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猛暑に注意を
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<人気バンド「King Gnu」リーダー常田大希さんの兄、常田俊太郎さんに聞く、家族と音楽のこと、音楽関係で起業したきっかけと、目指している新しい音楽のカタチ> 「常田大希の兄と、周りはキャッチーだから言うのだろうと思います。でも自分と弟はかなり違います」。 2歳下の弟はいま大人気のバンド「King Gnu」のリーダーで、昨年はNHK『紅白歌合戦』にも出場した。だが話を聞いてみると、確かに2人は違う。そして、対照的な兄弟の生き方には不思議な巡り合わせの一端が浮かび上がるようだった。 常田俊太郎さん(30)は1990年、長野県に生まれる。家にはいつも音楽があふれていた。父はジャズピアノ、母はクラッシックピアノ、弟はチェロを演奏した。 中学・高校時代、常田さんはバイオリンで数々の全国コンクールで入賞している。だが高校卒業とともに生活の中心だった音楽は影を潜める。 「一般的には頑張っているほうで
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<上野千鶴子さんが東大入学式祝辞で、頑張る前から意欲をくじかれる人たちの存在に言及した。それを聞いて、かつての友人たちの顔が浮かんだ> この私が、本当に、東大生になったのだろうか。発行されたばかりの学生証を見つめ、間違いでないことを何度も確認したのでした。そこには確かに「東京大学」と書かれており、その横に印刷されているのは私の顔写真です。今年の4月、私はオーラルヒストリーの研究をするために東京大学博士課程に入学しました。私が東大生になるなんて。子供の頃の自分に教えてあげたら、どんなに驚くだろうと思います。 「この子は落ちこぼれなので、このままでは不良になると思います」。そう担任の先生に告げられたのは、私が小学2年生の時。保護者面談でのことでした。そうか、私は落ちこぼれなんだ。子供だった私は、道理で勉強が分からないはずだと、さほどショックを受けた記憶はありません。でも母は違いました。私が落ち
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