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note.com/chocoholic_mam
いったいなぜ。痴漢被害に悩んだ学生時代ミニスカギャルよりも、校則を守ったスカート丈の女子高生のほうが痴漢に遭いやすいという話を、聞いたことがないだろうか。 高校生だったころ、わたしは比較的校則の厳しい学校に通っていた。 制服はなにからなにまで学校指定のものを着用することが義務づけられていたし、スカート丈を詰めるのはもってのほか。 膝下まで伸びた野暮ったい丈のスカートを履いて、通学のため地元を離れ、40分ほど上り電車に乗るまいにちを送る…はずだった。 入学して間もなく、痴漢の被害に遭うようになった。 こわくなって車両を変えると、きまってついてきた。 乗車時間を変えれば、違う男性が寄ってきて、同じように痴漢をした。 電車を降りてトイレへ逃げ込むと、いつまでも待ち伏せされた。 続きをしようよ、と手を引き連れていこうとした人もいた。 降りる駅や制服から学校を特定したのか、学校の最寄駅で待ち伏せされ
乳幼児虐待の痛ましいニュースを目にするたびに、後ろめたいような気持ちがちらつくようになったのはいつごろからだろうか。 ムスメが生まれて間もないころ、わたしは不安で仕方がなかった。 この小さな生き物が、ふと目を離したすきに、呼吸を止めてしまわないか。 わたしの腕のなかで寝息をたてたまま、もう二度と目覚めないのではないか。 ずっと抱きしめていなければ不安で、毎晩ムスメを抱いたまま眠りにつく日々だった。 ムスメはよく泣く子で、とてもタフだった。 おくるみにおしゃぶり、オルゴールにメリー。 ビニール袋のカサカサとした音や、雨音。 これをやると赤ちゃんが泣きやむという謳い文句のものは、ひと通り試したと思う。 なにひとつ、効かなかった。 泣かせておけば眠るわよ、とアドバイスを受けて、泣かせ続けてみたこともあった。 授乳とオムツ替えだけはこまめにし、寝かしつけず泣かせてみた。 9時間泣きつづけて、折れた
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