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TOP > コラム > 見れば分かる「肉離れしそうな選手」の特徴とは?/サッカー日本代表やプロ野球選手も取り入れる正しい走り方 08.07.2017 COACH UNITED ACADEMYでは、3回に分けてサッカーに活きる「走り方メソッド」を紹介する。講師は、武藤嘉紀、槙野智章、宇賀神友弥、小林悠、谷口彰悟といった日本代表経験のあるサッカー選手から、プロ野球の阪神タイガース、オリックス・バッファローズなどで「走り方」の指導をおこなっているプロスプリントコーチの秋本真吾氏。第2回では、怪我につながりやすい走り方と、改善するための方法を教えてもらおう。(文・北健一郎) この記事の映像は、COACH UNITED ACADEMYで公開中! 詳しくはこちら>> << 前回の記事を読む 次回の記事を読む>> ■どうして「肉離れ」は起きるのか? スルーパスを追いかけていたFWが、突然走るのを止めて
TOP > コラム > Jクラブのアカデミーを世界基準で査定すると? 育成評価システム「フットパス」が指摘した"日本的"組織の問題 04.12.2017 2015年からスタートした日本サッカーの育成面についての改善を進めるためにJFA/Jリーグ協働プログラム(JJP)が開始された。その一環として設けられたのが、『フットパス』だ。「格付け機関がJリーグの育成を査定」といった文言で何度かニュースになっているので言葉だけでも聞いたことがある方は多いかもしれない。 1つのクラブの「育成」を多角的に評価、数値化していく仕組みで、ドイツ・ブンデスリーガにて広く採用されたことから有名になった育成評価システムである。 今シーズンにおけるJリーグの育成の主要事業の1つとされており、今月10日、Jリーグはメディア向けに説明会を開き、40のJクラブで実施した進捗の報告を行った。まずこの記事の前編では、そもそもフ
TOP > コラム > Jクラブの課題は「個の育成」だけにあらず。フットパスが問題視した「属人的な指導」と「指導者の育成計画」とは? 04.13.2017 2015年からスタートした日本サッカーの育成面についての改善を進めるためにJFA/Jリーグ協働プログラム(JJP)が開始された。その一環として設けられたのが、『フットパス』だ。1つのクラブの「育成」を多角的に評価、数値化していく仕組みで、ドイツ・ブンデスリーガにて広く採用されたことから有名になった育成評価システムである。 前編では、このシステムの概要について解説したが、後編ではフットパスを通して具体的にどのような課題が指摘されたのか詳しく解説したい。(文・川端 暁彦) <<Jクラブのアカデミーを世界基準で査定すると? 育成評価システム「フットパス」が指摘した"日本的"組織の問題 ■フットパスが強く戒める「属人的な指導」 前編の記事でも触
TOP > コラム > ジュニア年代で指導すべき「ボールを奪うための4つの手順」 / 引かずに「奪いに行く」実戦式ディフェンストレーニング 11.28.2016 COACH UNITED ACADEMYでは、1.FCケルンの育成部長時代に多くのブンデスリーガを育て上げ、ケルンスポーツ大学やドイツサッカー協会のインストラクターとして、トレーニングメソッドの開発、書籍やWebサイトでの発信などを行っている、クラウス・パブスト氏を特集。クラウス氏が日本の育成年代の指導者を対象に実施した、講習会の様子をお届けしたい。 (取材・文 鈴木智之) クラウス・パブスト氏のセミナー動画を、 COACH UNITED ACADEMYで公開中! 次回の記事を読む>> ■「失点しないため」ではなく「得点を入れるため」のディフェンス 講習会のテーマは「守備」。クラウス氏は「選手に"今日はディフェンスの練習をしよう"
TOP > コラム > "稀代の戦術マニア" マルセロ・ビエルサが説く「サッカーの観方」と「トレーニングオーガナイズ」 10.20.2016 10月3日と4日の2日間、オランダ・アムステルダムのアレーナにて第7回目になるASPIRE ACADEMYのインターナショナルサッカーサミットが行われた。 ASPIRE ACADEMYとは、2004年にカタールの投資によって作られた世界最高のサッカーエリート養成機関だ。最先端の施設、指導方法、スポーツ医学などが投入され、世界中からセレクションされた子どもたちを育成している。 サミットには、FCバルセロナやユベントス、マンチェスターユナイテッドなどのビッグクラブ、またチリ、メキシコ、オランダサッカー協会はじめ、世界各国からクラブや協会の指導者、関係者が多く参加。アジアからは、韓国サッカー協会と柏レイソルのアカデミースタッフも参加していた。 今回の記事で
