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* 本稿は、日本トイレ協会事務局の求めに応じて『日本トイレ協会ニュース』No.15-1、2(2015/4/20;8/1)に連載された原稿の修正拡大版である。ウェブへの転載をご快諾いただいた事務局のご好意に感謝する。 2014年8月末、ウェブ情報で、イギリス、というよりスコットランドの古代ローマ補助軍の要塞の、木簡出土で著名なヴィンドランダ遺跡から、史上はじめて木製トイレ便座の発掘が報告され、話題となった。これまで公共トイレの便座は石製や大理石製が多く発掘されていた。木製も想定されはしていたが、今回はじめてそれが立証されたわけだ。ヴィンドランダの風土や土壌が有機物を分解しにくいので、この僥倖となったのだが、発掘団は「次はスポンジ発見だ」と張り切っている由。私はさすがにそりゃないだろうとたかを括っている。というのは、地中海産が主流のそれが最果ての北国からそうそう出てくるわけはないし、スコットラ
2014年夏は、池口氏の科研の一環で、氏と共にポンペイ遺跡の「ユリア・フェリックスの地所」(II.iv.1-12:①)を訪れた。この大邸宅は多彩な壁画や高度な工芸品の出土で著名だが、私の見学申請箇所は脇目もふらず「トイレのみ」だったので、案内してくれた遺跡監視人は不審だったに違いない。みるべきものはもっと他にあるはずなのに、と。彼としては不満だったのだろう、もう一つのトイレ見学場所「メナンドロスの邸宅」(I.x.4)では、頼みもしないのに専用浴場と有名な銀器発見現場にわざわざ案内してくれた。さて、ユリア・フェリックスの大邸宅は、円形闘技場や訓練場の北西側の一角の、通常規模の街区(insula)2つ分を合わせた例外的な広さで、幹線道路「アポンダンツァ通り」沿いに「?」型に家屋が建てられ、半分以上を庭園・果樹園・菜園が占めている。ここには典型的とはいえない「台所隣接トイレ」(上図①の入口10付
本コンテンツは高岡詠子が千歳科学技術大学在勤中に開発したコンテンツが元になっています.そのため、映像等テロップの所属は製作当時のままとなっております.また、本サイトにおける全コンテンツの無断複製,転写,公衆送信を禁じます
情報の科学と技術 63 巻 8 号,310~314(2013) ― 310 ― 特集:当世“書店”気質 UDC 02:000.000:000.000 書店をめぐる現在 柴野 京子* ここ 10 年ほどの間に,日本の新刊書店数は 7 割程度まで減少した。とくに著しいのは個人経営の小規模書店の閉店だが,郊外化や都市 部への大型出店をすすめてきたチェーン書店や大書店もまた,ブックオフやアマゾンなど,既存の枠組みの外からもたらされた環境の変化 に直面している。ここではそれらの状況を概観したうえで,インターネット書店のデザインが現実の書店にもたらした影響や,バーチャル との対比で新たに発見される「リアル」書店のありようなどについて,代表的な事例を用いながら,実験的に言及していく。 キーワード:書店,出版流通,郊外化,アマゾン,リアル書店,生活空間,公共性 1.はじめに 書物のデジタル化・ネットワーク
量子力学の哲学的考察 第一部 量子力学と時間 田中 裕 1.量子力学と経験の可能性の諸条件 現代物理学の基礎に関する数多くの哲学的な著述のなかでも、C.F.ヴァイツゼッカーの著作ほど、ニールス・ボーアやハイゼンベルグに由来する草創期の量子論の精神を継承しつつ、そこに内在する哲学的課題を担いつづけたものは少ないだろう。物理学者の実験室での現場感覚が、自然の全体性と統一性を指向する哲学的精神と結合することは稀にしか生じないが、ヴァイツゼッカーの主要な著作を読むものは、そこに、カントの『純粋理性批判』やその姉妹編として構想された『自然の形而上学』の伝統が復活し、この認識批判の伝統が、現代物理学の諸成果を前に新しく展開されているという印象を禁じ得ない。量子論のいわゆるコペンハーゲン解釈を哲学説としての実証主義と同一視することを拒むヴァイツゼッカーは、『いかにして量子論が経験の表現となりうるか』とい
■背景[1] 第三世界のほとんどの大都市は、その発生の起源を植民地時代にまでさかのぼることができる。ラテンアメリカでは、人口100万以上の都市のすべては、スペイン人かポルトガル人の手で1580年以前に作られたものであり、アフリカでは、英国やフランス、ポルトガル、ドイツ、ベルギーなどが作ったものである。そしてアジア・太平洋地域でも、英国、フランス、オランダ、ポルトガルが居留地を設置し、統治・貿易・産業の中心地として発達させた。そして、現在もその都市には目に見える形で数多くの植民地時代の名残が見られる。 このような都市の多くは、海に面して各地からの産物を集積しやすいところに位置している。このことからも、植民地支配の利益のために、まず地理的条件が考慮に入れられていたことがわかる。マニラ、ジャカルタ、ボンベイ、カルカッタ、マドラスなどの町を思い浮かべてみれば、納得できるであろう。一般にこのような都
英語による大学院の授業(Qualitative Social Work Research)の補助的説明のページです。 英語による授業について
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