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猛暑に注意を
higgs.phys.kyushu-u.ac.jp/~koji
計算間違いを減らすには「次元」に気をつけるのはよいことだ、 というのは他のところに書いた。 ここでは、物理的な内容について (学部学生向けに?) もう少し詳しく議論する。 やり過ぎて長くなってしまった。かえって難しくなったかも。 わかるところまで読んでください。 次元解析の基本 無次元量 基本定数と自然単位系 スケール変換と次元 Naturalness 次元解析の基本 力学に話を限れば、物理量は「長さ」 [L]、「質量」 [M]、 および「時間」[T] の次元の組み合わせを持っている。 電磁気学では、 さらに「電荷」[Q] (あるいは他のでもいいのだけれど: SI単位系では「電流」を基本にする)の次元を持つ。 まあ、こういうことは高校の物理の教科書にも書かれている基礎的なことだが、 良く理解し、活用している人は意外に少ない。 物理で出てくる式は、次元を持った物理量の間の式である。 だからそ
主に理工系の1、2年生を対象にした、 物理学 (ばかりでなく科学全般) の勉強法についてのヒント。 六本松で1、2年生ばかりを相手にしていたとき書いたもの。 その後箱崎に移って、使わなくなったので隠して(?)おいたが、 ある人に「あれはどうしました?」と聞かれて、 まあ、何かの役に立つかもしれない、と思い、「蔵出し」しました。 暗記してはいけない 寝転がって読んではいけない 物理の本はマニュアルではない 講義も教科書も絶対的ではない 暗記してはいけない 最近の高校生の中には、 物理が「暗記もの」であると思っている人がかなりいると以前聞いて、 大変びっくりした。いくらなんでもそんな事は無いだろうと思っていたのだが、 どうも本当らしい。 高校までの教科書がどんどん薄くなって、 内容も薄くなったので、 闇雲に覚えておいてもそこそこの成績を取れるかららしい。 しかし、これは大学では通用しない。 ま
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