TOP > インディーズ > 曲げるのか、貫くのか/「ベッカムに恋して Bend It Like Beckham」映画評 02.07.2014 「ベッカムに恋して」。日本では2003年に公開された映画であり、すでにご覧の方も多いだろう。僕はといえば、2002年W杯前後のベッカムフィーバーに若干辟易していた部分があり、そういう流れの中でリリースされた本作についても「フィーバーに便乗した商業映画でしょ」と食わず嫌いで見逃していた。 その判断が誤りであったことを知ったのは、割と最近だ。 タイトルからして、制作サイドにベッカム人気を当て込む気持ちがなかったわけはないと思う。だが、少なくともブームに安直に乗った内容では全くない。12年前の映画について過剰にネタバレを気にするのもどうかと思うので、この記事ではある程度内容に踏み込んで論じたい(ゆえに、絶対にネタバレしたくないと思う向きは、申し訳ないが前
TOP > コラム > 子ども達にサッカーの戦術を指導することは「型にはめる」ことではない【連載】The Soccer Analytics:第13回 08.09.2016 オランダ・アヤックスのユースカテゴリーで分析アナリストを担当する白井裕之さんと、関西のバルサと異名をとり、その指導法が注目される興國高校(大阪府)サッカー部 内野智章監督による特別対談企画 第4回目(最終回)をお送りする。 2人の話は、前回につづき実践のベースとなる「分析と枠組み」の重要性について、さらに議論を深めていった。(構成/COACH UNITED編集部) 【特別対談企画】 ①試合開始10分で戦い方を変えるスペイン人と、変えられない日本人の違い ②「ポゼッション」とは、相手に関係なく試合を優位に進める手段ではない ③試合に負けた原因を「選手のメンタル」の問題にすり替えていないか? ④子ども達にサッカーの戦術を指導
TOP > コラム > ノートとペンがあればサッカーの観方が変わる!「複雑なゲーム」をシンプルに観るための分析術【連載】The Soccer Analytics:第7回 03.24.2016 ノートとペンがあればサッカーの観方が変わる!「複雑なゲーム」をシンプルに観るための分析術【連載】The Soccer Analytics:第7回 ここまでこの連載では、サッカーを分析すること、ゲーム分析をすることの意味や有益性、サッカーを主観ではなく客観で観ることの重要性についてオランダで活躍する白井裕之さんに聞いてきた。 分析の重要性、有用性については、過去の連載を参照いただきたいが、では、白井さんはどのようにしてゲーム分析を行っているのか? 今回は、続々と新たな才能を生み続けるオランダの名門・アヤックスの17歳から19歳までのカテゴリで白井さんによって実際に行われている分析方法の一端を紹介する。(
TOP > コラム > セカンドチームをどうマネジメントすべきか?――ドイツ・SCフライブルクの場合 05.09.2014 文:中野吉之伴 サッカーは11人でするスポーツ。しかし、出場する11人が常に決まっているチームには緊張感がなくなってしまいます。レギュラーを脅かす選手の存在は必要不可欠であり、試合に出られない選手が多い状況は健全とはいえなくなります。 「健康的な競争意識を保つために」ドイツを始めとするヨーロッパでは、1チームの人数は基本的に16―20人を最適としています。とはいえ、1シーズンの間に1人のけが人も出さずに乗りきれることは少なくなく、不測の事態に備えたバックアップが重要になります。 では、どこからどのように選手を補給するのが理想的なのでしょうか? クラブが育成組織を持ち、自前のユースから底上げを期待するのが良いとされていますが、基本的に同じ世代とだけサッカーをする育成サッ
TOP > コラム > 「日本の子どもはサッカーを知らない」の真実/FOOTBALL LEADERSワークショップレポート 後編 05.14.2015 指導者の学び・交流の場として活動が行なわれている『FOOTBALL LEADERS』(以下、FL)が、『U-12ジュニアサッカー ワールドチャレンジ』(以下、ワールドチャレンジ)をテーマに開催した月例ワークショップ。今回はスピーカーのスポーツライター・大塚一樹氏に加え、海外経験が豊富でアーセナルSS市川の代表を務める幸野健一氏、スペインのバルセロナで日本人留学生の受け入れや現地でのコーディネート業を営む『MOVEMENT GLOBAL FOOTBALL』代表、FIFA認定エージェントの植松慶太氏も交え、国内外の視点から貴重な実体験が語られた。(取材・文/鈴木智之 写真/FOOTBALL LEADERS) <<『ワールドチャレンジ』が撒いた種
