サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
sportsnomori.com
「スポーツにはケガがつきもの」「ケガは勲章」などと表現され、仕方のないこととして捉えられる時代もありました。 でも今ででは競技者のコンディショニング能力の1つとして考えられています。 今回のテーマは ・ケガを早く治す ・ケガの予防 についてです。 今回は ・医師の増田陽子先生 ・管理栄養士の西坂真秀美先生 の2名がケガを予防する習慣や、回復力を高めるための食事について紹介していきます。 ケガの回復を早める食事 ドラゴンボールの仙豆のように、食べるだけでケガや体力が回復する食べ物は、残念ながらありません。 しかし、人間の身体には自然治癒力という素晴らしい力が備わっています。 ケガをして焦る気持ちもわかりますが、まずは自分の回復能力を信じ、その回復を助ける生活に切り替えることが大切です。 ケガをしてしまった時の食事内容についてアドバイスしていきます! ボリュームは落とさずカロリーを落とす ケガ
Fair Play Point 2018FIFAワールドカップ(WC)ロシア大会15日目(6月28日)。日本・ポーランド戦。2つのサプライズがあった。 西野ジャパン。WC初戦、第2戦で良い結果を出した先発メンバーから先発6人を入れ替えて、ラウンドオブ16を決定づけなければならない試合を戦った。 すべての日本代表メンバーの実力に大きな差異はないし、休ませなければならない選手もいただろう。 一方、WCの試合という場への慣れ、連係はどうするのかと。 大胆な変更は、心配とサプライズだった。 2つ目のサプライズは、今回WCで初めて導入された「フェアプレー・ポイント」。 日本は警告数が少なく、得失点等が同じであったセネガルを下し、Hグループ2位。 南アフリカ大会以来3度目のベスト16を確保した。 第1次ラウンドの順位は、①勝点 ②得失点差 ③総得点 ④直接対決の結果。 そして、5つ目の条件として、「フ
ほっておくと慢性疲労に!?慢性疲労による症状とは 疲労をほっておくと自律神経の乱れから様々な症状が現れるといいましたが、これが「慢性疲労」です。 慢性疲労が続くと免疫力の低下から感染症にかかりやすくなり、食中毒や風邪、原因不明の熱など…こういう経験ありませんか? 疲れが続くと原因不明の熱を出したり、口唇ヘルペスが出たりします。 まさにこれが体からの「疲れているよ~休んで~」のサインだったんですね。 さらにこれを放っておいて無理をすると潰瘍などの消化器系、呼吸器系の疾患、糖尿病、高血圧や脂質異常症、また心疾患など、様々な疾患のリスクを高めてしまいます。 そして、体だけではなく心にもダメージを受け、うつ病などの精神疾患なども引き起こす可能性があります。 慢性疲労症候群とは 長期に渡って疲労感が続くと、「慢性疲労症候群」になってしまい、体がだるく、いつも眠く、ぼーっとして思考力も低下していきます
豆腐と聞くと、身体に良くて、ヘルシーなイメージがある方も多いのではないでしょうか? 豆腐は、「畑の肉」とも言われているほど栄養豊富な大豆から出来ています。 良質なタンパク質も豊富でヘルシーなので、筋肉作りにも最適な食材ですよ! この記事では、「豆腐」についての栄養面やレシピなどを紹介していきます。 タンパク質の重要性! タンパク質は、筋肉を作るためには欠かせない栄養素です。健康的な生活を送るためにも欠かせません! タンパク質を上手く補えていないと、筋肉がつかないばかりか、貧血などの症状が出て、健康も損なってしまう可能性があります。 毎食、タンパク質を取り入れられるように意識しましょう。 タンパク質は、どのくらい必要なの? タンパク質は1日にどのくらい摂取すれば良いのでしょうか。 日本人食事摂取基準によると、18歳以上の男性では60g、女性では50gとなっています。 また、運動習慣のある人は
世界基準の食事の管理ガイドラインである「PFCバランス」ではタンパク質13~20%・脂質20~30%・炭水化物50~60%とされています。 卵は、調理に使用する油脂などを考えるとタンパク質と脂質がバランスよく含まれているといえますね! そして微量栄養素(ビタミン・ミネラル)も豊富なため、ここに炭水化物を加えれば1日のほとんどの栄養素がまかなえてしまうんです。 卵のアミノ酸スコアは100!
