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kousuke-i.hatenadiary.org
「人格」と「偶然・自由意志」 我々の人格は、どの程度が「偶然」によって形成され、どの程度が「自由意志」によって形成されるのか。 自分の親さえ選べない我々が、複雑系な我々の人格が、果てない因果律の世界に迷い込んだとき、我々の自由意志は、「我々」をどの程度決定することができるのか。 自由意志のあずかり知らぬ場所で決定された我々の人格とその形成過程を、我々はどの程度理解できるのか。ましてや他人の人格など、理解できるものなのか。それがどのように形成されたかなど、他人に知る由があるのか。 個々人間の絶望的なまでの差異 人々は「孤独」ではなくとも「個独」なのではないか。 「オンリーワン」は、分かり合えない個独の叫びなのではないか。 今までは、世間に存在する一定程度の「型」と、同じコミュニティで生きていかなければならないことからの「妥協」が、「個独」の問題を解決してきた。 ネットが登場し、色々な「型」に
『Say it Like Obama: The Power of Speaking with Purpose and Vision』 雨後のタケノコの如く色々な種類が登場している「オバマ演説」シリーズこそあるものの、「オバマのような天才的コミュニケーション能力を身につけるにはどうしたらいいか」ということについて語った本は、それほど多くない。 本書は、『オバマ演説集』ではなく『オバマ演説法』の本である。タイトルの『Say it like Obama』からも分かるように、間違いなく世界最強のコミュニケーターの一人であるオバマのように喋る(Speak like Obama)だけでなく、具体的な事案において「言いたい事をオバマのように伝える(Say it like Obama)」にはどうしたらよいかを、豊富な資料とそれに基づく解説で示した一冊である。ハッキリ言って、ネットで手に入るデータを適当につ
プロフィールに「尊敬する人」欄を作るという行為が全く理解できない。 というわけでもないけれど、プロフィールの「尊敬する人」欄というのは、以下の理由により、情報としての価値が低い。また、それらは、後述の誤ったメッセージを読み手に伝えることがあるという危険性から、私は滅多に「尊敬する人」という用語を使わない。 第一に、普通のプロフィールの「尊敬する人」欄には、尊敬する理由が書かれていない。書かれていたとしても、凡庸で一般的な事のみで、情報として何の足しにもならない。 興味のある相手がラーメン好きであることが分かったところで相手の人となりについてほとんど分からない。これと同じで、「尊敬する人」を尊敬する理由なくしては、相手が坂本竜馬を尊敬していることが分かったところで、プロフィールが果たすべき「自らの人となりを伝える」という役割は果たされない。 第二に、「尊敬する人」が定型的すぎて、定義より他人
たとえばこの2人のように。 出演:id:watanabi、id:kousuke-i 以前「境遇が似てね?」と笑いあった特別出演id:kagakaoruさんは、英語関係以外のエントリでもホッテントリ入りしている。
おかげさまで、英検一級一次試験に一発合格しましたので、感謝の気持ちをこめて、勉強法エントリ。 まず、大原則は、英語の勉強をできるだけしないこと。 そして、英語「で」勉強をすることだと考えております。 1.勉強法の大原則・興味のある分野を「英語で」勉強すべし やはり語学能力は、単純化すれば「負荷*効率*量」のようなところがあり、そのどれをも上げるためには、自分の興味のあるところを「英語で」勉強するのが一番の近道なのではないかと思います。 私自身は、読解については、英検の過去問や模試など1度も触れていませんが、それでも10割の正解率を叩き出せたのは、自分の興味のある分野の英文を、他の受験者よりも大量によんでいたからだと思っています。 専門書はまだまだ敷居が高いのではないかと思う人もいるでしょうが、むしろ専門書は、煩雑な文学的表現等もなく、文化的背景についての知識も小説より要求されないので、実は
