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ドラクエ3
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2017.04.18(379) 「私の定番インク ブルー」 パイロット、ペリカン、プラチナ万年筆など ブルーインク 万年筆には色々なインクを入れて書く楽しさがある。特に今はインク花盛りとばかりにメーカーやショップから色々なオリジナルカラーインクが出されている。まさに選り取り見取りだ。そうした花盛りをよそに、私は万年筆インクは純正ブルーに基本、徹している。とは言っても、私だって以前は一本の万年筆にあれやこれやと気になる色のインクを入れて楽しんでいた時期もあった。それを経て、今は座禅を組みながら(あくまでもイメージとして)純正ブルーインクの道を一人歩んでいる。(座禅しながらは歩けないんですけどね。。) ■ 純正インクに落ち着いた訳 きっかけは2つあった。ひとつは原稿の校正専用に使っているパイロット カスタム742(EF)。これは校正だけをするために買った。以来ずっと赤インクだけを入れ続けている
2016.08.23(362) 「控えめな活版印刷」 le typographe ル・タイポグラフ 凸版を使って紙に印刷する活版印刷。出っ張った刻印をグイッと紙に押し込んでいくので、印刷されたものは凸凹とした立体的な風合いが生まれる。ベルギー ブリュッセルの活版印刷紙製品ブランド「le typographe(ル・タイポグラフ)」は、その立体具合にとてもこだわりがあり、紙の裏面に出っ張りが出てしまうのは、失敗と考えている。ル・タイポグラフの活版印刷紙製品を手にしてみると、なるほどたしかに裏面には出っ張りはない。少々厚めの紙を使っているということもあるのだろうが、ほどよい力加減で印刷されている。その分、繊細さというものがとても伝わってくる。 裏面に「TO DO LIST」の凹みは全く見られない 私が「ル・タイポグラフ」とはじめて出会ったのは、かれこれ5〜6年くらい前のドイツ ペーパーワールドの
2016.06.07(357) 「最高峰の#3776センチュリー」 プラチナ万年筆 #3776センチュリー 河口 プラチナ万年筆のフラッグシップ万年筆「#3776センチュリー」。2010年のリニューアル発売を記念してスタートした限定シリーズ「富士五湖」。いよいよその最後を飾るモデルが2016年7月1日に発売される。これまでの限定モデルでは、透明ボディをベースに様々な工夫を凝らしていた。最後は一体どんな透明になるのだろうと期待をしている方も多いと思う。今回も発売前に特別に見せていただく機会を得た。その魅力をご紹介したいと思う。モデル名は「河口」だ。 ■ 夜明けを待つ湖の美しさ プラチナ万年筆で万年筆をはじめ筆記具全般の企画開発の責任者をされている柳迫隆司さん。「#3776センチュリー富士五湖」シリーズも全て柳迫さんが企画をしてきた。これまでの5本(ニースを含む)で万年筆の中で出来うることはお
2012.02.21(249) 「考える場としてのノート」 月光荘 スケッチブック ウス点 2F 子供の時と大人になってからでは、色々なものの感じ方が違ってくる。 たとえば、味覚。子供の頃は甘ったるいジュースが心から大好きでいくらでも飲むことができた。一方、苦いもの、特に長ネギなどは大の苦手で、料理の中にすっかりその姿を変えて、紛れ込んでいても、瞬時にそれを見つけて、取り除くという技を子供ながらに身に付けていた。それほど苦手だった。 それが今となっては甘いジュースは体がほとんど受け付けなくなり、ネギに至っては大好物。おそばにネギがないと、そばの魅力が半減してしまうと感じるようにまでなってしまった。変われば変わるものだ。年月を経るごとに自分自身が変化し、好きなものや求めるものがだんだんと変化していくということなのだろう。 ■ ノートへの向き合い方は変わる ノートについてもそうだ。紙の上に文字
■ 「メンズ一筆箋」 □おそらく、 男性の方ならきっと共感して頂けると思うが、 男性が使える一筆箋というのが意外と少ない。 一筆箋売り場に足を運ぶと 華やかな柄や模様がちりばめられているものばかり。 そうした女子コーナーで 男が一人品定めをするというのは なんとも居心地が悪いものがある。 だから いち早く決めてその場を立ち去るか あるいは、 「え~と、どれって言ってたっけ。。。」などとつぶやきながら 妻に頼まれて私はここで選んでいるという雰囲気を 醸し出さなければならない。 いずれにせよ 落ち着いて選んでいられない。 男性だって 一筆箋を使いたいのに 選択肢が狭すぎる。 そもそも 男は筆無精と思われているからだろうか。 たしかにそれも一理あるかもしれない。 私もれっきとした筆無精だ。 だからこそ簡単に書ける一筆箋の存在はとても助かる。 もし「メンズ一筆箋」というカテゴリーができて そうした
