵の露出計を使うときでも、迅速かつ確実に思い通りの露出が得られるようになる。このほか露出計を内蔵していないクラシックカメラ、径年変化で露出計が作動しなくなったカメラを使う際も露出計は大活躍するだろう。 測光方式による違い単体露出計には反射光式(はんしゃこうしき)と入射光式(にゅうしゃこうしき)の2種類の測光方式がある。最初はこれらの違いについて説明しよう。 【反射光式】 反射光式とは、光源から出た光が被写体に当たり、そこから反射した光の強さを
巷に溢れる新製品情報。そんな情報の波に埋もれてしまっている魅力的なカメラたちがある。メーカー開発者たちが、心血を注いで創りだした名機の魅力を蓄積していく。 機材協力:松坂屋カメラ(東京・品川) /ジェイダブリュー(東京・日本橋) ライカの35ミリカメラは、バルナック型とM型に大きく分けることができる。1925年に登場したライカI型(日本では通称A型)から1957年発売のIIIg型までがバルナック型。1954年に登場したM3から現在に至る商品名に「M」が付いた製品がM型である。 ライカM3(左)とライカIIIf バルナック型とM型にはさまざまな相違点がある。なかでも最も大きな違いはレンズマウントだろう。バルナック型のマウントがねじ込み式のライカスクリューマウント(L39と呼ぶことがあるが、これは俗称)であるのに対しM型はライカMマウント。3本爪のバヨネット式なので、スクリューマウントのように
α7S + Hologon T* 16mmF8 Rayqual LM-SαE ULYSSES α7/α7R/α7S Body Suit 以前、「萌えよホロゴン!(α7人柱編)」という記事をカメラファンで公開した。コンタックスGマウントのホロゴンT* 16mmF8を、ライカMマウント改造してα7で使おうという人柱レポートだ。結果は惨敗。α7に装着はできたものの、レンズガードを1.2ミリ削ってもなお、シャッター幕と干渉してしまった。これ以上レンズガードを削ると後玉が露出し、さらにリスクが高まる。退くのも勇気、と自らを慰め、人柱平原に屍を一体献上してきた。 その後、改造Gホロゴンはどうなったのか。みなさんのご想像通り、防湿庫の門番になっている。主(ヌシ)ではない。門番だ。防湿庫に仲間入りしてから日が浅く、ライカMタイプ240なら撮影自体は可能なので、今後出番があるかもしれないという期待を込め、防
山崎光学写真レンズ研究所代表 山崎和夫氏 山崎氏の手にかかれば、クモリやカビ、キズのあるレンズも新品のように甦る。 クモリやカビ、キズ、バルサム切れといったものは、レンズにとって天敵のようなもの。軽微なものであれば写りに影響することは少なく、一般的な修理や清掃で対応できることもないわけではないが、ひどくなると致命的なダメージを与える。今回、そのような通常の修理では手に負えなくなったレンズを見事に復活させる魔法のようなファクトリーがあると聞き伺ってみた。 「山崎光学写真レンズ研究所」は中央線大久保駅から徒歩10分ほどの住宅街のなかにある。出迎えてくれたのは、オーナーの山崎和夫さん、御年77歳だ。矍鑠とされたいかにも職人らしい風貌である。まずは業務についてお話しを伺った。 「レンズの研磨とコーティングが私どもの業務です。もちろんそれに付随する組み立てや検査も含まれます」
アジアを代表する大都市「香港」 貿易、金融、観光に加え、近代的な超高層ビル群が建ち並ぶ人口約700万人の大都会。しかし、いったん路地に入ると、昔のままの人々の生活や古いビルなどが残っている。 鯉魚門の漁港から香港島を撮影した。日没前の繊細な光と霧の微妙なトーンをエルマリート28mm1stのお陰で写すことができた。 Leica M9-P + Leica Elmarit 28mmF2.8 1st f4 1/350秒 ISO160 AWB RAW 画像補正あり アジアを代表する世界都市「香港」、札幌市ほどの小さな面積に人口700万人が住む大都市だ。狭い土地に多くの人が住むために、超高層ビルが建ち並んでいるがビルとビルの間や少し駅から離れれば香港の人々の生活にふれることができるのも香港の魅力だろう。 香港は1997年までイギリスの植民地下にあったため中国とイギリスの文化が残っている。1997年以降
「どのレンズを選ぶべきか・・・?」 それは写真を制作する者にとって永遠の課題であり、撮影に出かける前に毎回悩むところ。悩みぬいた末に「うーん、やっぱり標準ズームレンズで」なんて優柔不断になっていませんか?そんな貴方に、赤城耕一がカメラのボディごとにベストチョイスとなるレンズをご紹介します。 最高レベルのEVF + 高速化されたAFを持つFUJIFILM X-T1そして3ヶ月呑みに行くのをガマンしても手に入れるべきフジノンレンズ富士フイルムX-T1は同社のXシリーズのレンズ交換式プレミアムカメラ最新モデル。発表時から話題になっているが、機能的には特別に派手な“飛び道具”は搭載されていないのに人気になっていることに注目したい。 人気を集めているのは、一眼レフに似たフォルムと、ダイヤル方式の操作系、高性能のEVFファインダーを搭載しているからだろうか。とくに私がX-T1を高く評価するのは、X-P