TOP > コラム > 「すべての指導者、保護者に告ぐ。」/「ユース年代のピリオダイゼーション」レイモンド氏ウェビナーレポート 後編 04.01.2015 サッカーのピリオダイゼーション理論で有名な、レイモンド・フェルハイエン氏が「ユース年代のピリオダイゼーション」についてのウェビナー(オンラインセミナー)を行った。後編では、身長の伸びとトレーニング量の関係について、レイモンド氏の研究結果を紹介したい。子どもに関わる指導者、保護者必見の内容です。(取材・文/鈴木智之 写真/Julius Volz) <<前編:いまこそ『生まれ月』の誤解を解く ■身体の成長とエネルギーの"切実な"関係 10年以上かけて、ユース世代1万人の追跡調査を行ったレイモンド氏。彼が着目したのが「身長とトレーニング量の関係」だ。たとえば13歳の選手のケース。オランダの学年の区切りが1月始まりの12月終わりというのは前編で
TOP > コラム > いまこそ『生まれ月』の誤解を解く/「ユース年代のピリオダイゼーション」レイモンド氏ウェビナーレポート 前編 03.31.2015 サッカーのピリオダイゼーション理論で有名な、レイモンド・フェルハイエン氏が「ユース年代のピリオダイゼーション」についてのウェビナー(オンラインセミナー)※を行った。今回はフェイエノールトを始め、オランダの多くのクラブが取り入れているユース年代の選手に適したトレーニングスケジュールと、生まれ月による有利・不利をなくすためのスカウティングの方法など、世界トップクラブが実践しているノウハウと研究結果を紹介する。(取材・文/鈴木智之 写真/susieq3c) ※「ウェビナー」:ワールドクラスのセミナーが家庭のPCやタブレットで手軽に受講できるとして、世界中のサッカー関係者から高評を得ている画期的な試み。 ■『生まれ月』が選手選考に与える驚きの影響
2010年南アフリカW杯。スペイン代表はポゼッションサッカーでこの大会を制し、初優勝を遂げました。2014年ブラジルW杯で優勝したドイツ代表は、カウンターとポゼッションを併用し、タイトルを獲得しました。現在のサッカーの潮流は、2つの戦術を組み合わせるものへとの推移しています。2014年J2リーグを制した湘南ベルマーレの曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督も、カウンターを第一の選択肢と考えながらも両スタイルを併用させ、チームをJ1復帰へと導きました。『カウンター』と『ポゼッション』。その使い方を、曺 貴裁監督が指導して下さいます。(取材・文/河合 拓 photo by himanisdas/Globovision) 曺 貴裁氏のセミナー動画を、 COACH UNITED ACADEMYで公開中! サッカーの局面は、大きく分けて『攻撃』と『守備』という2つの展開から成り立ちます。一般的に、ボールを持
TOP > コラム > 戸田和幸の解説が分かりやすいのはサッカーを"言葉"で理解しているから/李国秀氏インタビュー(前編) 09.09.2014 日本代表がブラジルW杯で敗れ、多くの言説がメディアに掲載された。筆者自身、多くの記事に触れたが、その中で一際目を引いたのが、李国秀氏の言葉だった。自身のWebサイト(Lee's words)で、日本代表がコロンビアに敗れたあと、次のように語っている。 「コロンビアは大人のサッカーをして、日本は子どものサッカーでした。小学生、中学生くらいのサッカーじゃないですか?(質問者:日本のどのあたりが子どもサッカーだったのでしょう?)勢いだけ。いらなくなったらパスをしてしまう。サッカーでは、いつ、どこに、なぜパスをするのかが大事なのに」。日本代表の試合を見ていて、なぜボールがつながらないのか。なぜスムーズにプレーができないのか。私はそんなことばかりを考えてい
