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TGS2024
note.com/kaminashi_ceo
昨日、カミナシはシリーズBで30億円(エクイティ25億円・デット5億円)の調達を発表しました。事業をピボットしてから約3年、この期間で40億円を超える資金調達をすることが出来ました。 この調達に至るまでの、シリーズA後を振り返ると、長期的なプロダクト戦略について考え続けた時間だった気がします。今回、この先、カミナシはどこへ向かうのかについて書きます。 前半はAll-in-One Productの話。後半はHRTechの話を。一番伝えたいことは最後に書いています。興味ある部分だけでも読んでもらえると幸いです。 オフィスワーカーの進化の歴史自分たちはどこへ向かうのか? その答えを探すために、何から考えようかと思っていたところ、とても良い先行事例があることに気づいた オフィスワーカーの働き方の変遷だ。 人の働き方の本質的な進化というのは、現場もオフィスも一緒であり、同じような道を辿るのではないか
最初の売上はMRR10万円。それを獲得するまでに1年1ヶ月かかった。MRR100万円を超えるのに2年。問い合わせは毎月5件くらい。投資家とのMTGは辛く、友人の「売上いくら?いつ上場するの?w」には苦笑いで返してた。3年やってMRR280万円までしか伸ばせずにピボット。スタートアップなんてこんなもん! — 諸岡 裕人|カミナシ CEO (@morooka_hiroto) February 9, 2022 そこで2つのことを感じました。 「サクセスストーリーではなく、苦労話や失敗談を聞くことで活力になったりする場面もある」ということ。過去の自分など特にそうですが、上手く行ってない時ほど誰かの苦労した話を聞くと、「自分もがんばろう!」と思えました。なので、このnoteは順調な方よりも、昔の自分のように苦しい状況にいる方に向けたものになっています。 2つ目は、「みんなリアルな数字を知りたがってい
今日は記念すべき日。創業して3年11ヶ月が経過し、ようやく自社のミッション・ビジョン・バリューを公開できる日が来ました。 実は今まで存在していなかったんです。 そもそも、ここまで時間がかかった背景などはこちらのnoteに書いているので、もしお時間あれば読んでみてください。 今回のnoteはタイトルにもなっている「カルチャーは戦略に勝る」と考えるようになったきっかけ。カミナシの具体的なMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)について書きました。 ぜひご覧ください。 偉大な企業になるためにミッション・ビジョン・バリューをもう一度作ろう。 そう思い、一冊の本を手にした。FONDを創業した福山太郎さんが推薦していた書籍『ザ・アドバンテージ』。この本は自分に大きな指針を示してくれた。 「どんな会社でも獲得できる唯一にして最大の競争優位は組織の健全性である。だが、単純で望めば誰でもただで手に入れられる
「これは最後のチャンスだ。先に進めば、もう戻れない。青い薬を飲めば、お話は終わる。君はベッドで目を覚ます。好きなようにすればいい。赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう」 映画マトリックスでモーフィアスがネオに選択を迫る有名なシーンだ。安全で平和な世界に留まるか、辛いことばかりだが、この世の真実に触れてみるか?スタートアップでも、こうした選択を迫られることがある。 このnoteを読んだ後に、自分に問いかけて欲しい。あなたは、どちらを飲むのか? 最高の人材を雇う比喩的な表現から始まったが、このnoteのテーマは採用だ。 スタートアップにはとても重要な定説がある。最初の10人は妥協せず、最高のメンバーだけを雇えという教えだ。最初に集いし10名の選ばれた創業メンバーこそが、考えられうる最高の人材。 果たして、その確率はどのくらいなのだろう?そもそも、社長で
前編では、起業してからの約3年間の軌跡と失敗を書いた。3年間分の恥と失敗を全部このnoteに込めた。 後編であるこの記事では、失敗から何を学び、どんなプロダクト(SaaS)を作ろうと思ったか?サービスを通して、どんな世界を作りたいのか?など、昨日公開した記事の、その後について書いた。 ※このnoteから読まれる方もいると思うので、簡単に自己紹介をしておきます。既に前編を読まれている方は、読み飛ばしていただければと思います。 はじめまして、カミナシの諸岡です。ノンデスクワーカー(ブルーカラー)向けの業務効率化アプリを開発しています。 2016年に起業して3年半。今日、ゼロから作り直したこのサービスを正式にローンチししました。 【リリース】 PRTimes「ノンデスクワーカーの業務を効率化する現場管理アプリ「カミナシ」正式に提供開始」 日経新聞「カミナシ、作業現場の効率化アプリ」 日経XTEC
2016年に起業して3年半。明日、ゼロから作り直したこのサービスを正式にローンチします。良い機会なので、これまで辿ってきたことや失敗を綴ってみます。 9割は失敗ばかりで、相変わらず不確実性も高いけど、読んでみて「すごく共感した」と思ってくれたら、ぜひ連絡ください。カミナシで一緒に働きましょう! そして、「分からない」と思ってもらっても問題ありません。心のどこかで、そっと応援してくれたら嬉しいです。 1.「カミナシ」というサービス日々、さまざまな人と話す中で「カミナシはどんなサービスなの?」と聞かれることがよくある。シンプルに話す場合は「現場の大量の紙をなくす、ペーパーレスサービスです」と伝える。 でも正直いうと、これは自分自身を安売りしている感覚になる。「そうじゃないだろ!」と心の中の自分が訴えている。 そして、記者からは「現場の品質管理SaaSですね?」と聞かれる。これは悪くない。でも、
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