膝の痛みの原因の1つとして、あまり聞きなれないホッファ(hoffa)病という障害があります。 膝の前面、お皿の下あたりに生じる膝の痛み。 膝関節にある膝蓋下脂肪体という組織が炎症を起こすことで発症するため、膝蓋下脂肪体炎とも呼ばれます。 名前もマイナーなため見落とされやすく、ジャンパー膝と間違えるケースもあります。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名がホッファ病の治療とリハビリの方法について解説していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。
最近は健康のためウォーキングを始める方が増えています。 中高年者でみられる、歩いているうちに脚が重たくなる、痺れてくる、休むと治ってまた歩けるといった症状。それは脊柱管狭窄症かもしれません。 今回は ・医師の増田陽子先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名で脊柱管狭窄症の治し方と運動療法とリハビリについて解説していきます。
多くのプロスポーツ選手は自分のパフォーマンスを最大化させるために日夜、練習・トレーニングをしています。 しかし疲労がとれていない状態で運動をするとオーバートレーニング症候群になってしまうことがあります。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、試合はおろか、練習する事も困難なほどの疲労状態になるオーバートレーニング症候群の症状・治し方について解説していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。
女性の足の悩みはたくさんありますよね。特にハイヒールを履いている方に起きるのが『外反母趾』です。 足の形が変わるだけではなく、痛みもあります。日常生活にも支障が出ます。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が『外反母趾』の治し方・リハビリの方法について詳しく解説していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。
ほとんどスポーツでは下半身の強化のためにランニングを行うと思います。 また昨今のマラソンブームでランニングを日課にしている方も多いでしょう。 ただ、し、膝への負担がかかりすぎると、膝を壊してしまうケースもあります。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、『ランナー膝』の原因・治療・リハビリ・予防について詳しく解説します。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。 ランニングで起きる膝の痛み『ランナー膝』(腸脛靭帯炎)の治し方 マラソン愛好者や陸上競技選手によくみられる、ランニングしてい
ランニングやジャンプ要素の強いスポーツに多いジョーンズ骨折といわれるケガ。あまり馴染みのない名前ですが多くのスポーツ選手がこのケガに悩まされています。 今回は ・医師の増田陽子先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、このジョーンズ骨折について解説していきます。 ジョーンズ骨折とは ジョーンズ骨折とは足の小指側にある第5中足骨と呼ばれる部分の疲労骨折です。 図のように足の指の根本には中足骨と呼ばれる骨が存在します。 親指を第1中足骨、そこから第2中足骨、第3中足骨、第4中足骨、第5中足骨と続きます。 第5中足骨は足の外側にあり、繰り返し負荷がかかる事によって発症します。難治性の骨折といわれ、骨折が完治したとしてもまた再発しやすいケガであり医者泣かせのケガとも呼ばれます。 ジョーンズ骨折の名前の由来はこの骨折の症例を発表したロバート・ジョーンズ氏の名前から来ています。 ジョーンズ骨折になり
全てのスポーツに重要なのは「膝」です。 膝のケガがあるとスポーツの試合に出ることが出来なくなるどころか選手生命も脅かされてしまう可能性があります。 今回は医療現場で、毎日リハビリを行っている理学療法士の桜井佑葵先生が、ジャンプを繰り返す競技に多い「ジャンパー膝」の治し方について解説していきます。 ジャンパー膝の治療とストレッチ・テーピングの巻き方・サポーターの選び方教えます ジャンプ動作の多いバレーボールやバスケットボールをしている選手に好発する膝の痛みをジャンパー膝と呼びます。またサッカーやテニスなどのダッシュ動作が多いスポーツにもよくみられます。今回はこのジャンパー膝について解説していきます。 ジャンパー膝とは ジャンパー膝とはジャンパーズニーとも呼ばれますが、正式名称は膝蓋靭帯炎、または膝蓋腱炎といいます。 この膝蓋靭帯がジャンプ動作や膝の曲げ伸ばし動作にて繰り返し引っ張られるストレ
