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衆院選
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法的に結婚することを「入籍する」と表現されることは多いのですが、入籍とは、既にある戸籍に入ること。現在は結婚すると新しい戸籍が作られるのが基本なので「入籍」は誤用になります。そのため新聞では「婚姻届を出す」などと書くのを原則として… https://t.co/gOL8AL5Y1n
安倍晋三首相が三笠宮さまの訃報を受け発表した「謹話」の最後に「慎んで心から哀悼の意を表します」。「慎んで」は「控えめに」との意味なので「謹んで」が適切でしょうが、発表通りに書くかどうか夕刊各紙対応が割れました。毎日新聞は早版で「慎んで」だったのを、遅番で「謹んで」に直しました。
「オーダーを忘れるはビールをこぼすは」。こういう時は「は」ではなく「わ」を使います。 内閣告示の「現代仮名遣い」で「助詞は『は』と書くが、『雨も降るわ風も吹くわ』『来るわ来るわ』などは例外」とされています。 http://t.co/Ciy1h5JbPO
「におい」は、不快かどうかで「匂い」「臭い」などと書き分けます。 学生時代に書店で働いていた時、朝まだ誰もいないフロアで本のにおいを吸いこみ幸せを感じていました。断じて不快ではない! と、ややいつもより力を込めて「匂い」と直しました。 http://t.co/ZL3kiPonSu
スーパーで店員に土下座をさせた男が強要容疑で逮捕された。「頭の下げ方が低い」と怒鳴ったというが、頭を低く下げたなら怒る必要はない。「もっと頭を下げろ」と直した。〔由〕
誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。 著書に「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」(毎日新聞出版)など。 校閲の技術を学べる好評のオンライン講座も開催しています。
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