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news.yahoo.co.jp/byline/wataitakeharu
「イラク戦争」の開戦から、今年3月で15年を迎えた。私はこの15年間、現地で出会ったイラク人たちの「その後」も、できる限り追うようにしてきた。「いま何が起きているのか」だけではなく、その人にどんな過去があったのか。そして、有り得たかもしれない人生や、かなわなかった願いや希望を描きつつ、戦乱を生き抜く彼らの未来の姿を、いつか見たいと思って取材や撮影を重ねた。 なかでも、ドキュメンタリー映画『Little Birds イラク戦火の家族たち』http://www.tongpoo-films.jp/littlebirds/(2005年公開)の主人公の一人で、メインビジュアル・ポスターの少女の15年のこれまでの軌跡を以下の動画で観てほしい。 2003年4月、米軍が制圧した直後のバグダッド市内南部の住宅地の一角で、私は右眼に白い包帯を巻いた女の子ハディール(当時12歳)と出会った。彼女の頭部を写したX
いまから15年前に起きたイラク戦争。その戦争を象徴する一つの映像が、サダム・フセイン大統領(当時)の銅像倒しだ。 2003年4月9日、イラクの首都バグダッド市内中心部が米軍に制圧された。そして、フセイン大統領の像が米軍の装甲車によって引き倒される。その光景は生中継も含めて、世界中のテレビを通じて何度も繰り返し放送された。私自身も、その引き倒しの一部始終の現場にいたが、あの「フセイン像倒し」のシーンに関しては、これまで様々な憶測が流れた。 あのフセイン像を倒そうとした人たちの思いとは?「フセイン銅像引き倒し市民は、米国『CIA』のサクラだった」「ヤラセの『銅像引き倒し』」「ドル札が飛び交った」 当時、日本で発売された雑誌の見出しだ。それらは、あの像の引き倒しに関わった人物は米軍に「雇われた」「動員」された人物で、米軍の仕組んだ「演出」だったという内容だ。しかし、それらは当時ライブ映像で流れた
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