皆さんの子供が「膝が痛い」と訴える事はありませんか? 成長するときに起こる「成長痛」だと放置してはいけません。10代のスポーツをしている子供の場合はオスグッド病を疑いましょう。 オスグッド病の治療とリハビリ・ストレッチ全て教えます。 オスグッド病は膝の曲げ伸ばしを多くするスポーツで起こります。ほとんどのスポーツで膝は使うため比較的多く見られる障害です。 今回は医療現場で、毎日リハビリを行っている理学療法士の桜井佑葵先生が、オスグッド病について解説していきます。 オスグッド病とは 成長期の10〜16歳のスポーツをしている子供に見られる膝のお皿の下あたりが痛む病態です。正確にはオスグッド・シュラッター病といわれています。 脛骨(膝の下の脛の骨)が筋肉に引っ張られて突出してくるため、お皿の下に骨の出っ張りが出現し、運動時や圧迫した際に痛みを生じます。 1903年に整形外科医のロバート・ベイリー・
損傷した肘の内側側副靱帯を切除し、患者の患部と反対の腕や下腿(膝から下部分)、臀部、膝のお皿の下などの正常な状態の腱を摘出し、それを損傷した肘の靭帯に移植する手術です。 移植した腱が患部に馴染むまでかなりの時間を要すと言われており、術後には長期リハビリを必要とし、戦列復帰にはかなりの時間を要します。 トミー・ジョン手術は肘のケガ トミー・ジョン手術の適応となる、肘の内側側副靱帯損傷とは野球のピッチャーに多い、投球動作のオーバーユースによる怪我でいわゆる野球肘ともいわれる病態です。 投球動作でのコッキング期からアクセレレーション期にかけての動きで肘の内側にある靭帯が引き延ばされるストレスが繰り返しかかる事で発症します。 一番の原因は投げ過ぎによるオーバーユースによるものなので、ジュニア期から球数や試合数を制限する必要があると言われています。 ※野球肘について⇒野球肘の痛み!症状・治し方とスト
プロ野球ファンなら一度は聞いたことがあるかもしれないルーズショルダー でもどんな症状なのか?治し方は?知らない事が多いスポーツ障害のひとつです。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、ルーズショルダーのリハビリの為のストレッチと筋トレを解説します。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。 ルーズショルダー(肩関節不安定症)の治療とリハビリの方法教えます ルーズショルダーとは肩関節不安定症とも呼ばれ、その名の通り肩関節が緩く、不安定で外れやすい状態です。特に野球選手や水泳選手、バドミン
スポーツをしていて突然、膝にペキッという衝撃が走ったことはないですか?それこそが半月板損傷の症状です。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、半月板損傷の治療法とテーピングについて説明していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。 半月板損傷になったら!適切な治療とテーピングでリハビリを スポーツ選手の怪我でよく耳にする半月板損傷。 場合によっては長期離脱を余儀なくされるこのケガは、サッカー、ラグビー、バスケットボール、野球、スキーなど様々なスポーツで起こりやすい怪我です。
腰を使わないスポーツはない!と言っても過言ではないほど大切な腰。 少年期・成長期のスポーツ選手に非常に多い腰痛を起こす疾患に腰椎分離症があります。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、腰椎分離症の原因・治療法・リハビリについて解説していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。 スポーツをする子供に多い腰痛 ・腰椎分離症の治し方と予防ストレッチ。そして筋トレの方法を教えます。 ジュニア期、成長期に活発にスポーツをする子に多く発症する腰痛。この中でも特に多いのが腰椎分離症と呼ば
