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土用丑の日を盛り上げる企画だろう、昨日だか一昨日だかでテレビでやってた。 リポーターは鰻関連の名店の板前さんに、「スーパーで買ううなぎのおいしい暖め方を教えてください」なんて無茶なことを質問していた。エキスパートに恥も外聞もなく質問をするのはとても良いことだ。Wisdom Access Questionは「相手を見極める」ことから始まる。 その方法を試した。土用を待てず土曜に。 すんごい旨かった。まじでやばかった。めちゃめちゃうまい。ちょっと探したが、同じ情報はWEBで文字で読めなかった。 食い道楽okdtとしては、これを再度言語化して伝搬しないことは許されまい。 まてよ、土用丑の日の食卓はもうすぐ終わるではないか。速報はtwitterで書くのが一番。虹が出てるのを教えてもらったお礼のような気持ちで、土用丑の日の食卓に伝搬すべく、140文字に収めた。 スーパーで買う鰻のうまいあ
年始から様々な出来事で振り回され兼ねない感があったのだが、はっとさせられる文章に出会った。ある保健教諭が書いたものだ。 ・・・ 保健とも教育とも全く関係のない本だが、・・・辰巳芳子さんの『あなたのために―いのちを支えるスープ』(文化出版局)である。 実は料理の本で、題名を見て分かるとおり、様々なスープの作り方が載っている。もちろん、今晩のメニューの参考にすることもあるのだが、あまりに丁寧すぎる工程なため、慌しい毎日を過ごす私にとっては、あまり実用的意味はなく、むしろ、心を落ち着かせるための本と言ってもいい。 ひとつひとつの材料を丁寧に扱い、ゆっくりと呼吸を合わせ、火と対峙し、なでるようにいとおしむようにスープを作っていく。そんなふうな気持ちで、私も毎日の生活を送っていきたい、と、この本を開くたびに思うのだ。特に大切にしている一節を書き出してみる。 愛につられ、無心に、 よくなるよう
ここ最近、情報科学がたまらなく面白い。いまさら認識したのかと思われる向きもあろうが、C/UNIX系プログラマー、ネットワーク構築、セキュリティ、業務プロマネ、そして技術ベンチャーとやってきたが、飽きもせずにやってきたのは、それぞれの時代の情報技術(Information Technology)の先端を垣間見ることができるというメリット以上に、情報科学(Information Science)へのあこがれだったんだ、ということ。 情報科学は、情報技術を実際に利用している者の視点から見た様々な問題を扱う。まず技術ありき、のアプローチではなく、まず問題(解決)に着眼するアプローチである。 情報科学 - Wikipedia 関心の根っこは、人が何かの情報に触れるとどういう行動になるんだろう?あるいは、ある行動は、どんな情報に刺激されたものなんだろう?というような、そういうこと。情報そのものをデータ
汐留のミラクルリナックス社セミナールームで開催された、高専カンファレンスで15分スピーチをさせていただく機会がありました。 ITmediaの記事「高専カンファレンスから伝播する高専生の「高専道」」 わたしのスピーチは、「Innovationと高専生」とタイトリングしました。 変化、進歩をめざす気持ち、これはプロフェッショナルにとって最も大切な原動力だと思います。でも、残念ながらそのような人は決して多くない。自分がその少数派だと気がついたら、そのポテンシャルを活かしていこうよ、しかも徹底的にね、というメッセージを込めました。 テックスタイル・グループならびにその関係者には、偶然ですが、前のめりに楽しい激しい経験をしてきた高専卒業生が少なからずいます。きっと自分のアドバンテージを活かしやすく、さらに成長の痛みを感じられる場所なんだと思います。 # 新卒、中途いずれも、就職のご相談は歓迎していま
米Autodeskのウェイン・ホジンズ氏によると、Strategic Futuristは世界で20人らしい。 同記事より: 問題を分析するときに、個々の事柄に着目してしまいがちだが、これでは問題の一部しか見ていないことになる。そうではなく、「物事を一般化し大きな単位にした後で、小さな単位に落とし込んでいくという二極化した考えが必要だ」とホジンズ氏は述べる。 演えき法と帰納法で俯瞰的にロジカルシンキング、なんて、別段スペシャルなアプローチじゃないよね。ロジカルシンキングの限界は、すでに起きたことのある事象、つまり事実のみを根拠とするため、変化の激しい領域や、未踏の領域にはほとんど通用しないということ。ここを指摘しないと「未来戦略家」返上ではないかと。 冗談はともかく;-p 「本質探し」これは面白い。 単に分解と合成をするだけでもたいてい面白いが、そこをさらに軸を出して、「本質」なんて謎めいた