TOP > コラム > 後編「サッカーの発展とは、サッカーが好きな人を増やすこと」 前田秀樹(東京国際大学サッカー部監督)×幸野健一 07.18.2014 <<前編「サッカーの原点は遊び。教育では育たない部分もある」 幸野健一(以下、幸野):以前、前田さんに提案させてもらったのが、大学をベースとしたプロのクラブを保有することです。海外に行けば、「ウニベルシダ(大学)」という、大学をベースとしたクラブがありますよね。 前田秀樹(以下、前田):メキシコのパチューカなど、南米やヨーロッパには大学が持っているクラブがありますね。 幸野:日本サッカーが発展していくために、良いと思うことは積極的にやっていくことが大切だと思っています。具体的には、トップレベルの育成と同時に、サッカー人口を増やすこと、つまりは普及です。日本では、大学サッカーが一部のエリートのための場になっていますよね。スポーツ推薦者でな
TOP > コラム > 前編「サッカーの原点は遊び。教育では育たない部分もある」 前田秀樹(東京国際大学サッカー部監督)×幸野健一 07.17.2014 COACH UNITED編集部です。アーセナルサッカースクール市川代表・幸野健一さんが毎回ゲストを迎えてお送りする対談シリーズ『幸野健一のフットボール研鑽(けんさん)』、今回のゲストは東京国際大学サッカー部監督・前田秀樹さんです。 前田さんと幸野さんは37年の付き合いになります。日本サッカーが陽の目を見ることのなかった、1980年代から活動してきたお二人が語るサッカーの原点。そして、いまの指導現場に必要なこととは――。創部6年で関東大学サッカーリーグ1部に昇格させ、大学サッカー界に旋風を巻き起こす前田秀樹さんとの対談を2回に渡ってお届けします。 取材・文・写真 鈴木智之 幸野健一(以下、幸野):本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうござ
TOP > コラム > 「個人的には、日本に合うのはオランダだと思います」三浦俊也(ベトナム代表監督)×幸野健一対談(後編) 06.25.2014 <<前編:「ベトナムのレベルが低いという印象はない」三浦俊也(ベトナム代表監督)×幸野健一対談(前編)<< 幸野 ここからは三浦さんのサッカー観をうかがいたいと思います。27歳でドイツのケルン体育大学に留学されたそうですが、ドイツでの経験は三浦さんにとってどのようなものだったのでしょうか? 三浦 いまの自分のベースになるものですね。僕が学生の頃はたくさん練習をして、走らされて...というのが当たり前でした。でもヨーロッパのチームと戦うと手も足も出ない。「なぜなんだろう、彼らは僕たちよりももっと練習をしているんだろうか?」と疑問を持ちまして。ドイツは当時から世界の強豪でしたし、指導者ライセンスも整備されていたので勉強に行きました。 ドイツに行って
TOP > コラム > 初戦に比べはるかに進歩した日本。コロンビア戦はボールを辛抱強く動かすこと。 06.23.2014 まずは対コートジボワール戦に関していうと、結論から言えば1-0という理想的な展開からの自滅、ということになる。 失点後に高い位置からプレスをしかけ、ボールを素早く動かし、攻撃のテンポを上げてくるコートジボワールに合わせるように、マイボールにした後、自陣に深みを作ることをせずに前にボールを運んでしてしまい、アップダウンのダウンの回数が多い、試合をコントロール出来ない状態にしてしまった。 前半33分30秒ごろのシーンに見られるように、ボランチの選手が不用意にFWに当てて、自分たちがリスクマネージメントできておらず、守備バランスが崩れている状態でショートカウンターを受けるシーンが目立った。このシーンの後、吉田選手が激昂していたが、こういった軽率なプレーをボランチがすると試合の
TOP > コラム > 「ベトナムのレベルが低いという印象はない」三浦俊也(ベトナム代表監督)×幸野健一対談(前編) 06.24.2014 COACH UNITED編集部です。アーセナルサッカースクール市川代表・幸野健一さんが毎回ゲストを迎えてお送りする対談シリーズ『幸野健一のフットボール研鑽(けんさん)』、今回のゲストはベトナム代表監督・三浦俊也さんです。 大宮、札幌、神戸、甲府などのJクラブを歴任した三浦さんが、新天地として選択したのはベトナムでした。取材が行われたのは、その就任が発表され慌ただしく準備を整えておられる最中のこと。三浦さんが、ベトナムを選んだ思いとはどういったものがあったのでしょうか? 早速ご覧ください。(取材・文 鈴木智之 写真 COACH UNITED編集部) 幸野健一(以下、幸野) ベトナム代表監督就任が決まり、数日後には日本を離れる中、お時間を頂きありがとうござ
