Vue3系から導入されたComposition APIを使用することで、VueでもReactのようにカスタムフックを用いたロジックの切り分けができるようになりました。 今回はVue3系のComposition APIで使えるカスタムフックを利用したロジックの切り分け方について、解説してみました。 Composition APIについて簡単に解説 カスタムフックの説明に入る前にComposition APIについて、従来の書き方であるOptions APIと比較しながら簡単に解説していきます。 Options APIでの書き方 今回はサンプルコードとして、ボタンをクリックした回数を表示するコンポーネントを用意しました。 Options APIで実装すると、以下のようになります。 <template> <button @click="increment">Counter</button> <p