5月7日配信の有料メルマガはリニューアル第1号となります。「マスメディア取材の「ウラを取る」って具体的には何をしてるのか」。日本のメディアの重大な問題点は「ニュースソースが開示されていない」ことです。新聞記者時代の実体験に基づき、オウム真理教松本サリン事件や警察庁長官狙撃事件を例に挙げながら詳しく解説しています。 以下は本文の抜粋から 日本のメディアの問題点はかねてから数多く指摘されていますが、その中の重大なひとつとして「ニュースソースが開示されていない」ということがあります。たとえばよくマスコミで使われる「政府首脳」や「政府高官」は、官房長官と官房副長官のことであるというのはマスコミ関係者なら誰でも知っていますが、紙面上・番組上ではいっさい書かれていません。これらはまだ良い方で、警察・検察の取材の場合には「捜査一課の調べによると」「捜査本部が突き止めた」「東京地検は強制捜査に踏み切る模様