コントラストAFの仕組みをまとめておく*1。 まずフォーカスがどの程度あっているかは、撮像素子に映った画像の周波数成分を計算し、その低周波成分の大きさで知ることができる(つまりピンボケの絵はボヤーっとしているということです。)。この低周波数成分をhで表わすことにする。このhを評価値と呼ぶことにする*2。 あるレンズ位置tでの評価値h(t)とし、レンズを少しだけ動かして評価知を計算するh(t+1)このとき、h(t)>h(t+1)ならばフォーカスが少し合ったことを意味するので、同じ方向にレンズを動かし、h(t+2)を求める。こうやってh(s-1)>h(s) h(s+1)>h(s)なる3点(s-1,s,s+1)を求め、h(x)を2次関数で近似するとh(x)を最小値とするxが分かり、これがピントの合ったフォーカス位置となる。 この方法から分かる通りコントラストAFは以下の欠点を持つ。 レンズ位置を