日曜日に行われたJ2第15節、首位を走るアルビレックス新潟との上位対決。それは感動するほど痺れる試合だった。 最終ラインから執拗に繋いでポゼッションしようとする新潟と、前線からプレッシングして走り続ける京都。互いのやり方を貫き通すスタイルウォーズ。こんな試合が見られるなんてサポーター冥利につきる。川崎選手のプロ初ゴールを守り抜き、ウノゼロでの勝利。そしてチームはJ2の首位に立った。 首位、最後にチームがそこに立ったのは2年前の7月だ。当時は中田一三監督の掲げた、SBが中に絞ってビルドアップする独特のポゼッションスタイルがJ2を席巻していた頃。もはや、遠い昔の出来事のようだ。 一時は首位に立ったサンガだったけど、対戦が一巡して各チームが対策してくる中で段々と勝てなくなり、夏場の補強がうまく行かず、現場とフロントのギクシャクした関係が漏れ聞こえてくるようになり、そしてあの伝説となった柏との最終