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ドラクエ3
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よく「イクメンだね」と言われる。 なんちゃって育児休暇(→日記はこちら)を取ってみたり、育児を理由に早く帰ったりしているからだと思うが、とても違和感を感じる。 最低限の当たり前のことをしているだけなのに。 小さい子がいて、特に共働きであれば子どもの世話をしたり家事をしたりするのは当たり前なこと。 その必要性もあるし、有用性もあると思う。 「すべての人に昇進しない選択肢を~「夫婦でともに長く働く」モデル実現への提言」にこのあたりの考え方をまとめているつもり。 そもそもそうしないと家庭が回っていかないと思う。 それなのになぜ人はちょっと育児や家事をしている男性を「イクメン」呼ばわりするか。 それは責任逃れなんじゃないかと思う。 「イクメンだね」と言われるたび、「俺は違う」と宣言されているように聞こえる。 特殊なことというイメージを植え付け、自分をイクメンじゃないと暗に宣言することで責任
【オリエンタルランドはブラック企業か?】 オリエンタルランドは「最強のブラック企業」という言われ方もするが、果たしてそうだろうか。 正社員の給料は高く勤続年数も長い(従業員2,200人の平均給与は738万円(平均43歳、勤続19年);2012年3月期の有価証券報告書より)。残業が飛びぬけて多いという話も聞かないし、とてもブラック企業とは言い難い。 従ってブラック論者の標的は1万人以上いるアルバイト(いわゆる「キャスト」)になっているようだ。しかしそもそもアルバイトにとってブラックという概念は成り立つのだろうかという疑問がある。確かに正社員とアルバイトの賃金格差はある。年収7百万円を超える正社員に対しアルバイトの時給は1,000円強。年収に換算すると多くても2百万円程だろう。シフトの柔軟性のなさ、正社員並みの仕事内容などは有名だ。請負契約のダンサーの問題も記憶に新しい。 しかし正社員の労働
試験勉強についてまとめて提供する機会があり、せっかくなので多くの方に参考にしていただければと思い掲載します。 私は大学4年の5月から勉強を始め、卒業直後の5月に一次(短答式)、8月に二次(論文式)に合格しました。工学部に在籍しており、周りの学生と同じように大学院入試に向けての勉強をはじめていましたが、たまたま出会った簿記の魅力に抗すことができずに方向転換しました。 勉強期間の大半は、研究室に通い卒業研究を行いながらの勉強でした。とはいっても、教授の理解があり研究成果さえ出せば出席は問われませんでしたし、研究自体もコンピュータを使ったシミュレーションであり、プログラムを組んで実行させている間は勉強できたり、日中の半分以上は勉強に当てることができました。ただし、もともと専門学校の最短コース(TACの一年本科)に数ヶ月遅れで申し込み、さらに負担は軽いとはいえ卒業研究と並行していたため、常に勉強は
これからの労働環境を考える上で避けては通れないのは、企業の寿命の短期化と、少子化である。 この二つにより「男性が目いっぱい働いて女性が家庭に専念する」というモデルが崩れる。 そしてこのモデルに替わる新たなモデル「夫婦でともに長く働く」に不可欠なのが昇進しない選択肢であると考える。 【旧来モデルを支えていたもの】 旧来モデルを支えていたのは、一つの会社でキャリアを中断することなく働き続けられる男性が、働き続けることにり昇進・昇給を受けることであった。十分な収入が得られ家族を養うことができた。 給与体系、退職給付制度、年金制度、金銭的なものは何をとってもキャリアを中断させずに勤続することで最大の効果が得られた。定年までの最後の数年間の勤続が(ビジネスマンとしてのピークは超えているにもかかわらず)退職金や年金の受給額に与えるインパクトは大きい。定年後に関連企業や団体の理事として天下る”おまけ
