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商品先物というと、相場師の世界のようで、いかにも投機という感じです。しかし、現在では、マネッジドフューチャーズ managed futuresという名前のもとに、社会的責任を負う投資家にとっての普通の投資対象になっています。さて、どうしたら投機が投資になるのか。今回は、投機と投資の微妙な関係ですね。 梶山季之の小説「赤いダイヤ」が出版されたのは、1962年、この本、今でも文庫で読むことができますが、その説明によれば、「赤い魔物と恐れられる小豆相場」に、「命を張って一攫千金に挑む男の物語」ということです。すごい世界です。これぞ相場師という小説であるわけです。 話は、いきなり脱線しますが、梶山季之は、同じ1962年に、「赤いダイヤ」よりも先に、「黒の試走車」で、経済小説という新分野を切り開き、一躍、流行作家に躍り出たのです。そして、1975年に45歳という若さで急逝するまでの短い時間に、膨大か
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JR三島会社というのは、旧日本国有鉄道を解体したときにできた、北海道、四国、九州の三つの島(三島、「さんとう」です)の会社のことですね。 そうです。本州を三分割して生まれた、東日本、東海、西日本のJR各社は、完全民営化が完了し、いまでは、立派な上場企業ですが、JR北海道、JR九州、JR四国のJR三島会社は、依然として、収支の均衡すら実現できないでいます。つまり、赤字経営を続けているのです。その穴をうめるのが、経営安定基金の仕組みです。今回は、そのからくりを論じてみようと思うのです。 最初に、経営安定基金とは何でしょうか。 実は、JR三島会社の経営安定基金を論じるのは、今回で二回目です。2009年7月23日の論考「JR三島会社の経営安定基金と大学財団」のなかで、仕組みを詳しく説明しておきましたので、参照していただければ幸いです。 JR三島会社(およびJR貨物を加えた4社)は、旧日本国有鉄道解
原子力の安全基準の改定が進められているのですが、新しい安全基準のもとで、原子力は安全だといえるのでしょうか。そもそも、安全性の証明は可能なのか、可能だとして、誰が、その証明責任を負うのか。この根源における国民的了解を抜きにしては、安全性の論議は不毛ですね。 完全な安全性の証明は不可能です。哲学的にいうと、不存在証明は不可能である、ということです。超巨大な隕石が原子力施設の中核部を直撃して原子炉を破壊することは、確率統計的な可能性としては、現実にあり得ないこととみなせますが、だからといって、絶対に起き得ないことを証明できるかというと、それは不可能です。非現実的な極限的微小な可能性でも、理論的な可能性としては、あり得るからです。無限小は、どこまでいっても零にはなりません。零は、連続を超えた飛躍です。 原子力規制委員会は、現存する原子力施設の地下に活断層が存在するかどうかについて、熱心な議論を展
昨年の4月から今日まで、東京電力の原子力損害賠償責任について書きに書きに書きに書いて33編、厖大な文字を費やしての結論を、ぐっと凝縮して一言、東京電力の責任が政府の責任より大きいはずはないのだ、これですね。 そう、この一事だけ、東京電力の責任が政府の責任より大きいはずはない、この一事だけを認めて貰えれば、私は満足です。逆に、認めて貰えるまでは、東京電力について書き続けるしかない。もう、止められないのです。 まず、政府自身が、政府責任のほうが東京電力の責任よりも重いことを認めるべきだ、ということですね。 原子力発電所の事故については東京電力に第一次義的責任がある、という政府の公式見解ですが、これを撤回していただきたい。 東京電力は、政府の定めた安全基準に準拠して、原子力発電所を操業していたのであり、政府自身が東京電力の安全基準違反の事実を認定し得ていない以上、事故の原因は政府の安全基準そのも
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株式投資の基本は銘柄分散ですが、その真の意味は、株式の価値について確信をもてる銘柄群の厳選が先にあって、その厳選された範囲内での銘柄選択なのです。
株式投資の期待収益率は、資本コストの長期的平均であり、それを実現することが株式投資の目的であり、それを上回ることがバリュー戦略の目的なのです。
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