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戦後日本のアニメーションは、様々な文化的・産業的影響を強く受けつつ発展してきました。しかし、そういった我が国アニメーションに反映された多様な社会背景や変遷等がセルフプロファイルされないまま、ひとつひとつの作品が個別に国内外で拡散してきたため、高い評価を勝ち得た作品はあっても、それら作品群の総体を正しく評価・理解される機会に乏しいという現状が指摘されていました。 我が国アニメーション文化の更なる振興のために、日本アニメーションを取り巻く社会的背景や文化的側面を包含した文化史の整理として実施した調査研究の報告書を公開致します。 この報告書がそうした意識を共有し、文化的な認知、整理、評価のための活動を後押しするものとなればと考えます。 報告書に関するご指摘・ご意見・ご感想は事務局( )までお寄せ下さい。
ニュース | News イベント、展覧会、プロジェクト、学会や関連書籍などメディア芸術に関するニュース 本書は、著者自身によるまとめに従うならば、3つのマンガについて書かれた本である。「手塚治虫のマンガ」「少女マンガ」「マンガ」、という3つである。どういうことか。 「手塚治虫」は言わずと知れた日本マンガを象徴するイコン、「神様」だ。その存在は様々に語られ、「手塚」と対峙することによってこの国のマンガ言説は形づくられてきた、と言っても過言ではないだろう。だが、そのように「手塚」と向きあうことで「発見」された「マンガ」を規範とし、その基準から外れたものを排除するような構造もまた、近年問題になってきている。 例えば、日本のマンガを手塚以前に遡ろうとする際、いわば「手塚らしさ」が感じられる作品が特に選ばれ、それ以外の作品はあまり顧みられない傾向がある。いわゆる「手塚史観」である。 また、新たな規範
縮小模型(ミニチュア)の中で繰り広げられる現実ではない世界、特撮。 特撮は高度経済成長期の映像技術とともに発展し、その表現手法は日本だけでなく世界の映像分野に大きく影響を与え、日本が誇る文化として成熟してきました。 CG技術の台頭によりその活躍の場が失われてきてはいますが、近年、改めて特撮の技術力・表現力、その魅力が再注目され、今年5月には特撮の変遷を調査した「日本特撮に関する調査」も公開されました。 そして、いま、特撮文化・技術の未来への継承、貴重な文化遺産であるミニチュア等の保存が真剣に検討され始めています。 今回、特撮分野の第一線で活躍する本調査の関係者が、「特撮の神様」と言われる円谷英二の出身地・福島県須賀川市に集い、特撮の現状を語り、未来への継承を訴えます。日本の特撮文化を残す方法を一緒に考えてみませんか。 イベントへの参加は事前申込となります。近日、お申込み方法をこのペ
平成 24 年度メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業 マンガ・アニメーション研究マッピング・プロジェクト 報告書 Report of Manga and Animation Research Mapping Project 平成25年3月 森ビル株式会社 はじめに 本プロジェクトは、日本のマンガ・アニメーション研究の現状を体系的に整理し、国内外に対して日本のマン ガ・アニメーション「研究」についての情報発信を行うと共に、国内においてマンガ・アニメーションを振興する 機関・施設関係者に向けて、更には今後の研究を支える若き初学者たちに向けてのガイド作成を目的としたプ ロジェクトである。 「マッピング・プロジェクト」と記すように、企画当初としては両分野の研究状況を俯瞰できる系譜図や分布図 というような形で一覧性の高いマップとして可視化することを1つのゴールとして想定していたもので
トップ > プロジェクト > マッピング・プロジェクト 調査報告書 マンガ・アニメーション研究 マッピング・プロジェクト 調査報告書 マンガやアニメーションは、見て、読んで、楽しむだけでなく、大学・大学院などではそれらに関する論文が書かれる(もしくはそのことに興味がもたれる)機会が増えており、またさまざまな分野の研究者からもマンガ・アニメーションが取り上げられるようになるなど、「研究」が盛んに行われています。そのように多様な領域での研究の蓄積がなされる一方で、研究の現状は、学者・研究者のみならず、ジャーナリストや批評家など、様々な関心を持ったバックグラウンドの異なる論者が混在する「混沌(カオス)」な状況となっているため、全体を俯瞰するのが非常に難しい状況となっています。 こうした中で、これからマンガ・アニメーション研究を志す若き初学者にとっての道しるべとして、また研究者交流のきっかけとして
平成24年夏に東京都現代美術館で開催された「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技(以下、特撮博物館)」などを契機に、再注目を浴びる日本の「特撮」は、日本特有の精密な映像技術として発展し、世界の映像文化にも、映像を飛び出して実社会にも、多大な影響を与えてきました。 しかし、CG技術の広まりとともに活躍の場が失われてきており、特撮を取り巻く状況は大きく変化しています。 平成24年度のメディア芸術コンソーシアム構築事業では、アニメーションと深い関わりを持つ特撮の文化的系譜について、特撮博物館に携わった「特撮文化の担い手」による調査を行いました。特撮が再注目される今こそ、まさに文化として捉えなおす時機といえるのではないでしょうか。 調査結果は、以下報告書にてご覧いただけます。 なお、公式な記録は少なく、当時の貴重な資料関係も散逸しつつあるため、今回の調査にあたり100パーセン