以前、通勤ラッシュが減らない理由という記事を書いた。 そこで労働者が従来8時間かかっていた事務処理を1時間で終わらせることができても、給料が8倍にならないのはなぜかという疑問を投げかけた。 その記事では、社会全体で働く時間を減らしていけば皆ハッピーという、結論なようで結論になっていないまとめでお茶を濁していた(けっこう読まれたが…)。 以来ずっと頭の片隅に疑問を考え続けてきたが、その問いに一番説得力のある答えを与えてくれたのが本書。 給料は生活コストからの積み上げで決まるという逆転の発想。 技術革新が起きると、生活が改善され(=生きるコストが下がり)、労働力の価値自体が低下する。労働力の価値が低下すれば賃金が下がる。 一見暴論のように聞こえるが、世の中のあらゆるものの価値の決まり方を考えると妙に納得がいく。技術革新が起こると労働力が希少でなくなる。ありふれるものの価値は下がるのだ。 本書
昨夜、クラウドファンディングサイトのキャンプファイヤー等で知られる家入氏のイエイリ春の起業祭りが行われた。 生動画の視聴者は2,000人を超え、盛り上がりを見せた。この企画のすごいところは、本当にランダムに経営者を選んでしまうため、参加者皆に平等にチャンスが与えられるところである。経歴一切関係なし。 選ばれた(当選した)3名の方を巻き込んだ”起業”の今後の展開にも注目したいが、番組放送中から巻き起こった視聴者を中心とした”起業熱ムーブメント”にはさらに期待したい。 さっそくFacebookグループも 番組内でも言われていたように、当選発表までの期間に皆一様に起業について想いを巡らせたはずである。日本の起業率が低いといわれている中で、一度に何千人もの人々が起業について想いを馳せたその時間を創り出した家入氏の発想は凄い。 今回少しでも興味を持った方は是非実際にやってみて欲しい。 起業するだ
Apple Japanがこの形態を採ったことで昨年話題となった合同会社。今朝の日経に合同会社が増えているという記事が掲載されていた。株式会社より柔軟に組織運営ができる利点が注目され設立が増えているという。 どんな組織形態にもメリットとデメリットは存在するが、実はこの合同会社形態、考え方によってはデメリットをほとんど無視できる魅力的な形態なのである。 合同会社というのは、株式会社と同じく会社法で定められた営利法人の形態の一つ。出資者は有限責任で個人の財産と切り離すことができる、資本金は1円でOK、代表社員1人のみで設立できるなど株式会社の利点を供えつつ、株式会社に比べ法律による縛りが緩く組織設計や運用に自由度があることが特徴である。 これは基本的に出資者と運営者が同一である組織形態であるため。外部に株主が存在する(ことが想定されている)株式会社と異なり、利害関係者が外部に少ないため自分たちで
それは啓蒙活動。 職場の意識を変えたい。 自分のためにも、みんなのためにも。 “グローバルなプロフェッショナルファーム”とういのが私がいま所属するファームの決め文句だ。 嘘ではない。 だが、内実は非常にドメスティックな人材の宝庫となっている。 確かにグローバルネットワークはある。しかしながら日本の地方の事務所には人材交流もなければグローバルな仕事はほとんどない。英語で書かれた横文字のロゴの名刺を配りながら、皆転勤がないのをいいことに家を買って”土着”している。 そんな組織には当然のように昔ながらの日本的文化が根付いている。 仕事第一の発想は言うまでもない。 会議は夜に行われるのが普通、休日出勤が常態化した人々、徹夜して働くと英雄扱いetc. 彼らは家族や生活を大事にすると効率が上がりさらに時間が生まれるという当たり前の法則に気づいていない。当然のように奥さんに家事を押し付け、子ど
@Ihayatoさんのつぶやき 久しぶりに朝の新橋。サラリーマンが大挙して押し寄せている。こういう風景はいずれ過去のものになるのでしょうね。通勤にかかる諸々のコストはバカにならない。 — イケダハヤトさん (@IHayato) 3月 5, 2012 に着想を得て通勤ラッシュが減らない理由について考えてみました。 例えば事務職員が自分の担当業務の効率化のために、毎日8時間かかった処理をIT技術を駆使して1時間で終わらせることに成功したとする。 その処理に給料が20万円払われていたとすると、 理屈上は彼の給料は160万円に跳ね上がるか、1日1時間の労働で許されるはずである。 しかし実際は彼の給料は上がっても1万円、空いた時間に別の仕事が割当てられる。 11時に出社して12時に帰ることは認められない。 こんな現象が起きている。 社会には給料が時間に対して支払われるという実態と、9時5時は仕
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