1月29日付で青土社から刊行(http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3392)の『ユリイカ』2020年2月号(特集「書体の世界」)に「近代日本語活字・書体史研究上の話題」という小文を書きました。 ユリイカ 2020年2月号 特集=書体の世界 ―書・活字・フォント― 作者:府川充男,木緒なち,有馬トモユキ,小宮山博史,山本貴光出版社/メーカー: 青土社発売日: 2020/01/29メディア: ムック 自分が誠文堂新光社『アイデア』誌上で最初に書いた原稿が「来るべきマンガタイポグラフィ研究のために」(2009年、336号)だったようにマンガの文字については人並みの関心を持っていますが、当初頂戴した「タイポグラフィ研究とは何か」というテーマは余りにも荷が重く、「近代日本語活字(活字書体)」の歴史を研究するとはどういうことかという内容で、ざっくりレ