TOP > コラム > 「集中しろ」と言われたら、具体的に何をする? 大儀見浩介が語る「集中力」 05.19.2014 COACH UNITED編集部です。皆さんは、「集中力」とは何か定義できていますか? 誰かに「集中しろ!」と言う時・言われた時、具体的に何をすればいいか、整理できていますか? なかなか、そういう方は少ないのではないでしょうか。 今回は、(株)メンタリスタ代表取締役・大儀見浩介さんをゲストに招き、「集中力とは何か?どうやって高めるのか?」をテーマにお話を伺いました。大儀見さんには、COACH UNITED ACADEMYにも同じテーマで出演いただき、集中力を高める具体的な方法について多くの例を元に解説いただいています。未入会の方は、この機会にぜひご加入ください。(取材・文:鈴木智之 写真:COACH UNITED編集部) >>大儀見浩介さんが「集中力」をわかりやすく解説!C
TOP > コラム > なぜ、ザッケローニは前線を8人選出したのか? コーチ視点から代表選考を読み解く 05.16.2014 ついに発表された、ブラジルワールドカップに臨む日本代表23選手。そのラインナップは、ほぼ順当ながら少しのサプライズを含むものだった。 特に、ザッケローニの代表下では12年のアイスランド戦に招集されただけの大久保嘉人の選出はサプライズだった。また。激戦区のボランチにおいて23人枠に入った青山敏弘、長身FW豊田陽平やハーフナー・マイクらの落選(豊田は予備登録メンバーに選出されてはいる)は、ザッケローニの意思を明確に示すものと言えた。ではその意思、狙いはいったいどこにあるのか? 試合分析ブログ「サッカーの面白い分析を心がけますZ」で大きな支持を集めるサッカーコーチ・らいかーると氏に、コーチ視点から見たザッケローニの狙いを分析していただいた。 ブラジルワールドカップに向けた
COACH UNITED編集部です。これから2回に分け、FELICE MONDO テクニカルダイレクター・林雅人さんによる「プロに学ぶテレビ観戦での試合分析術」と題した記事をお届けします。 自チームのトレーニング、試合、それらへの準備、さらに他の仕事で収入を得なくてはならない、単純に地域にスタジアムがないetc......チーム作りの参考にしたいと思ってプロの試合を観戦しようと思っても、スタジアムでなくテレビ観戦に頼らざるを得ない人は多いと思います。まして海外の試合となれば、日本人コーチの90%以上はテレビ観戦となるでしょう。 そこで問題となるのは、テレビが映す絶対的な限界。ボールにフォーカスしすぎる画が多いため全体像を見渡せない、特にボールの位置に対するDFラインの動き、FWの動き、ボール周辺の視野から外れた位置での選手の駆け引き、そういったものはどうしても見づらいところです。 しかし、
TOP > コラム > 指導者は「目」がすべて。曹 貴裁監督(湘南ベルマーレ)指導者講習会レポート 04.24.2014 取材・文・写真:澤山大輔(COACH UNITED編集部) 去る4月18日(金)の夜、神奈川県藤沢市・辻堂駅至近の Cocco Terrace湘南1Fにオープンした『湘南ベルマーレKidsBase ZERO』(※)にて、興味深いイベントが開催された。J2で目下8連勝と破竹の快進撃を見せる湘南ベルマーレを率いる、曹貴裁(チョウ・キジェ)監督による指導者講習会だ。 J2の現役監督が、それも明後日に試合を控えるというスケジュールにおいて指導者講習を行なうことは異例(ちなみに試合は4-0で湘南が大分を破った)。会場には30人ほどの熱心な指導者が駆けつけ、曹貴裁監督の一挙手一投足を見守った。 イベントは少人数制のクローズドなものであり、その性質上ここで事細かに内容を明かすことはで
TOP > コラム > 川崎は、J1最強・広島の守備ブロックをどう崩したのか? 森保広島・風間川崎の攻防を読み解く(2) 04.17.2014 図表・文/五百蔵 容(いほろい・ただし) <<風間八宏はなぜ「背中を取れ」という言葉を使ったのか? 森保広島・風間川崎の攻防を読み解く(1) 2014年現在Jリーグにおいて極めて興味深い対戦となっているカード......サンフレッチェ広島と川崎フロンターレのシーズンをまたいだ二度の対戦を詳細に見ていくことで、この2チームが1試合単位では収まらないどのような差し合いを演じ、そして発展しているのか、計四回に分け読み取っていきます。 第一回目は、風間八宏監督によって作り上げられている現在の川崎フロンターレの特徴について概観しました。リンクはこちら。森保一監督のサンフレッチェ広島の特徴については、以前の考察をご覧下さい。 第二回目の今回は、2013年のリー
