初期値の取り方による学習推移の変化 プログラムは、現在以下のような形になっています。 隠れ層にそれぞれ、正規分布での乱数に0.01の係数で重み付けをしています。 この係数を、1.0, 0.1, 0.01, 0.001の4パターンで変化させた時の、 交差エントロピー誤差と、精度の変化をグラフで表示してみます。 OptimizerはシンプルなSGD(勾配法)を用います。 以下のような変化をします。 グラフのタイトルの「param=***」が係数に該当します。 グラフを見ていただくと、係数が大きいほど交差エントロピー誤差の減衰スピードは 早くなっています。 一方、Accuracy(精度)を見てみると、係数が大きい1.0の場合は 精度の向上スピードは緩やかです。 また、逆に係数が小さい0.001の場合については、精度向上の立ち上がりが遅れており こちらもあまり良い結果とは言えません。 交差エントロ