1.はじめに 前編でカメラパラメータの確認をしましたので、いよいよ外観検査を実行します。 2.実行結果 実行結果は次の様になります。 左上のimageが撮影画像に形状認識結果を上書きした画像、左下は2値化画像、右下が外形認識及び判定結果画像、右上が判定のベースとなるテンプレート画像です。この写真ではOK判定されています。 この画像はNG判定の例です、右下の判定結果にdifferという値が表示されていますが、これは輪郭形状の類似度判定です。この値は差異が大きくなるほど大きな値を示し、0.0719はまあまあ似ている程度の数値です。この数値だけではバラツキが大きく判定ができません。 今回のプログラムでは輪郭形状の類似度でおおよその形の判定を行い、さらに凹み欠陥を検出することでNG判定をしています。左上の輪郭形状認識結果の画面に赤い点が表示されている部分が製品に凹み欠陥があることを示しています。