概要 Go言語の大きな魅力の一つが「シングルバイナリ」だと思います。実行ファイルが他のファイルに依存せずに単体で完結するので、デプロイがファイルのコピーで済み、非常に楽です。 しかしWebアプリケーションの場合、そうはいかないというのが個人的に大きな誤算でした。静的ファイルが実行ファイルに含まれるものと思っていたらそんなことはなく、実行時にも静的ファイルを置いておく必要があります。 有名なライブラリにgo-bindataというものがありまして、それを使えば実行ファイルに静的ファイルを含めることはできます。ですが、go-bindataは静的ファイルをgo言語のソースコードに翻訳するもので、バージョン管理システム上の管理が難しく、個人的に好みではありませんでした。 それを解決するためにzgokというライブラリを書いてみました。 Windows/Linuxの実行ファイルは、ファイルのヘッダで実行