10~15ℓのバケツ1個分で育てる稲は、田んぼの1株分で苗3~5本をひとまとめにして、バケツの真ん中に植えて育てます。1株分でも成長過程でそれぞれの1本の苗から茎が分かれてどんどん増えていきますので、3~5本で育つ米の量ではなく、20本くらいに増やした分量で収穫します。ごはんにして炊くとご飯茶わんに1/3ほどになり、3つのバケツ稲でご飯茶わん1杯分くらいになります。 自分で育てることで、今まであまり見る機会のない稲の花や穂を見たり、脱穀、もみすりをして中から出てきた米を見て、自分で育てた米に感動したりと、成長過程の観察だけでなく感動も味わえ、更には手間をかけて育てる課程を体験することで、農家の人々の苦労を肌で感じたり、農業の仕組みを知る事ができます。 バケツ稲づくりを体験することから、多くの知られざる世界の研究へと発展の可能性が広がります。 田んぼの中の生き物を知ることから、生物多様性の研