ニュース | News イベント、展覧会、プロジェクト、学会や関連書籍などメディア芸術に関するニュース 北米のオハイオ州立大学「ビリー・アイルランド・カートゥーン・ライブラリー&ミュージアム」では、新たな検索ツール「多種文化資料ガイド」(Guide to Multicultural Resources)を公開した。 この検索ページは、アメリカ社会におけるマイノリティに焦点を合わせ、アフリカ系アメリカ人作家、アジア系アメリカ人作家、ラテン系アメリカ人作家という分類によって、同施設が保有する多様な資料を再整理、リスト化しているものだ。 リストは作家名別と、資料種別の二種類が用意されている。資料種別は、作家略歴ファイル、原画、関連する特別コレクション、カートゥーンおよびコミック・ストリップ、コミック・ブック、オンライン資料、アンソロジー、その他(展覧会カタログ、映像資料など)に分けられ、該当する
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル、文化庁メディア芸術祭。本連載では、同芸術祭に深く関わる人たちへのインタビューを手がかりに、文化庁メディア芸術祭について考えていきます。(全4回)。 12月13日に今年度の受賞作品が発表され、アニメーション部門の大賞を受賞した大友克洋さんの短編アニメーション『火要鎮』に注目が集まっています。今回はアニメーション部門の審査委員を務めた古川タクさんにお話を伺いしました。自身もクリエイターとして1960年代から数々のユーモラスな短編アニメーションを手がけてきた古川さんに、近年の応募作品の傾向から今後のメディア芸術祭への期待をお聞きしました。 日本のアニメーションのおもしろさとは? 古川さんは日本の応募作には「勝手気ままな個性が光る」作品が多
現在の日本では、社会的関心の高まりによって、学部・大学院レベルでマンガ・アニメーションに関する論文が書かれる(もしくはそのことに興味がもたれる)機会が増えてきています。 しかしそれら研究の現状は、必ずしもアカデミズムによるものだけでなく、ポジショニングやバックグラウンドの異なるさまざまな論者が混在する「混沌(カオス)」な状況にあるため、マンガ・アニメーション研究のプロパーでない者にとっては非常に分かりづらいものとなっているのではないでしょうか。 今回のプロジェクトでは、今後の研究の発展のためにもそれぞれの研究状況を整理し、マンガ・アニメーション研究を志す若き初学者たちにとっての道しるべとなるように、是非知っておいてもらいたい国内外の研究者や評論家、書籍の推薦リストを作成しました。 本トークでは、プロジェクトに関わる5名の研究者による成果発表の他、今後「3次元マップ」によって両研究分野
ニュース | News イベント、展覧会、プロジェクト、学会や関連書籍などメディア芸術に関するニュース 「マンガ評論家・ジャーナリスト協会」(Association des critiques et des journalistes de bande dessinée、略称ACBD)の年次報告書(2012年度)が発表された。 これはACBDのジル・ラティエ氏が2000年から毎年発表している統計資料で、フランスにおけるマンガ市場の推移を測るものとして、今や評論家・研究者にとって欠かせないものとなっている。 最もよく言及されるのは年間のマンガ発行点数である。2012年度は5,565点と前年比で4.28%増。統計を取りはじめた2000年度の1,563点から、順調に右肩上がりを続けている。ただし、この発行点数の増大は以前から弊害も指摘されており、書店の売り場面積の限界をすでに超えて過剰生産状態であ
第16回文化庁メディア芸術祭の開催中に、六本木ヒルズ内に「メディア芸術ライブラリーカフェ」が登場します。同芸術祭受賞作品(マンガ)や関連書籍が並ぶ「ライブラリーカフェ」では、メディア芸術振興にむけた文化庁の取り組み「コンソーシアム構築事業」を紹介するプレゼンテーション展示に加え、メディア芸術各分野のクリエイター・研究者らによるトークイベントも開催されます。 マンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートと言ったメディア芸術は、広く人々に親しまれるとともに、様々な角度から研究が行われています。 「メディア芸術ライブラリーカフェ」では、今年の文化庁メディア芸術祭受賞作品(マンガ)や各分野の研究者や専門家が推薦する書籍を紹介します。 新しいメディア芸術を知ることができる、そんな一冊に出会えるかもしれません。 メディア芸術カレントコンテンツのニュースで紹介した書籍の一部もライブラリーに並びます。 メ
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