だって「billion」とか「eight billion dollars」とか言われてもパッとこないんだもん。 皆さんはどうやって覚えてますか?英語の数字と日本語の数字、英語のドル表記数字の日本円への変換とか。 やはりケーススタディしかないや、と思い、一覧にしてみた。 数字編 1 million=「100万」 桁としては、名古屋市の人口(2.2 million)と同じぐらい。あるいは、平均年収(6 million yen ぐらい?) 1 billion=「10億」 中国の人口(1.3 billion)とか。世界人口(6 billion)。 1 trillion=「1兆」 定額給付金の予算は「2 trillion yen」。 円ドル換算編 上の数字編に、ドル換算が混じってくると、更に分かりにくくなる。簡単にするため1ドル100円とすると・・・ 1 thousand dollars=「1000
小飼弾氏のこのエントリとかこのエントリを読んで、『法律力養成講座』は読んでいないが、「法律」と「法律力」について、現役法学部生として2、3気になったことを*1。 1.「常に公共の福祉のために」ではない。 本当は怖い日本国憲法 第12条この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 「不断の努力」ですよ。 「常に公共の福祉のために」ですよ。 違います。「常に責任を負う」です。「ご利用は責任を持って」ということです。「義務」でもないです。 日本国憲法は、文章的には悪文なので、変な文章が出てきたら、オリジナルの英文に当たってみることをオススメします。 The Constitution of Japan Article 12. The freedoms
就任演説前だし、amazon1位とかネットで手に入る教材なのに勿体無いにも程があるので、オバマ大統領*1の今までの演説をまとめてみようと思う。 大統領選の勝利演説は数十回と聞いている。所々ダウンロード可能な音声をつけておきましたので、ポータブルプレイヤー等でもどうぞ。オーディオブック並に分かりやすいしね。 ちなみに、現在までの主要スピーチ一覧はこちら(公式サイト)かこちら。 オバマ正伝 2004年民主党党大会基調演説 2004/7/27 Keynote Address at the 2004 Democratic National Convention 動画&テキスト 動画&テキスト&音声 大統領選挙立候補演説 2007/2/10 Full Text of Senator Barack Obama's Announcement for President 動画&テキスト 動画&音声&テキス
ご好評を頂いた「知らないと損する英語の速読方法」ですが、トラバでの反響も含め、まとめページを作っておきたいと思います。 基礎編 知らないと損する英語の速読方法(1) - 一法律学徒の英語と読書な日々 基本的な速読方法とその練習。 知らないと損する英語の速読方法(2) - 一法律学徒の英語と読書な日々 速読に使う1つのテクニックと1つの知識。 速読編 知らないと損する英語の速読方法(3) - 一法律学徒の英語と読書な日々 「行つかみ」の速読。 「やってみた」トラバ 上記エントリで紹介した速読方法を試してみた方はトラバかコメントでお知らせください。 速読練習に挑戦してみた(聖アンドレアスの失敗) 英語の速読方法(After puparium formation) 速読法をちょっとだけやってみた→速読法を一週間続けてみた(鰤端末鉄野菜 Brittys Wake) 英語速読への道、まずは実力把握N
今週の1冊は、知らないと損する英語の速読方法のモトネタとなった『Break-Through Rapid Reading』をご紹介。 気になる内容については上記エントリ(および未完成の続編エントリ)をご参照いただくとして、ここではさしあたり、何故私がこの本を手に取ったかという点について、簡単に述べておきたい。 英語の速読術というのは、日本語をメインに読書をする分には全く必要ないスキルであるが、例えば英語で日常的に情報を得たいと思ったり、あるいはTOEFLレベル以上の英語の試験を受けようとすると、突然必要になってくる。ただ、あのフォトリーディングインストラクター資格を持つ勝間和代氏でさえ、英語の本は読むのに時間がかかるといっているぐらいなので*1、母語以外の速読が以下に難しいかということは、明らかであった。神田昌典氏は著書『お金と英語の非常識な関係(下)』で洋書のフォトリーディング方法を紹介し