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森に行ってみたことがありますか。 私は、梅雨入りした時期の秩父の森とか、大好き。 森の全体ビューを楽しむ人もいれば、個々の木々を見て感動する人もいる。ちなみに、今朝の朝礼で尋ねると、そこにいたスタッフの大半は個々の木々をじっくり見たいタイプで、わずかながら、森としての全体の景観を楽しみたい人がいた。 いずれにしても、森としての成り立ちが、個々の木々の魅力に不可欠。すなわちWhole-Partの関係性。この関係には学べる要素がたくさんある。森に立つ看板には、その森の歴史やなりたちのような概要から説明が書かれていて、続いてそれぞれの個々の木々や小路の解説に言及している。木も森も見ろ、と。 さて、会社から業界という枠組みに拡げて考えても、我々の開発活動はPartでしかない。できることは、せいぜい個別最適。 統計によると、2006年現在、インターネットの利用者は世界人口の16%、日本では60数%に
gihyo.jpの記事、「疾走するネットダイナミズム第一回 群集の叡智 ー 集合痴にならないために」にインタビューをしていただきました。ちょっと写真がどうなんだろう、と、社内関係者ではもっぱらのネタですが(汗。 その記事で言及されていたとおり、2008年5月21日に、昨、2007年11月1日に開催した「群衆の叡智サミット2007」の続編を東京、丸ビルホールで開催することになりました。CNET Japan, RBB TODAY, Markezine, gihyo.jpなどで早速報道していただいています。 群衆の叡智サミット WOCS 2008 Spring → http://techstyle.jp/wocs/2008spring/ 前回はmixiのコミュニティでのやりとりに始まり、当日はライブアンケートシステムを使い、フィードバックはブログでの反応を集めたりしました。 今回は、より近くコミ
昨日、2007年12月18日、プレゼン&ドキュメント公開・共有サイトHandsOutをリリースしました。 http://handsout.jp/ プレスリリース(日経プレスリリースへの掲載) ビジネスの世界はもとより、要素技術に関しても(オープンソース、セキュリティなど)プレゼン資料は毎年たくさんできあがります。 それらの資料は、いろいろな人がそれなりの労力を払って作られています。ブログやWikiとの性質は異なり、生で大勢の共感を生む目的を持っているため、概して情報の価値がとても磨かれているものです。しかし、残念なことに、プレゼンの性質上、公開範囲は限定的ですし、一瞬で露出が終わってしまうために、波及効果が限定的になってしまいがちです。知られないまま終わるものもたくさんあります。 これが、常に「On Stage」な状態にしておける「プレゼンテーション公開サイト」を作った理由です。いろんなフ
株式会社テックスタイルは、11月1日木曜日に東京丸ビルホールにて「群衆の叡智サミット 2007」(Wisdom of Crowds Summit)を開催いたします。 WEB開発にかかわる技術者、またマーケティング戦略・ブランド戦略担当者、大学・研究機関の研究者、および企業経営者の皆様を対象としています。 → http://techstyle.jp/wocs/ 2007年から始まる10年の情報経済は「群衆の叡智」によって大きく変革するといわれています。ジェームス・スロウィッキー著「みんなの意見は案外正しい(原題:Wisdom Of Crowds)」に著されている数々の興味深い事実は、一部の「権威」や「専門家」による品質維持の枠組みを、「群衆の叡智」が上回ることを示しました。 しかし、それはどれほど新たな情報パラダイムをもたらすのでしょうか。いや、すでにもたらし始めているのでしょうか。消費者、
ITProの「今こそ問われるプログラミング雑誌の価値」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070801/278804/ を読んで、なにか引っかかるなあと思ったら、これだ。 SOA(サービス指向アーキテクチャ),SaaSなどはいずれも「できるだけソフトウエアを作らない」「実装を意識しない」方向を目指している。 私はそうは思わない。この記者は「SOAもSaaSも世の中の車輪の再発明を極端に減らすアプローチだ」と理解しているからこういうことを書くのかな。しかし、残念なお知らせだが(w)、基盤のレイヤーが据えられると、世の中はもっとものづくりをしなければならなくなる。 省庁の分離調達の狙いにアプリケーション基盤を標準化すると、よりユーザに利便性が高く、ハコモノベンダーの垂直統合ロックインを受けず、かつ、利用価値の高いアプリケーションの構築が
