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衆院選
d.hatena.ne.jp/humitake+hiseikikeizai
東池袋に大勝軒というラーメン屋があり、店先につけ麺を生み出した山岸一雄氏が座っている。恐れ多くて、直視できず、知らない顔をして店に入って、つけ麺を食べた。 今はメジャーになってしまっているから違和感はないが、つけ麺が流行る前に、冷たい麺を熱いスープで食べるなんて誰が思うだろうか? そして、それが人気の食べ物になるなんて想像できるだろう? 山岸一雄氏が生み出したつけ麺という食べ物が、日本人の間に一気に広がり、もはや国民食として定着しつつある。 山岸氏が偉大なのは、つけ麺を生み出したからというだけではない。それ以上に、その人物の大きさゆえだ。 つけ麺を世に出し、さばききれないほどの客を集め、東京にありながらも日本中にファンがいるほどに店は繁盛したにもかかわらず、お金のにおいが一切しない。 今の時代、お金儲けの種を見つけたならば、ビジネスとかカタカナの言葉を使い出して、金を稼ぐことに熱中する者た
NHKから国民を守る党という政党があって、かなりの勢いで地方議会に議員を送り込んでいる。東京の立川・町田、千葉の松戸などで、市会議員を誕生させている。ちまたには、NHKに対する憎悪が渦巻いていて、NHKから国民を守る党がその受け皿となっているのだ。 なぜ、NHKから国民を守る党が受けているかと言えば、強引な受信料契約が人々の怒りを買っているからだ。 NHKは多くの日本人がテレビなんてろくに見ていないこの時代に、法律を盾に、委託会社を使って、押し売り同然の強引な手法で契約を取っているのだ。 NHKは手を汚さず、委託会社に嫌な役を押しつける。下請けに汚れ役を押しつけるいびつな現代の下請け構造の典型みたいなことをやっているのだ。 委託された会社の営業マンはノルマに追われて、忌み嫌われながらも強引に契約を迫る、なんてことになっている。 そんな営業マンに一度でも訪問を受けた人は、NHKなんかいらない
話は知っていた。かなり前、テレビの情報番組で、アルバイトが走っているという話がよい話として取り上げられていた。でも、それは話のネタで、まさかそんなことはしていないと思っていたが、すき家に行ったら本当に走っていたので驚いた。 基本的にすき家なんて行かないのだが、つきあいで行くことになって、店に入ったら本当にアルバイトが走っていたのだ。狭い店内をほとんど客がいない状況で、そんな必要なんてこれっぽっちもないのに走っていた。 とんでもない違和感だ。本当に全然走る必要なんてないのだ。 その時間、店舗で働いているのはアルバイト一人だけで、もしけがでもしたらどうするんだろう、なんて思ってしまった。 仕事で走れなんてことをいう企業はまともではない。世界一効率がよいとされているとされる、トヨタでさえも走っていたりしたら怒鳴られる。走るなんて行為はけがと隣り合わせだからだ。 そんなことは基本であって、走ってい
大手小売り企業の店舗でPBなどというものが大きく棚を割いている。はたして、このことが日本の経済のためになるのかどうかもう少しちゃんと考える必要があるように思う。簡単におさらいすると、どこかのメーカーがメーカーブランドで販売している商品がNBで、小売り企業が店舗ブランドで販売している商品がPB(プライベートブランド)だ。 小売り業界はものを売る商売から、ものをつくる商売へとウィングを広げたわけだ。小売り企業がメーカーに生産を委託し、それを買い取るかたちで仕入れ販売する。だがPBといわれるものの多くは粗悪品とまではいかないが、結構品質が低かったりする。セブンなどのPBはかなり高い品質の商品になっているが、多くのPBといわれるものは品質が微妙だ。 今の消費者はお金がないから、安かろう悪かろうであっても、安ければ買う。多少品質が低いとしても、使えるのであればそれ以上のことは求めない。それが安さの代
ローソンが社員の給与を上げると発表し、話題を呼んでいる。20代から40代の中堅社員のボーナスを増やすらしい。増やさないより増やした方がいいに決まっているが、チェーン業界の企業の社員の給与を増やすとかいう話がなぜ賞賛されるのか、首を傾げる。 ローソンには若いアルバイトがたくさん働いていて、それも結構フルタイムだったりする。今や世の中フリーターばかりで、そんなことは誰も気にしない。だが、社会勉強をしなければならない一番大事な時期を、ローソンのアルバイトなんてものに捧げているわけだ。それも安い給与で。 そして、いくらアルバイトで頑張っても認められはしない。 コンビニという業界。もしくはチェーン店という業界において、労働者の間にはっきりとした階層ができている。まず、本部の社員であり、店舗のオーナー、そしてアルバイト。 この業態において、独立した人として認められるのは、本部の社員とオーナーまでだ。ア
昨日からの続きだ。 これだけ格差が広がって、底辺に生きる人間が山のようにあふれている世の中で、大手企業なんかに働いていたら、それだけでエリート意識なんて芽生えてしまうものだ。ましてや、大企業のトップにまでなってしまったら、鼻持ちならぬプライドだって持っていたとしても仕方がない。 実際には、大企業で働いてるということがイコール人物が偉大というわけではなく、会社が社会に強い影響力をもっているということにすぎないのだが、大企業に属していることで自分自身が大物であるかのように錯覚してしまうわけだ。 丹羽宇一郎という人も、そういう気配を存分に感じさせてくれる。 でも実際には、サラリーマンはやっぱりサラリーマンで、それ以上ではなかったりする。 この人がサラリーマンとして伊藤忠でやった功績は、つぶれそうになっていた伊藤忠の財務状況を立て直したことと、ファミリーマートを傘下におさめたことなんかが有名だ。フ
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