●使用フィルム:35mm ●シャッター制御:機械式 ●シャッター速度:1〜1/1000秒 ● レンズマウント:ライカLマウント ● 露出制御:マニュアル ● 電池:- ● サイズ:W136×H66×D39mm、550g バルナックライカの代表作バルナックライカの完成型、その最高峰的な存在がIIIfである。いやいや後のIIIgがあるではないかという意見もあるかもしれないが、IIIgはライカM3の後に発売されたバルナックライカのリバイバル機みたいなものだから、私の中ではさほど高い評価対象にはならないのである。たしかにIIIgは良いカメラだと思うが、ファインダーまわりなどはM3に媚びたようなところがあるのがどうも面白くない。 IIIfはIIIcからシンクロ機能を強化したカメラとして登場してきたが、ライツのもっともよい時代に製造されたカメラということもあり、外装の材質やメッキの仕上げ、動作感触、シ
CAMERA fanを運営する玄光社スタッフブログです。 カメラと写真を楽しむネタをご紹介していきます。 今月は、名古屋と大阪のカメラショップを周って参りました。 中古カメラまみれの旅は、仕事とはいえ楽しくて楽しくて。 さて、第1回目は、名古屋市近辺のカメラショップをご紹介します。 名古屋の中古カメラショップの特徴は、東京のように一つの駅周辺にショップが集中していないこと。ショップからショップへの移動には、少々時間がかかります。しかし、その移動時間も街をスナップしながらだったら楽しいかもしれませんね。 今回は、限られた時間でしたのでご紹介できるのは一部のショップのみです。 めぐった順番はこのようなルートです。 愛好堂カメラ→松屋カメラ→大塚商会→コメ兵→ヒダカヤ→ハットリカメラ さっそくご紹介しましょう。 愛好堂カメラ(カメラファン加盟ショップ) 住所:愛知県名古屋市中村区佐古前町1−16
α7にGホロゴンは付くのか!? 昨年10月にソニーα7/7Rが発表され、ちょっとした悪巧みを思いついた。フルサイズミラーレス機なら、Gホロゴンが装着できるのではないか。しかも無改造のままで。ここで言うGホロゴンとは、コンタックスGマウントのホロゴン T* 16ミリF8のことだ。ホロゴン15ミリF8とはレンズ構成が異なるが、ドーム状の前玉が往年のウルトラワイドホロゴンを彷彿とさせる。コンタックスGレンズ唯一のドイツ製という蘊蓄も、マニア心をくすぐる要因だ。オールドレンズファンであれば、憧れレンズトップ10圏内にランクインする名レンズである。 Gホロゴンは人気の高いオールドレンズだが、デジタルカメラとの相性はお世辞にも良いとは言えない。Gホロゴンに限ったことではないが、対称型の広角レンズはバックフォーカスが短いため、デジタルカメラでは内部干渉のリスクが高いのだ。ではなぜα7/7RでGホロゴン装
ソニー α7 + G Biogon T* 28mmF2.8 α7でコンタックスGレンズが完全復活!?オールドレンズファン待望のソニーα7/7Rがついに発売になった。Eマウントをキープしたままイメージセンサーをフルサイズ化。端的にいえば、マウントアダプターさえあればどんなオールドレンズでも付き、しかもレンズ本来の画角で撮影できる。まさに理想のオールドレンズベースボディの登場である。 そのα7/7Rで筆者が真っ先に楽しみたかったのが、コンタックスGマウントのレンズ群だ。すでに事実上のフルサイズミラーレスとしてライブビュー搭載のライカMタイプ240が存在するが、無改造のコンタックスGレンズはデジタルM型ライカに装着できない。α7/7RはコンタックスGレンズを素のままでフルサイズ撮影できる、はじめてのデジタルカメラなのだ。 今回はKiponおよびMetabones製のEマウント用コンタックスGマウ
巷に溢れる新製品情報。そんな情報の波に埋もれてしまっている魅力的なカメラたちがある。メーカー開発者たちが、心血を注いで創りだした名機の魅力を蓄積していく。 ヴィクター・ハッセルブラッドが生み出した名機ハッセルブラッド500C/M ハッセルブラッド 500C/M(1970年発売) ハッセルブラッドの6×6判カメラは「Vシステム」とよばれる。現在はデジタル化とともにHシステムに移行、Vシステムは残念ながら製造中止となったが、それでもハッセルの中ではもっともプリミティブな歴史を築いたカメラシステムであると言ってよいだろう。 今から30年ほど前、私が最初に購入したハッセルブラッドは500C/Mだった。交換レンズがコンパーシャッター内蔵のCレンズからプロンターシャッターを採用したCFレンズへ移行した時期であった。しかし、実際の仕事では、主に6×7判フォーマットカメラが幅をきかしていた時代である。ハッ
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