論理思考ツール、「マインドマップ」。これをハンドリングするソフトウェアは数々ありますが、オープンソースのFreemindは、シンプルすぎるほどのインターフェースで用途を選びません。また、Windows、Mac、Linuxをサポートしているのでユーザの環境の自由度も高いソフトウェアです。リサーチャ、エンジニア問わずマインドマップ使いには必携ツールの地位にあると言っていいでしょう。 FreeMind http://freemind.sourceforge.net/wiki/index.php/Main_Page Wikipedia "FreeMind"の項 http://ja.wikipedia.org/wiki/FreeMind Freemind 活用クラブ(日本語) http://www.freemind-club.com/ 私は、2005年に出た安定版の0.8.0以来、アップデートもケア
私のVAIO、OSはWindowsXP、1280x800が窮屈に感じてきました。悲しいことに、デュアルディスプレイでゴージャスに画面を拡げられるのも、当然ながらデスクにいるときだけです。この環境に少々不満が出てまいりました。 というのは、ある日、Ubuntu Linuxに3DデスクトップマネージャのBerylを入れながら、「そういえばWindowsにもバーチャルデスクトップってないはずないよなあ?」 なんと探したらあっさり見つかりました。これまで?探さなかったのです。思考停止でしたね。 以下に手順を示しますが、これを入れれば、「これまでの1枚のデスクトップが、4枚に」なります。とってもカンタン。 さて、そのソフトウェアは本家Microsoftのサイトにありました。Powertoysというソフトウェアのひとつ、Virtual Desktop Managerです。 http://www.mic
1位:「ちゃんと セキュリティ」158万件。 2位:「しっかり セキュリティ」150万件。 3位:「きちんと セキュリティ」140万件。 これらはこの記事を書く時点でGoogleでヒットした件数です。これを仮に、「セキュリティ解説の御三家」と名づけることにしましょう。まずは、検索結果をしげしげと眺めてみてください。何かもやもやとしませんか。釈然としないというか。 「セキュリティ」のように、高度な(?)概念を人に説明するのは難しい。日本語にはそういうときに便利な言葉がたくさんあります。これが、「御三家」であり、上記のとおり、解説にはひっぱりだこで用いられています。 言葉の意味するところを突っ込んで調べていくと、姿勢、頻度、正確性、網羅性、緻密性、計画性などという要素に分解して説明したほうが意図がびしっと伝わって良さそうなものですが、比較的具体的な言葉、たとえば「綿密(59600件)」「緻密(
0.はじめに 本記事は、私がミニチュアダックスの「フック」を羽田から大阪伊丹空港に送ったプロセスでわかったことや個人的な感想も含めてまとめておくことにより、有用な情報を残すことを目的としています。その時点でインターネットを検索して助けになる、まとまった情報はほとんど存在しなかったからです。それで、この記事の引用、複製については私に許可を求めてさえいただければ可能な限り協力する意志があります。誰でも閲覧できるサイトからのリンクは原則として自由です。ただし、本記事をもとに行動するいかなる結果の責任も負いかねますのでご了承ください。 1.ペット空輸? 飛行機での旅行の際にペットを同伴する申込は、通常の荷物預けのカウンターで可能です。しかし、人間は移動しない場合でもペットだけを空輸することができます。ペットの売買などでは良く行なわれていることなのですが、情報が不足しているせいか手続きが煩雑に見え、
