8月 10, 2011 (中国通信=東京)太原10日発新華社電によると、中国で最も保存状態の良い遼代の古城である旧広武城は建設から1000年の歳月がたち、一部の城壁の崩落が始まっており、女児壁は消滅した。現在、旧広武城の第1次大規模修復計画が急ピッチで進められている。山西省山陰県文物観光局が明らかにした。 山陰県文物観光局弁公室の李小君主任は次のように述べた。今回の旧広武城の修復は、城壁と2基の小城郭に対する修復保護が重点になる。東側と北側は853メートル、西側と南側は848メートルで、全長は1701メートルに達する。修復は2期に分けて実施され、1期工事は基本的に準備が終わり、いつでも着工できる状態にある。 李主任は「旧広武城に対して大規模な保護修復が行われるのは今回が初めてのことで、これまでは小規模で緊急的な修復しか行われてこなかった」と説明した。今回の修復工事の投資総額は約1500万元