今日、ネット新聞の各紙にシャープの電子書籍端末「GALAPAGOS」が2010/12/10に発売されると掲載されていた。 平野啓一郎が新作小説の発表会を「GALAPAGOS」とタイアップで行ったらしい。 素朴な疑問として、平野啓一郎のように特に国民的支持をうけているわけでもない芥川賞作家の読者層と、最先端の電子書籍端末の利用者層が、いったい重なるのだろうか。 タイアップに芥川賞作家という権威を引っ張り出して来ざるをえないところに、このシャープの「GALAPAGOS」の井の中の蛙ぶりが見事に現れている。 「GALAPAGOS」の発売と同時に公刊される平野啓一郎の新作小説は、紙版が1785円、電子版が1470円、差額はたったの315円。 「GALAPAGOS」はモバイルモデルが39,800円、ホームモデルが54,800円。電子版の書籍の方が安いからという理由で、「GALAPAGOS」を買う消費