昨日夕刻、親不知を抜きました。しかも左下!私には大問題。抜くのはたった一本の歯ですが、乱立する歯科の中から卓抜した歯科を一件、いかにうまく発見し、最高の施術を受け、術後の腫れもたいしたことないという満足感を得たかというところです。 そこで今回こだわったのは、Wisdom of Crowds[群衆の英知|叡智]。短くまとめるほど難しく聞こえる言葉なのですが、私なりに分解しますと「ばらばらで、十分の数の集団の意見を集約すると、一部の専門家が判断するより正解率の高い、実際の結果を出す力がある。それは「群衆」が一体として「知恵」を持っているように見える」という現象を指す言葉です。これをWoC(ウォック)と省略することにします。 これにより、WoCを集約できる仕組みがあれば、事前に相当正確な予測ができる分野があるはずだとの実験が重ねられてきました。欧米で立ち上がっている「予測市場(Predictio
Guy Kawasakiの最近のblogで、「これからのネットサービスでこういうのはもうやめてくれトップ14」(超訳)を示した記事に使われていた言葉。(cf. popxpopの記事) I have 7,703 email addresses in Entourage. I am not going to re-type them into the piece-of-shiitake, done-as-an-afterthought address book that companies build into their products. shiitake? この使われ方からすれば、どちらかというとネガティブな雰囲気だ。Wikipediaには「比喩」で使われるケースの解説はなかった。Googleで"shiitake"を検索し、お料理レシピ関連を除いてみると、ごく少数だけど、ちらほら見つかっ
1995年1/17午前5時46分、わたしは明石海峡の見えるアパート2Fの部屋にいた。祝日の翌朝ということもあり、いろいろと昼間にできなかったことをしていたので、徹夜に近い状態だったので、その時刻も当然起きていた。ちょうど、セミハイベッドに座って、それまでの一日の無事と、来たるべき一日の成功をふと祈った時のことだった。 聞きなれない音が近づいてきた。そのアパートの付近では時折、数百台の大暴走が繰り広げられたりもしたことがあるので(それはそれで大変な地響きがするのだが)、最初はそれなのかなと思った。ここあたりからは、すべて、思い出すと事故で車にぶつかる瞬間を思い出すときのように、一瞬を長い時間として記憶している。脳がエキサイトしているゆえのスローモーションメモリーというわけだ。 瞬間、アパートの床が大海原と化した。窓ガラスがうねり、寝室の6畳間の、向かいの壁においてある本棚から、水平に分厚い本
昨日のこと、Thunderbirdでメールを取得しようとすると、8000件とか表示された。唖然。私の場合、メールを取得中にメーラーが異常終了した とか、VPNあるいはSSLトンネルの通信が不意に途切れたというようなケースで、メーラーとサーバのメールボックスの同期関係が失われちゃう。ああ、 すっかり全部読み込み直しなんだな…。サーバでの保存期間をもっと短くしておけばよかったか…。 いや、問題はメールの保存期間ではない。 そのメールのほとんどがSPAMだもの。8000件中、少なくとも7000件はSPAM。それを再fetchしてごみ掃除をするなんて鬱陶しい・・・。 普段、私 のSPAM対策環境は三段構え。サーバでKaspersky Antispam(95%以上判断)、取得経路にPOPFile(私にとってのSPAMを判断)、最後にメーラーのSPAMフィルタ(前者を信じてゴミ箱 に投げ込む)。 サー
PCのシャットダウンボタンをデスクトップに設置すると、確かにこれは便利でした。でも、編集中のドキュメントを壊す可能性もあり、ちょっとコワい。結局、「-t 5」くらいのオプションにしています。 利用頻度からすれば、PCのロックのほうが欲しい。この機能はWindowsのビルトイン機能で言うところの「コンピューターのロック」ですね。このショートカットを同様の方法で作ろうと調べると、キーボードショートカット「Windowsキー + L」があると知りましたが、残念ながら、私の常用しているキーボードにはWindowsキーは存在しないもの。 と言っている間に簡単に作れましたので、以下に手順を示します。 1. デスクトップ上で右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択する。 2. すると、そのショートカットの内容を記述するように求められるので、 「rundll32 user32.dll,Lock
