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ドラクエ3
nanto.hatenablog.com
タイトルに(仮)と付けているのは、この問題は今のところ「沖縄県民全体で問題化されていない」だろうという印象からの(仮)です。長いので本文で『問題(仮)』と書いてある箇所はこのタイトルを指します。 そしてこの問題(仮)と(仮)をつけているのは、この問題(仮)の論点を矮小化させたいのはでなく「奄美を含むことでより範囲を広げて鹿児島県まで巻き込み大問題化させる」ことがある意味硬直化しているこの地域を解きほぐすきっかけになるかもしれないという期待にも似た感情によるものだと前置きします。 このエントリーを書こうと思ったきっかけは以下のニュースです。 <div class="hatena-bookmark-detail-info"><a href="http://www.sankei.com/politics/news/160427/p
米軍徳之島移設問題南の島のイメージと言えばどういうものがあるでしょうか。ゆったりとした島時間が流れる「常夏の楽園」、地理的に隔絶されているが故に純化されるような素朴な人と人の関係。パッと思いつくのはやはり「楽園」的なイメージではないかと思います。外から見る南の島のイメージには「楽園」があり、そのイメージとしての「楽園」は海や自然とあいまって確かに存在するでしょう。そして、当事者である南の島にとっても人間が主体となった願望としての「楽園」が存在しているのではないかと感じています。それは自立した国であり、人間関係であり、島の中で完結される人生の舞台としての「楽園」。アメリカもヤマトも海の向こうの遠い世界であり、人生の舞台に添え物としてだけ登場すればいい。完結する世界としての「楽園」。幼い僕に向かって婆さんが冗談めかして「ケトウもヤマトも信じるなよ。島のお嫁さんをもらえよ」と言ったのを今でもはっ
徳之島, 奄美群島, 米軍徳之島移設問題今日、鳩山首相が沖縄を訪問している。沖縄のみなさんにご理解をお願いしたい、と頭を下げている様子をマスコミも嬉々として流しているがこの人は本当に「愚」なのか「直」なのか分からなくなる。何度も繰り返しますが、去年の選挙の時点であれだけ口約束していた県外・国外移設の見込みはどこにあったんだろうか。空手形公約を堂々と公言していたのなら、他の政策にも関わることなのではっきりさせてほしい。公務員改革と独立行政法人の改革などに個人的には一番期待していたのにそちらも空手形のような結果に終わるならマニフェストという空手形は公言した者勝ちになるわけですね。以下自粛。 徳之島の基地移設問題が段々とマスコミなどで話題になってくるとツイッターなどで、「先祖が徳之島から内地にやってきて…」とか、「島には行ったことがありませんが、自分も徳之島由来〜」とつぶやく人がどんどん増えてき
奄美群島, 徳之島asahi.com(朝日新聞社):徳之島、三たび大規模集会 1万5千人「基地いらない」 - 政治 沖縄の米軍基地と奄美群島の関係(我が家の場合)先週末、徳之島のオジサンが徳洲会病院で亡くなった。還暦になるかならないかの若さで全身に癌が転移していたらしい。感情を表に出す男たちが多い中で、集まりでも寡黙な想いを胸に秘めているタイプのおじさんだ。僕も末っ子だが、僕とは違うタイプの末っ子だった。民主党の徳之島移転の話が振って湧いたようにメディアに登場してから、身体が疼くようにカーッと熱くなることが何度もありました。2月に「徳之島への米軍普天間飛行場移設が『徳之島自立論』につながる可能性」を書いてから、沖縄の米軍普天間飛行場の徳之島への移設のニュースは治まるように見えながらも、煮え切らない情報が錯綜し、訳のわからないリーク情報や終いには『腹案』なんぞという言葉が聞こえるようになって
奄美の国籍, 沖縄, 鹿児島昨日はアクセスがいきなり跳ね上がっていて驚いた。薩摩も哀れなもんだ。沖縄にそそのかされてみっともないイベントを許してしまった土台は、島津に苦しめられた自分たち先祖を差し置いて手垢のついた島津の維新物語に常日頃まどろんでいるからだろう。鹿児島が飛翔できない所以だ。 保守からのブコメも見られたが検討違いもはなはだしい。サヨクな方々もいらっしゃったようですが、自分たちの運動に奄美は使えるとか思わないでくださいね。頼みますよ。個人的な考えでは、島津の軍事大国も琉球王国も左翼運動も同じようなイデオロギーだ。鹿児島が島津維新物語に、沖縄が琉球王国史にまどろんでも奄美にはそのどちらも存在しない。イデオロギーなど根付かせない我らこそが原日本人であり、我らこそが原琉球人だという体感があるからだと思う。イデオロギーの偽善さと教条主義的香りは漂ってくるという表現がふさわしいか。日本本
