「Hey Siri、イーカリット(←アプリ名)で学費1000円を支払って」 iOS 10以降、SiriKitを用いてSiriからアプリの機能を呼び出すことができるようになりました。 iOS 10.3からは、料金の支払機能の呼び出しに対応しています。 これは、iOSが特別な決済機能を提供するというものではありません。 詳しくは後述しますが、SiriKitはあくまでアプリの機能に対するインターフェースになります。 本稿ではSiriによる料金の支払いを実装しますが、 他の機能を呼び出す場合も参考になるよう、できるだけ一般的に説明します。 SiriKitとは SiriKitという言葉は、UIKitのようにそれ自体がフレームワークの名前ではありません。 SiriKitは、IntentsフレームワークおよびIntents UIフレームワークから構成されます。 Intentsフレームワークは、ユーザーが