TOP > コラム > 風間八宏はなぜ「背中を取れ」という言葉を使ったのか? 森保広島・風間川崎の攻防を読み解く(1) 04.16.2014 図表・文/五百蔵 容(いほろい・ただし) ■第一回:川崎フロンターレの分析 プロサッカーの試合には、様々な情報が詰め込まれています。一定のレギュレーションによる公式試合が毎週組まれ、そこでの結果がチームに関わる人々の人生に大きな影響を持つプロサッカーでは、試合の勝敗そのものがビジネスの、そしてまた将来の展望を支える最重要の原資です。そのため、できるだけ確度が高いと信じられる情報、準備、構想をもって試合に当たらなければなりません。そこでは、現在と過去の情報を等しく検討し、将来の展望へつなげるというプロセスが欠かせないものとなります。 よって、プロサッカーにおける1試合単位ではない、試合から試合へ向かうプロセスに連なる情報を読み取っていくことは、サッカー
TOP > コラム > スポーツは、本当に「楽しむもの」になっているのか? 越智健一郎&末本亮太 ワークショップレポート 04.14.2014 取材・文・写真/小澤一郎 3月29日、神奈川県内にて越智健一郎さん(写真左:京都精華女子高・ASラランジャ京都)と末本亮太さん(写真右:NPO大豆戸FC)によるワークショップ「コーチから選手への仕掛け・仕向け」が開催されました。二人は独自の指導スタイルから結果を生み出すことで近頃注目を集める若手指導者であり、会場には同業の指導者を筆頭に大勢の参加者が集まりました。今回は、3部構成で行なわれた同ワークショップを前後編の2回に分けてリポートしたいと思います。 越智さんと末本さんが交代で登壇して自らのスタイル、哲学を説明するワークショップでしたが、1部の冒頭で越智さんはまず「スポーツとは?」という定義について参加者に質問しました。参加者からは「運動である
COACH UNITED編集部です。今回から「幸野健一のフットボール研鑽(けんさん)」と題し、アーセナルサッカースクール市川代表・幸野健一氏による対談企画をスタートいたします。 記念すべき第一回対談のお相手は、中西哲生さんです。ゴルフをプレーされる方なら、『ティーチングプロ』という言葉をご存知の方は多いでしょう。プロとしてプレーする力量を持ち、かつ、他のゴルファーに指導を行なうプロゴルファーのことです。しかし、サッカーにおいてそうした呼称は一般的ではないと思います。 日本サッカー協会特任理事・TOKYO FM『クロノス』・テレ朝『GET SPORTS』など各方面で大活躍を続ける中西哲生さんは、そうしたティーチングプロとしての側面をお持ちで、数々の有名選手を現在進行形でレッスンしています。本日から2回に分け、その驚くべき知見の一端をお届けいたします。それでは、早速ご覧ください。 ■「良いディ
2003/2004にリーグ優勝をして以来、ほぼ10シーズンに渡る長い期間、リーグ優勝およびチャンピオンズリーグから遠ざかっていたアヤックスは、この状況を打破するべく2011年に大きな決断を下しました。それはFCバルセロナのアドバイザーとして活躍していたヨハン・クライフ氏の、クラブマネージメントへの本格的な招聘です。過去、クラブのアドバイザーとして意見を求められることはありましたが、今回はクラブ全体のマネージメントに関して、クライフ氏本人のアイデアと指揮のもと、抜本的な改革を進めることとなりました。現在までの間に、大きな変革が各分野に導入され日々実践されています。 Photo:ADO-Ajax1-1 Ajax loopt in(voor de wedstrijd) 新生アヤックスのフィロソフィーとは? アカデミー内の具体的な改革として、クライフ氏のフィロソフィーの1つである"アカデミーに所属
2回に渡って掲載し、大きな反響を呼んだ「サッカーのピリオダイゼーション理論」。サッカーコーチの視点から、サッカーのコンディショニングを分析したレイモンド氏の手法は、多くの人に新たな価値観をもたらしたと言えるでしょう。今回の番外編は、コンディショニングの観点から見た、サッカー界の現状についてお伝えします。 ※サカイクより転載※ ■スピードや強度が上がれば、選手が耐えられる量、時間は減る レイモンド氏は、サッカー界から若き才能が失われていることに、警鐘を鳴らします。 「多くの少年少女が、将来はプロのサッカー選手になりたいと夢を抱いています。しかし、コーチの間違った解釈で、夢を閉ざされるケースはとても多いのです。これは世界中で起きている、大きな問題です」 なぜ若き才能が潰されてしまうのか。その理由はトレーニングの量に関係があると、レイモンド氏は言います。 「ユースの選手がトップチームに上がると、
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