奄美の国籍, 鹿児島, 沖縄沖縄県・鹿児島県の主催で両県によるなし崩しの交流宣言イベントが奄美パークで開催されたようだ。結局、直前に至るまで一般に対するイベントの告知はほぼ無しで、問い合わせてもまだ詳細が決まっていない、担当者がいない、聞く耳持たない「はぁ、はぁ」という生返事の応酬で、笑わせてくれる対応だった。 奄美在住のレゲエDJバナナマフィンさんのブログ「バナナからの手紙」2009.11.21 Saturday『沖縄県・鹿児島県交流拡大宣言 全文』から下にその宣言文を転載させていただきます。全体を通して読んでみて、タイミング的には歴史的なイベントになりえた行事でありましたが、一体、誰がこんなくだらない上っ面だけの言葉で綴られた宣言文に心を動かされるのでしょうか。仕事としてこのイベントに関わらずにはいられなかった、様々なしがらみで加勢せざるを得なかった、声を挙げるわけにはいかなかった方々
奄美諸島, 鹿児島, 沖縄400年前の史実のみをことさら取り上げ、謝罪と賠償を要求しているかのように批判し騒ぎ立てる無知な馬鹿には、『その無知を恥じよ』とだけ言っておきたい。琉球王国に侵攻し勝利した薩摩が江戸時代を通じて奄美を直轄植民地にして搾取したことすら知らない馬鹿も多いだろうが、明治時代から大正、昭和にかけては鹿児島県主導で奄美の黒糖の売買を独占しようと画策し、その画策が潰えると鹿児島県であるにも関わらず奄美への投資を拒み、植民地時代にその有り様を搾取の島として変容させられたまま放置政策をとりほったらかし、そのまま太平洋戦争に突入、その後のアメリカによる異民族支配で奄美はついこの間まで何百年間も継続して疲弊しその身を差別されていた。薩摩出身の政治家、言論人、知識人は日本全体のことやアジア、世界の問題などには声高に発言しても奄美のことに言及しているのか?都合の悪いことには沈黙する自分の
雑記 ものすごく久しぶりのエントリーになります。もともと自分はブログはもちろん日記というのを続けたことのないので、ずるずると怠けるのだけは得意です。加えて夏の暑さは物事を怠ける絶好の口実となります。南の人間は暑さに強いのではなく暑い時に物事を怠けるのが上手いんですよ、と北の方の出身の方がいらっしゃれば、したり顔で南の人間論を語っていたことがあるんですが、東北の方がやけに納得していたことがフト思いだされます。いや、それは私の場合だけに当てはまることです、ハイ。このブログも、毎回テーマを決めて書いていこうかと思ったんですが、それだと更新がかなり間をおきそうなので次回からはブログのデザインも一新したり、内容をもっと身近なものに変えていこうかと思います。いきなりキャラ変わりするかもしれません。 「故郷」がいくつもある自分 Mukkeさんのダイアリーの「故郷」は誰のものか?というエントリーでは、7月
奄美の国籍民主党:民主党・沖縄ビジョン(2008) via kwout
奄美の国籍 奄美諸島は、近世から近代にかけて繰り広げられた大きな戦いにおいて二度にわたり両軍の本土決戦(直接対決)を回避するための緩衝地帯的役割を歴史から強制され異民族統治を受けた島々です。 しかしこの事実は日本の歴史の中でほとんど光が当たることなく、奄美側からの集団的な言及もあまりありません。 私が見て聞いて感じていた奄美の先人は、ついこの間まで日々の生活に疲弊し、自分たちの運命を顧みる余裕もなく恨み節を吐き出す言動さえままならないまま細々と唄の中にその哀しみを伝え現代へ橋渡ししてくれたご先祖様です。 このエントリーでは、改めてその歴史的事実を提示し、奄美諸島の先人が犠牲になることによって保つことができた当事国の平和とその繁栄がどれだけ貴重なものであったかを皆さまに知っていただき、和睦をした『その時』から始まった当事国の平和と繁栄の陰で、『その時』から悲劇が始まっていた奄美諸島の先人の
雑記一日間をおいてしまいましたが、カルチュラル・タイフーン2009『薩摩侵攻/侵略400年を考える』パネルを拝見した感想をお伝えします。深ーい想いとお酒にひたってしまいましたので、昨日は少ない仕事でしたがこなすのがやっとで一日過ぎてしまいました。 会場の外語大府中キャンパスの雰囲気さて、カルチュラル・タイフーン2009です。個人的には母校である東京外語大での開催と聞いてまず驚きました。ただ、私が通ったのは、現在の府中キャンパスに移転する前の西ヶ原キャンパスで、さんざん音楽と酒盛りに明け暮れた上で中退した落第生でしたので、とても母校などと名乗る資格があるとは自分でも思ってませんが、語学や異文化に深い理解がある多くの良き仲間と出会った場所でしたので喜んで行きました。西ヶ原キャンパスで学生時代を過ごした者は、あのゴミゴミとした巣鴨と王子の間の西ヶ原キャンパスに思い入れがあり、新しいピッカピカの府
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