サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
redress814.blog.fc2.com
Author:だい 大阪・神戸で、日本軍「慰安婦」問題のことを考え、行動しています。 もりナビ(守口から平和と民主主義を考える会)、みんナビ(みんなで考えよう「慰安婦」問題)の主宰者。「慰安婦」問題を考える会・神戸、子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会のメンバー。
片渕須直監督作品・映画『この世界の片隅に』(2016年版)を観た。3年前に制作されたこの映画をこれまで観ていなかったのは、漫画家こうの史代のモヤモヤとする「あやうさ」に気付いていたからで、いまになってみようと思ったのは友人から「天皇家があの映画を観てえらいニュースになっとる」と知らされたからだ。その友人は映画の批判をしたがっているが、彼も映画を未見、私も未見。観ていないものをあれこれ批判するわけにもいかないので、自分の中に巣食う正体不明のモヤモヤを突き止めるためにも、これを機に観たわけだ。 私はこうの史代の単行本『夕凪の街 桜の国』を発売時に読んでいて、電車の中にも関わらず号泣したという体験を持つ。しかし自分の涙の正体の中に少し引っ掛かるものがあったのも確かで、その後のこうの史代現象を見ると余計に「あやうさ」を感じないわけにはいかず、そして今回の映画『この世界の片隅に』現象である。いつまで
1.文喜相発言をなぜ不適切と思うのか いま日韓関係が最悪とか言われています。 でも本当にそうなのですか? 経済や軍事的な対立があるわけではありません。主な問題点は過去の歴史認識を巡ってのことですが、韓国の政権から正式な謝罪要求があったとか、聞いたことがありません。 今一番話題なのは、韓国の国会議長の発言です。文喜相(ムンヒサン)議長がアメリカの新聞社に話した2月7日のインタビューが物議を醸しているようですが、議長は「安倍総理が直接被害者に謝罪してはどうかと言ったあとに続けた」としていますが、朝日新聞ではこのように報道していました。 「(謝罪をするのは)日本を代表する天皇がされるのが望ましいと思う。その方はまもなく退位すると言われるから。その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。だから、その方がおばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言言えば、すべて問題は解消されるだろう」 これに対し安
2015年10月28日に作成された副教材「『慰安婦』に関する補助教材」というものがあります。この教材は当時、朝日新聞の吉田政治証言記事取り消し問題を受けて、「『慰安婦』問題の強制連行はなかった」「『慰安婦』問題を教えることそのものが問題である」と大阪府議が議会で圧力をかけ、大阪府教育委員会(当時)が作成したものです。見ていただければわかるとおり、吉田清治証言記事の取り消しの説明と、河野談話から安倍談話まで、もちろん第1次安倍内閣の「強制連行はなかった」閣議決定も含めて、政府内の「両論」併記を羅列したものであり、大変問題のあるものでした。そもそも吉田清治証言など最初から教科書に載っていないし歴史学にも何ら影響を与えていないのに、吉田清治証言記事の取り消しの説明をしているのですから、支離滅裂としか言いようがありません。 この教材について、2016年冬に、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークと
平井美津子さんをみなさんはご存知でしょうか? 中学校社会科の現職教員として、日本軍「慰安婦」問題をしっかりと教える教育実践をされており、日本軍「慰安婦」問題に関する著書も多数あります。 いま、平井美津子さんが、大阪府議会から不当な攻撃を受けています。 私(おかだ)は「平井美津子さんへの攻撃を許さない市民有志4人」のひとりとして、610人の共同提出者を得て、大阪府教育庁に抗議しました。 不当な攻撃は現在も進行中であり、私たち市民有志4人も大阪府教育庁に質問書を提出し交渉を求めるなど、活動を継続しています。 この抗議活動は市民団体という体を取らず、あくまでも有志というスタイルで活動を継続しています。この問題を多くの人に知ってもらいたいという趣旨から、おかだ個人のブログではありますが、12月議会が終わったこともあり、ここで運動の現状を報告したいと思います。 なお、この文章の責任はおかだ個人にあり
大阪市は7月31日、日本軍「慰安婦」モニュメントを市有化した米サンフランシスコ市に対し、像を市有物でなくすよう求める吉村洋文市長名の書簡を送ったと発表しました。9月末までの返答を求めており、姉妹都市解消に向けた「最後通告」との位置づけです。 大阪市の書簡によると、撤去を求める理由として以下のようにあります。 「歴史研究者の間でも議論が分かれ、日本国政府の見解と異なる慰安婦の数、旧日本軍の関与の度合い、被害の規模など不確かで一方的な主張をあたかも歴史的事実として記した碑文」だと。 歴史研究者の間での議論なんて存在しません。あるのは歴史修正主義者が公平な議論をよそおって主張し、「慰安婦」問題にあいまいな点があるように見せているだけです。 日本政府は「慰安婦」の数について「20万人ではない」と主張していますが、日本政府自身がその人数が何人だったかということに言及していません。そりゃそうでしょう。
神戸元町での日本軍「慰安婦」メモリアルデーの取り組みで、能川元一さんの講演をききました。 私も参加する「慰安婦」問題を考える会・神戸と、全ての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会の共催の企画です。8月18日(土)は能川さんの講演会、19日は土井敏邦監督の映画『“記憶”と生きる』の上映を行い、2日間にわたって「未来のための歴史パネル展」と「南京 閉ざされた記憶」パネル展を開催しています。私たちはこの2日間にわたる取り組みを、『歴史の抹殺に抗して』と名付けました。 能川さんのお話は、ヘイトスピーチと「歴史戦」との関係を杉田水脈の発言を用いて考えることから始まり、「慰安婦」モニュメントへの攻撃の意味、そこから歴史修正主義とレイシズムとの関係を考えていくという内容でした。 とても多岐にわたる内容であり、とても紹介しきれる内容ではありません。なので今日のニュースに引き寄せて、部分的
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『加害者の孫を生きる ~日本軍「慰安婦」問題のこと、その他のこと』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く