サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
d.hatena.ne.jp/K416
■[雑記][本][ハンセン病]『近代日本のハンセン病問題と地域社会』 ちょっと前に買ってたんだけど、なかなか読めず。 ようやく読む。 近代日本のハンセン病問題と地域社会 作者: 廣川和花 出版社/メーカー: 大阪大学出版会 発売日: 2011/03/10 メディア: ハードカバー クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 目的などは以下の通り。 本書が主題とする近代日本のハンセン病の歴史においては、疾病・医療・医学に関連する多様な研究対象のなかでも、国家による疾病コントロールの手法、すなわち隔離政策の遂行過程に研究の関心が集中してきた。そこでは、ハンセン病の歴史は隔離政策とその下での「断種」・「虐殺」といった死のイメージと不可分に結びつけられ、ハンセン病療養所はときにアウシュヴィッツ強制収容所にも比肩する存在としてえがかれてきた。そのハンセン病の歴史を、病者の「生存」の歴史
■[雑記][本]『社会とは何か』 「社会」という語の意味の変遷を追った上で、他者とともに存在する上で「社会」が持ちうる可能性を指摘する本。 社会とは何か―システムからプロセスへ (中公新書) 作者: 竹沢尚一郎 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/01 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 252回 この商品を含むブログ (22件) を見る 著者の問題関心は以下のようなもの。 彼女(フランス人の知人のこと:引用者注)のことばで驚いたのは、フランス語では「フランス社会」のような使い方は普通ではないといわれたときである。むしろこのようなばあいには「フランス社会」とは言わず、「フランス国民(nation française)」というのが普通なのだという。さらに彼女は「人前で(en société)」などの用法を教えてくれて、「社会」とは「フランス社会」のような全体社会を意
・今聞いてる曲↓
■[雑記][本]『言説分析の可能性』を読んだ 「言説」やら「言説分析」やらを、再度押さえたいと思って購入。 凄い社会学者たちによって、いろんな立場・角度から「『言説分析』とは何なのか/何でないのか」を論じた本かと。 言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造) 作者: 佐藤俊樹, 友枝敏雄 出版社/メーカー: 東信堂 発売日: 2006/04 メディア: 単行本 面白かったのは、「言説分析」を従来の理論・方法との関係から論じた序章〜2章と終章。 序章の佐藤論文は、「言説分析とは何なのか」というのを、「これとはこういった点で違うから、こういうものではない」的な角度から論じようとしたもの。面白かったのは、 では、言説分析とテクストの知識社会学や計量分析は具体的にどこがちがうのか。一言でいえば、そのちがいは、ある意味的定在の意味を確定できる一定の単
■[雑記]ナルシストランス宣言に関すること ナルシストランス宣言関連。http://d.hatena.ne.jp/K416/20090124/1232769227やhttp://d.hatena.ne.jp/K416/20090125/1232863907やhttp://d.hatena.ne.jp/K416/20090125/1232863906なんかの続き。 写真撮ったりしてナルシストランス宣言に関わってる後輩に、電話かけて「実際どんなだったん?」と尋ねてみた(http://www.geocities.jp/rits_queer/syosai.htmlの下にあるきいのさんなんだけど)。 結果、以下の3つの重要かもと思えることを教えてもらう。 写真について。 写真について以下のような質問。 俺 「写真ってどんなのだったの?」 後輩「モデルが2人いて、戸籍上はどちらも女性。ただ、胸を取る手
■[雑記][本]ナルシストランス宣言に関して ※以下は長文。長文になってることもあり、妙な表現や誤記等については修正する可能性があります。が、基本的な論旨を変えることはしないので。 何の話か 俺が書いたブクマコメントについて、http://d.hatena.ne.jp/amamako/20090124/1232743732にて、amamakoさんから反論をいただく。 なので、応答をさせていただく。 経緯(発端はこれ) tzetzeさんがhttp://d.hatena.ne.jp/tzetze/20090123/1232712191にて、「ナルシストランス宣言事前企画写真展が大学側によって無断撤去された」って情報が出てて。 で、うちの後輩も参加してるイベントであったこともあり、「ひどいな」と感じる。 そこで俺は、以下のようなブクマをつけた。 後輩が写真撮影の側で関わってたのに。/何がひどいっ
■[雑記][ハンセン病][本]『はじめに差別があった』 在日コリアンハンセン病者のことをつづった本。 年金の額が在日コリアンと“日本人”の病者では異なっていたって話は知ってたんだけど。 ハンセン病問題の中で、在日コリアンの病者のことって結構大きなものだと思うんだが。 この件が取り上げられている本がまた少ないのである。 本書はその数少ない本の内の一冊。 この件を再度確認したくなったので購入。 結構面白い本だと思う。 はじめに差別があった―「らい予防法」と在日コリアン 作者: 国本衛, 清瀬教育ってなんだろう会 出版社/メーカー: 現代企画室 発売日: 1996/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書にはこんな文章が。 どんなに苦しくても苦しみを分かち合いながら、その頃までには日本人も在日韓国・朝鮮人も全く同じ扱いを受けての生活をしておりました。ところが、1959年(昭和34年)国民年
■[日記][雑記][写真][デモ]蟹光線 今日はデモ。 http://fnfukuoka.jugem.jp/?eid=185に書いてあるように、今泉→国体道路→中州→大博通り→呉服町→明治通り→天神西通り→大名紺屋町商店街(西通りと大名は行ったり来たりが数回)→警固公園という、かなり長いルート。2キロくらい?もっとあるのか。 今回は警察の許可を取ってのデモ。 19時に出発して、警固公園に戻ってきたのが21時半くらいか。 で、警固公園に戻ってきて、それぞれが何かしらの主張をやってたら(俺はそれを見てたら)、デモの人ともめる若いお兄さんが。 「お前ら迷惑なんだ。さっさと出て行け」とのこと。 「まあまあまあ」となだめて、「もう終わるからさ」と言っても、「今すぐ終われ」とのことで、かみ合わない。 で、もめごとが収まらないこともあり、デモ隊も主張を2人目くらい(もめ始めて)で終わらせて、撤収。それで
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『d.hatena.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く