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Part 1 | Part 2 | Part 3 ||| Books | Home William S. Burroughs in "Fool's Mate" : Part 1 『バロウズ本』における山形浩生の指摘に触発され、音楽雑誌『フールズ・メイト』とウィリアム・バロウズとの関わりを調べてみた。手元にあるのが11〜96号 (ただし76、81、83、86、88、90〜95号欠) なので、それ以前/以後の号に関しては未調査。 「時」欄の日付は、雑誌や本に関しては奥付の記載に従う。 「記述」欄の引用はすべて『フールズ・メイト』から。誤字・脱字等はそのまま引用し、[ママ]と注記した。バロウズの登場箇所をボールド化したのは引用者である。[……]は中略を表す。 よく出る略語。 WSB = William S. Burroughs (作家。本稿の主人公) TG = Throbbing Gristle
簡単である。自然数 N が、それより小さい数で割り切れなければ、N は素数である(もちろん、1 と N 自身は考慮に入れない)。例えば、7 を考えてみる。これは、2, 3, 4, 5, 6 のいずれでも割り切れない。つまり、7 は素数だということである。 これが、 N が素数かどうかを判断する「最も単純で簡単な」方法だ(事実上、N の素因数を見つける「唯一の」方法である。他の方法も、このやり方を改良したものに過ぎない)。 しかし、これには長い長い時間がかかる。N より小さい全ての数で割る必要はないんじゃないか、それより小さい素数で割ってみるだけでいいんじゃないか、とあなたは思うかもしれない。 その通りである。これで時間が節約できる。2 を試した後で、4, 6, 8 などで割ってみるのはバカげている(3 の後で 6, 9, 12 などを、5 の後で 10, 15, 20 などを試すのも同様)
意外かもしれないが、宇宙論の歴史にはカントの名前が欠かせない。それはひとえに、ここに収められた『天界の一般自然史と理論』の故。この巻では他に『自然科学の形而上学的原理』も読める。 原題その他は、 Allgemeine Naturgeschichte und Theorie des Himmels, 1755. Metaphysische Anfangsgruende der Naturwissenschaft, 1786. 『天界の一般自然史と理論』は1755年の作とはいっても、印刷中に出版社が破産したとかで、ほとんど世間には出回ってない。1791年になって、ドイツ語に翻訳されたハーシェルの著作の付録として抜粋が収録され、ようやく「カントの宇宙論」というものが流通するようになる。1797年には、『時代順カント小論文全集』第1巻、および『カント初期未収録小論文』に再録される。その後単行本とし
Michael Khodarkovsky + Leonid Shamkovich 『人間対機械──チェス世界チャンピオンとスーパーコンピューターの闘いの記録』 高橋啓訳、毎日コミュニケーションズ、1998年 第13代チェス世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフの、1995年から1997年にかけての3つの闘いを描くドキュメント。 著者の一人、ミハイル・ホダルコフスキーはカスパロフの友人にしてアドバイザー。IBMの「ディープ・ブルー」との対戦にもカスパロフ側の一員として参加した。もう一人のシャムコヴィッチは、チェスの国際グランドマスター。二人ともソ連から米国への移住者。 原題その他は、 Michael Khodarkovsky and Leonid Shamkovich, A New Era, Ballantine Books, 1997. 著者は二人ともチェスの専門家であり、原題の「A New
ジョン・アリストートル・フィリップス+デービッド・マイケリス 『ホームメイド原爆──原爆を設計した学生の手記』 奥地幹雄+岡田英敏+西俣総平訳、アンヴィエル、1980年 プリンストン大学3年生の時に「原子爆弾の自家製造法」をテーマにした論文を提出して、一躍有名人になってしまった学生の手記。 ジョン・アリストートル・フィリップスの方が当人である。共著者は彼のルームメイトで、同じくプリンストンの学生。1976年から77年にかけての話。 原著は、 John A. Phillips and David Michaelis, "Mushroom : The True Story of the A-Bomb Kid", 1978. フィリップス君がそんな不穏な論文を書こうと思い立ったのは、普通の大学生にだって原爆が設計できるということを示せれば、プルトニウムの管理をより厳しくする必要があるという証明に
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