2017年。そして2018年・春のセンバツ。 頂点に立ったのは大阪桐蔭だった。 今回は優勝校を率いた西谷監督の子ども達に対する考え方、教育について焦点をあてる。 最初から読む 新入部員は少人数に 西谷監督は、高校3年間で、野球に対する考え方が決まると考えている。 責任の重大さを人一倍感じ、やり残したことがないと断言できるくらいに納得がいくまで指導にあたる。 OBという最高の見本のほかに、時間を作っては本物を見せたいと、社会人野球の日本選手権などに選手を連れて行くことも度々ある。 そして、進路を決め一人ひとりをきちんと面倒を見たいからと、新入部員も毎年17~18人と決めている。 「人数が増えれば補欠が増える。練習も満足にさせられない。でも今の人数であれば1年生からどんどん練習できるし、この時期なら紅白戦にも全員使ってやれる。チャンスをもらえないまま補欠で終わるのでは不満が残るが、これならどの
大阪屈指の強豪校となった大阪桐蔭。 実はその歴史は浅い。その歴史の浅さを埋めるべく西谷浩一監督のとった戦略とは一体どんなものなのだろうか? 最初から読む 歴史の浅い大阪桐蔭が強豪校になった訳 大阪桐蔭は今や甲子園の常連校となった。 毎年のように目の肥えた全国のファンをうならせる試合を展開している。 その流れにさらに勢いをつけているのが、プロをはじめ、上の世界で活躍する若手OBたちである。彼らの力が、今やチームにとって欠かせないものとなっている。 「オフシーズンになると、グラウンドはそれこそOBがいない日はいないほど賑やかです。中田(翔=日本ハム)なんていいですよ。1年のときの3年に辻内(崇伸=元巨人)、平田(良介=中日)がいてOBでは中村(剛也=西武)らと一緒にバッティング練習できたんですから。もちろんプロは生徒に指導できませんが、練習の様子を見ながら互いに“ものが違う”なんて言い合ってね
選手との対話を重視した西谷監督 平成20年夏には春夏通算5回目の優勝を飾ったが、そのときのことを振り返り、当時こんなことを言っていた。 「このままではダメだと選手に問いかけたあと、彼らは本気で日本一の狙いたいと言ってきて、それからは年間を通して休みがあったのかと思うほど猛練習をしました。彼らに求めるだけでなく、私もこれまでとは違った自分を求め、本来ならば1年生の担任になるところを3年生のクラスを持ちたいと、無理を承知で校長先生に願い出ました。それくらい、本気になった1年でした」 選手との対話も、いつも以上に増やした。野球ノートに書かれたひと言に対し細かなアドバイスを送り、全員に対する面談の時間も定期的に作った。 1人10分の予定がいつの間にか1時間。もともと話し好きではあるが、「次のやつが隣の部屋でいつも待ちぼうけを食らってた(笑)」と言うほど熱が入ったという。 「桐蔭のイメージというと、
オリックスのT-岡田やヤクルトの山田哲人を育て上げた履正社高校の岡田龍生監督。 その指導法はさらに進化を遂げる。 そして2017年は見事、甲子園で準優勝を果たした。 履正社・岡田監督の記事を最初から読む 選手の力を『データ化』する岡田監督 選手と親と個人面談を始めた岡田監督は、思い切って「練習休みの日」も設けた。 当初は勇気がいったそうだが、練習休みの日は短時間のミーティングだけ行っている。巨人V9時代の川上哲治監督が、そのころ技術論より人間性について話していた事実を知り、その重要性に共感してもっぱら野球から離れた話がメインだ。 グラウンド外も重視するようになり、現在の指導は以前に比べ時間も労力も数倍要する。しかし、かつては部長兼任で何をやるにも自分ひとりだったが、今では複数のスタッフが脇を固め、分業でチームを運営できるようになった。 「分業で選手を指導、管理する。それが結果にも結びついて
「つなぐ野球」がモットーの履正社高校の岡田龍生監督。 そのルーツと指導方法について焦点をあててみたい。 履正社・岡田監督の記事を最初から読む 岡田監督のルーツ・東洋大姫路でのスパルタと日体大での自主性 岡田監督の母校は兵庫の強豪・東洋大姫路だ。指揮官は、ファンならご存知の梅谷馨監督。 スパルタ式の指導といい、また胃の痛くなるような選手間の上下関係といい、このころの野球部は、今では想像もつかないようなまさに理不尽の連続だった。 当時の強豪校は鉄拳制裁ありの有無をもいわさぬ指導が大方だった。しかしその後進学した日体大の野球部で、岡田監督は思わぬことに気づかされる。 部員数が400人前後という桁違いの規模の中で、ぽつぽつと自主練習を行う選手がいたのだ。 「最初、わからんかったんです。監督から言われるがままで、自主練なんてそれまで考えもしなかったから何をしているのかと驚きました。このとき初めて、自
アスリートの人たちにとってケガは隣り合わせ。 特に足首の捻挫はやりがちですね。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生 の2名が、足関節の捻挫の治し方・応急処置・リハビリについて解説します。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。