スパムを判断するためのメカニズムに迫る POPFileはいったいどのようにしてこれほどの高い精度でメールを正しく分類できるのだろうか? その秘密はベイジアンフィルターにある。POPFileはこのベイジアンフィルターという数学理論を採用してメールを解析しているのだ。 ベイジアンフィルターの基礎となっているベイズ理論(Bayes Theory)は、古く18世紀の牧師であり数学者であったトーマス・ベイズ(Thomas Bayes)という英国人によって考え出された原理だ。 ベイズは、「物事を判断する確率は、その物事の観察者にとっての不確かさである」と説き、神の存在でさえ数学的に示すことができると述べたそうだ。この考え方で物事を推定することをベイズ推定(Bayes Estimation)という。 簡単に言うと、新たなできごとを予測する際には、すでに起きている事実と、観察者自身の経験を
最近、メールはとにかく一切合切GMailで受け取るようになった。リアルの主なメールはGMailに転送しているし、さらに気が付く限り、ネットのサービスの「メールアドレス」欄をGMailのメールアドレスに変更した。すると、数々のニュース、メールマガジンなど、以前から購読しているものも含め、すべてGMailに集約される。 そういう環境の基本機能として、SPAM判別機能、Report SPAM機能は大変便利だ。SPAM判別情報が他のユーザとシェアされているかどうかわからないが、そこそこ学習してくれているようだ。体感的には、POPFileより少し落ちる程度の精度だ。購読申込した覚えのあるメールニュースと、メールニュース仕立てのSPAMを正確に判別してくれる。 しかし、業務メールと違い、これらメールニュースは溜まっていく一方では役に立たない。後者の賞味期限は短いのだ。そう、昔は、インターネット上に情報
岡田良太郎のblog Okdt BLOGhttp://jp.techcrunch.com/archives/20080725dr-randy-pausch-carnegie-mellon-cs-professor-dead-at-47/ より、 Last Lecture - 「最後の授業」で知られるランディー・パウシュ教授(カーネギーメロン)がとうとう亡くなったとのこと。大前さんもこの人の話をあるコーナーで一番に取り上げていた。 まだ知らなかったら、本読むより動画で授業を見た方がいい。全編バージョンもいろんなサイトで公開されているし、「最後の授業」とか「Last Lecture」で検索すればざくざく見つかる。日本語のキャプションが入ったものもあるようだ。(初めて見たときは無かったけど。) さて、テーマを絞った話だとしても、今からやるステージが、「最後」だったら、自分は何を伝えたいのか、なん
あなたが、ホテルの宴会主任からある相談を持ちかけられるとします。そのホテルの営業部の新しい習慣として、毎朝700人の営業部朝食会の席で、大きなグラスで絞りたてのオレンジジュースで乾杯することになった。どうしよう?、と。ここで、あなたは 「できません」「他に方法はないんですか」「ごまかしてしまえ」などという答え以外の答えを出さなければなりません。どうすれば良いでしょうか。 非常に難しい問題の解決方法をあきらめさせる思考の中には、相手から得ていない、こちらが勝手に推測した情報を基盤としてしまっていることに気づくことがあります。上記の例だと、もし、早朝に大量のオレンジを絞らせることだって、一人1000ドル払うつもりで集めれば、集まらなくもないだろう、というようなアイデアは、まだ尋ねてもいないのに締め出されているのです。予断することなく、「No」ではなく「YES, But...」とディスカッ
先日の情報セキュリティEXPOの専門セミナーで、「WEBセキュリティ」のテーマを担当しました。その講演の報道として、日経BPにて「“フィッシング”に利用されないようなサイト作りを」 - テックスタイル岡田氏 という記事が掲載されました。 実は、フィッシングの話に終始したわけではなく、むしろこの話題はWEBのセキュリティの考え方をどのように反映させるか、それによってどんなリスクが軽減できるか、という話の一環で補足的、例証的に取り上げたにすぎません。この機会に、そのあたりを少し説明したいと思います。 前提として、セキュリティは、技術的な要素に加え、社会的な要素があります。ビジネスの観点からすれば、WEBサイトで行なうどんなことも、その企業の社会的な責任が強調されてしかるべきです。ですから、企画段階において、WEBセキュリティは技術の話より先に、社会的な責任のほうを検討しなければなり
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