ここ2日で当ブログの総計はてブ数が3〜4倍になりました。皆様どうもありがとうございます。そのお礼というわけでもありませんが、知らないと損する英語の速読方法(1)(以下第一弾)、同(2)(第二弾)に引き続き、第三弾を公開したいと思います。以下は、第一弾、第二段を前提に進めますので、さきにそれらのエントリを読まれてから読み進められることをオススメします。 「速い精読」から「速い速読」へ 前記シリーズ第一弾、第二弾で扱った速読方法は、Subvocalizingの排除、同時認識文字数の増加、文章構成法の理解等、精読の速度をあげるためのメソッドであったといえます。今回このエントリが扱うのは、狭義の速読、つまり、精読的理解度はさておき、高速で概要を理解するための読書法です。 Caution! ただ、実践する前に知っておいて欲しいのは、以前の2エントリの分は参考図書があるのに対し、このエントリに記す方法
勝間和代の放言というのは、いわば麻薬のようなもので、「知的生産(笑)」と言いながら、その実は、人間の本質を嘘と虚言と一般論で覆い隠し、その尊厳を奪って、本質的価値のない無機質な情報を垂れ流す機械へと変えてしまう、現代の恐ろしい罠なのである。 どうせ我々は100年も生きられないのに、長くても残り60年かそこらで死んでしまい、その後30年もすれば忘れ去られてしまうのに、明日地震が起こるかもしれず、可能性は低いかもしれないけど後から刺されるかもしれないのに、そして、この地球という星でさえ、いつ滅びるか分からないのに、そんな不条理な世の中なのに、「起きていることはすべて正しい」なんて、欺瞞以外の何物でもない。そんな宣言、この不条理に目をつぶり、脳味噌沸かせて生きるだけの、ペテンでしかない。 メンタル筋力?そんなものメンタル筋力などではなく、メンタル麻薬中毒度でしかない。人生の本質を直視せず、「カネ
多分に今更ですが、19日〜22日にかけて、東京・仙台へ行ってまいりましたので、その記録。 続きを読む 「人格」と「偶然・自由意志」 我々の人格は、どの程度が「偶然」によって形成され、どの程度が「自由意志」によって形成されるのか。 自分の親さえ選べない我々が、複雑系な我々の人格が、果てない因果律の世界に迷い込んだとき、我々の自由意志は、「我々」をどの程度決定することができるのか。 自由意志のあずかり知らぬ場所で決定された我々の人格とその形成過程を、我々はどの程度理解できるのか。ましてや他人の人格など、理解できるものなのか。それがどのように形成されたかなど、他人に知る由があるのか。 個々人間の絶望的なまでの差異 人々は「孤独」ではなくとも「個独」なのではないか。 「オンリーワン」は、分かり合えない個独の叫びなのではないか。 今までは、世間に存在する一定程度の「型」と、同じコミュニティで生きてい
今週もやってまいりました。『知らないと損する英語の速読方法(2)』、その1はこちら。 本日は、英語読解を加速する1つのテクニックと1つの知識をご紹介。しかも後者は、アカデミック・ライティングにも役立つというスグレモノです。 立ちはだかるFixationの壁 まずはテクニックから。このテクニックは速読には必須ともいえるもので、逆にそれだけ効果が大きいものでもあります。 私たちは、書いてあることを理解する時に、ほんのわずかの間、視点を1点に固定します。これをFixationといいます。1秒に可能なFixationの数を4回とし、1回のFixationにつき1単語を読むとすると、1分間に読める単語数は、 1(単語)*4(Fixation/秒)*60(秒)=240単語/秒となります。大体このあたりがアメリカ人の中の下レベル。この3つの数字のうち、1分=60秒は固定ですので、増やすならFixatio
「TOEICは簡単な勉強で800点取れる」みたいなエントリがしばしばホッテントリ入りしますが、本当に「英語が使えること」の真価が発揮されるのは、英語で情報を仕入れられるようになってからです。そして、英語で情報を仕入れるには、英語をある程度早く読むことができないといけない。 あの無教養なアメリカ人でさえ、平均して毎分200単語程度読むのに対し、日本人で毎分200単語読める人は稀です。ちなみに私は、この方法の実践によって、400〜900単語/分*1程度で読めるようになりました。理解の程度は、ゆっくり読んでいた頃と変わりありません。むしろ、英文になれたおかげでよくなったと言えるかもしれません。 本エントリで紹介する方法を実践すれば、1ヶ月で毎分300〜600単語の英文読解が可能になります*2。日本の大学生のトップ1パーセントでさえ、この速度で読めないのではないでしょうか。なお、本エントリは、TO
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