■ 「フラットさが付加されたスナップパッド」 ポスタルコ プレスボードスナップパッド A4 2,300円+Tax、A5 1,800円+Tax、A6 1,500円+Tax □パチンととめるスナップを 綴じ具に採用した ポスタルコのスナップパッド。 2穴パンチで穴を開けた書類や ミスコピー用紙を綴じて使えるアイテムだ。 私は日々の仕事でこんな感じで使っている。 たとえば、プリントアウトした原稿の推敲。 つい先日、 新しい本を書きあげたところ。 そのゲラを スナップパッドに綴じ込み、 パラパラめくりながら推敲をしていた。 たまに移動中の電車でも推敲することがあった。 スナップパッドには表紙が付いていて、 それを立てると隣に座っている人の 視線をさえぎることもできたりしてなかなか便利だ。 (ちなみに片側だけで、反対に座っているからは丸見えだが。。。) それからミーティングに出席するときに、 その関
■ 「私の手帳の書き方・使い方 2013年~2014年」 □昨年のこの時期にアップしたコラム 「私の手帳の書き方・使い方2012 年~2013 年」、 一年間を通じて読者の皆さまのアクセスがとても多かった。 多くの方が手帳にどうやって書いたらいいのだろうかと 悩んでおられるということなんですね。 考えてみれば、 手帳の書き方を誰かに教わった覚えなどない。 私もなんとなく こうやるんだろうという自己流で これまでずっとやってきた。 たまに文具交流会などで ひとさまの書き方を見せていただき なるほど、こういう手もあるんだと 勉強になることがあった。 その使い方いいですね、と言っても 当のご本人は別に特別なことをしているという 感覚はないらしく、 私が驚いていることに驚いている。 特に手帳はノートと違って 記入スペースが小さい。 限られたところに必要な情報を見やすく 書き残していくので、 各自が
■ 「私の自炊生活 」 (ノート、資料、名刺のデジタル化) □今年も残すところあと数週間。 来年の手帳も買ったので一安心と思いきや、 新年を迎える前に もうひとつ大きな仕事が待っている。 それは机周りの大掃除。 大掃除とは言っても、 おそらくその大半は紙類の整理。 1年間ため込んだ書類や名刺は、 机の上や引き出しに溢れんばかりに という人も多いのでは…。 そこで今回は、 私の紙類の整理方法、 すなわち紙のデジタル化について お話してみたいと思います。 実のところ私は、 この12月の大掃除シーズンに 特に大がかりな書類の整理を しなくてもいいんです。 その理由をご紹介させて頂きます。 □まず、資料と名刺の整理について。 この2つについては 毎月1日を「スキャンの日」と設定し、 定期的に取り組んでいる。 年に一回、 一気に整理しようとすると、 大量になり途方に暮れてしまうが、 月一回ペースなら
■ 「必要なペンをすぐ取り出せるように」 カール事務器 ツールスタンド 1,417円 □宅急便の伝票を書く時は、 ぺんてるのビクーニャ0.7mm 。 宛名書きをする時は、 ぺんてるのエナージェル1.0mm タスクが終了して塗り込む時は、 ゼブラマイルドライナーのグレーなどなど、 このシチュエーションには このペンを使うという私なりのルールがある。 しかし、 これまで私は そうしたペンたちを 大きなペンスタンドにドサッと入れていて、 いざ使おうと思った時に さっと手に取れずいつもイライラしていた。 それこそ実際にそのペンを使う時間よりも ペンを探してる時間の方が長いという ことがしばしばあった。 たくさんのペンが入ってるのに 肝心のペンが見つからないという事態。 たくさんのペンがあったところで、 必要なものがすぐ見つからなければ 全く意味はない。 一体私はなにをやっているのだろうと、 ホトホ
■ その132 「ジウジアーロデザインの椅子の比較」 岡村製作所 バロン VS コンテッサ □以前、このコラムでもご紹介したことのある岡村製作所のコンテッサ。 ジウジアーロデザインの美しさと快適な座り心地を併せ持つ シーティングマシーンである。 もう、かれこれ2年ほど愛用しているが、その魅力は色あせることなく 私の中でいまだにお気に入りの椅子として君臨し続けている。 そんな私の幸せそうな座り姿を見ていた妻が、 仕事場で使う椅子を新調したいと言いだし、 夫婦で色々と検討した結果、 コンテッサの弟分にあたるバロンというモデルを買うことにした。 そこで、今回は ジウジアーロの2種類の椅子を色々な角度から比較をしてみたいと思う。 左: バロン 、 右:コンテッサ □まず、デザイン面から見てみよう。 2脚ともに共通しているのは、 後姿がうっとりしてしまう程の美しさがあるということだ。 コンテッサのト