スポーツジムで筋肉トレーニングをする人は多くいます。 身体を作り上げるには一番効果的な方法です。 ただし過度にやりすぎると思わぬ弊害もあります。 今回は筋トレの秘密について焦点をあてます。 筋トレを毎日やるのは効果的? 各スポーツにおいてパフォーマンス向上のために、ウエイトトレーニングをはじめとした筋力トレーニングに取り組んでいる方も多いと思います。 しかしながら、一生懸命に取り組むあまりトレーニング量が過剰となってしまい、怪我や病気になってしまい、パフォーマンスを逆に低下させてしまう場合もあります。 ここでは、筋力トレーニングによる弊害とその予防法について説明します。 過剰な筋力トレーニングによる弊害とは 筋力トレーニングによる筋力強化の仕組みとは、トレーニングによる筋繊維の破壊から修復を経て、はじめて筋力強化の目的が達成されます。 筋肉は重いものを持ち上げるだけでなく、小さな運動によっ
女子スポーツは大変盛んとなりました。オリンピックや女子サッカー・女子プロ野球などで活躍するアスリートは増加しています。 しかし男性アスリートとは違う女性特有のトラブルも大変多いです。 女子アスリートの身体は繊細 スポーツで活躍する女性は、独身のみならず、結婚しても、母親になっても競技を続ける人も出てきましたね。自分の意思で長く現役を続けられることは、とても良い事ですね。 長くスポーツ選手であり続けるためには、女性は男性よりも栄養に気を付けなければいけません。なぜならば、女性は体を酷使し続けると、さまざまな体の不調が現れるからです。女性の体と心はそれだけ繊細なのです。 スポーツで活躍しつつ体を守るためには、しっかり食べるという基本がとても大事です。女性スポーツ選手によくある栄養障害と食事について説明します。 女子スポーツ選手に特徴的な栄養障害 男性にはない女性ならではの栄養障害があります。選
プロ野球で病気と闘いながら現役生活を全うしている男がいる。 阪神タイガース・岩田稔選手である。 彼が抱えている病気の名前はⅠ型糖尿病。 今回は管理栄養士の視点から岩田投手に焦点をあてる。 Ⅰ型糖尿病って? 「糖尿病」にはさまざまな種類があり、生活習慣の乱れが主な原因で発症する糖尿病は「Ⅱ型糖尿病」といいます。 糖尿病患者全体の90%はこのⅡ型糖尿病です。ですので、糖尿病と聞くと「生活コントロールができないだらしない人」と思われてしまう事が多いのです。 しかし「Ⅰ型糖尿病」は、膵臓がインスリンという血糖を下げるホルモンを出さなくなる糖尿病です。 原因は不明で、若年者が発症する事が多い糖尿病でもあります。なので、Ⅰ型糖尿病は本人には何も落ち度はないのです。 Ⅰ型糖尿病では、1日4回以上のインスリン注射と、同じ回数ほどの血糖測定(小さな針で血を出して計ります)を行います。 それだけではなく、血糖
野球でピッチャーをしている人にありがちなのが野球肘 野球生命の存続の危機にもつながりかねないケガです。 今回は ・医師の豊田早苗先生 ・理学療法士の桜井佑葵先生が 野球肘の原因・治療法・予防について解説していきます。 この記事を書いた人 豊田早苗(医師)とよだクリニック医長 鳥取大学卒業・総合診療医学会・認知症予防学会に所属。 とよだクリニック医長。総合診療医として診療科を問わず患者さんの病気・症状に向きあい治療を行なっている。 桜井佑葵(理学療法士) 整形外科勤務。10年間、毎日ケガに苦しむ患者さんと向き合いリハビリを行っている。
へなちょこボールの頭脳プレイ 早稲田大学を卒後と同時に、大学3年の時にコーチに出向いていた山口県・南陽工高に着任。以後9年間、指導者として多くを学んだ。 南陽工の選手たちはいまだに鮮明な記憶として和泉監督の中に残り、とくに遊撃手だったある選手との出会いは鮮烈だったという。 「小柄で足も遅く、肩もさほど強くなくて、投げるとみんなへなちょこボール。ところがゲームになると、打球の飛ぶところに必ずいるんです。あ、レフト前に抜けると思うとそこにいて、捕ってフニャフニャってボールを一塁に投げてアウト! それで、なんでわかるの?って聞いたことがあるんですが、自分からはものを言わない子どもで『わかんない』と首をかしげるだけ。それが早実の優勝祝賀会を開いてくれた折に、初めて答えを聞くことができたんです。なるほどな!と、うならされましたよ」 20年以上たってようやく聞くことのできた彼の答えはこうだった。 ――
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『sportsnomori.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く