■ 「モバイル シャープペン」 ぺんてる ケリー 1,575円 □文具には、よく万年筆などで「復刻」というものがある。 ずーっと昔に販売されていたものが 何かの事情で、ある時から販売されなくなり、 その後、かなりの時間を経た後に 再び販売されるようになったというもの。 当時を知る人にとっては 久々の対面となり、すごく懐かしい存在。 また、当時を知らない若い人たちにとっては これまで見たことがないということで新鮮に受けとめられる。 この復刻というものもいいけど 同じ古いジャンルには、 ずっと休むことなく販売され続けている「ロングセラー」というものもある。 このロングセラーのペンたちは、 内心、こうした復刻ペンのことをどう思っているのだろうか。 年季だけで言ったら 私達だって同じじゃないか。 むしろ、私たちの方が ずっと休みなく販売され続けてきたわけだから こっちの方が年季は上とも言える。 な
■ 「新感覚の名刺ファイリング」 日吉パッキング製作所 harrytoree 714円 □紙をファイリングするにはいくつかの方法がある。 たとえば、 紙に穴を開けてリングのようなもので綴じるか、 バインダーなどで挟むというもの。 また、 クリアフォルダーやポケットに 入れておくという方法もある。 そんな中、 これはそうしたものと全く違う方式をとっている。 何を使うかというと「糊」。 糊を使うと、 たしかに紙は綴じられるだろうが、 綴じたが最後、 再び紙を取り出せなくなってしまう。 ファイルというからには 書類が綴じられると同時に、 いつでも取り外せなくてはならない。 今回のものは糊でファイリングしがらも 簡単に取り外すことも出来てしまう。 □商品名は「 harrytoree (ハリトレー)」という。 「貼り」ながらも「とれる」という商品特徴が、 そのままネーミングとなっている。 サイズは名
■ 「2011年 私の手帳の使い方、そして2012年に向けて」 □今年もやってきた手帳の季節。 手帳メーカー各社から新製品も続々と出て 選択肢が増えるのはいいが、 その一方で、 悩みは深まるばかり。 私はというと、 自分なりのルールにのっとり 来年も同じ手帳を入手して、 心穏やかな年末を過ごしている。 その自分のルールを決めるきっかけになったのが、 3年前に気になる手帳を7冊ほど買い込んで 徹底的に比較検討したということだった。 なにもわざわざ買わなくても 売り場で検討すればと、思うところだが、 一度しっかりと自分のものにしてみないことには 本当の意味での比較はできないと私は思っている。 お店にいる時の手帳と私の間には よそよそしい距離感があるが、 ひとたび買うと、 その距離がぐっと縮まるというイメージ。 とはいうものの、 買ったところで、 最終的には手帳は一年に一冊しか使わない。 つまり
■ 「パチンと留めるクリップボード」 ポスタルコ スナップパッド A4 4,500円+tax A5 3,600円+tax □マウスをクリックしたり、スイッチを押したりすると カチッという音がする。 この音がすることで、 たしかにクリック出来た、スイッチが押せた、 という合図にもなって使っていて安心感がある。 音 がないと 果たしてちゃんと出来たかどうか不安になってしまう。 と同時に、いい音がすると、 気持ちもよかったりする。 今回はそんな音が心地よいアイテム。 □ポスタルコがこの9月に発売する 新アイテム「スナップパッド」。 「スナップ」といっても、 あまり馴染みがないかもしれない。 これはいわゆるパチンと留めるボタンのこと。 私はこの手のボタンを 「パッチンボタン」と呼んでいたような気がする。 海外ではこれを「 SNAP (スナップ)」と言うそうだ。 よくアイデアがひらめいた時に、 親
■ 「ISOT 2011 レポート」 1/5 ページ 今年も7月に開催された ISOT (国際文具・紙製品展)。 今年で22回目だという。 この「22」という数字に ちょっと感慨深いものを感じてしまった。 というのも 私が新卒として、 当時のリードジャパン社に入社して初めて配属されたのが ISOTの事務局だった。 ちょうどその時がISOTの第1回目。 つまり、 社会に出て私も22年目を迎えたということになる。 あぁ、私も もうそんな年になったのかと、 思ってしまった。 さて、 今回の ISOTでは、 ペンメーカーの出展がめっきりと減ってしまっていた。 ペン好きの私としては少々寂しい気もしたが、 それでも見所にはことかかなかった。 初日の10時頃から閉館ぎりぎりの 「蛍の光」(本当に館内に流れるんです。。)が聞こえてくる時間まで ミッチリと取材を行った。 最終的に取材したブースは全部で、12
■ 「1万円 万年筆の魅力」 パイロットカスタム74 10,000円+Tax □今、私の中でちょっとしたマイブームがある。 それは、1万円、 厳密にいうと10,000円+消費税ということになるのだが その価格の万年筆を買うこと。 もちろん、それ以上の価格帯の万年筆にも魅力を感じる。 しかし、そうしたものとはちょっと違う魅力が 1万円万年筆にはあると思っている。 私は、なにかを買う時 極力そのシリーズの中で低価格のものを選ぶようにしている。 もちろん、お財布に優しいという理由もあるが、 それだけではない。 それは、 その商品の本質の部分がタップリと味わえるから。 考えるに メーカーにとって、限られた予算の中で 一つの完成されたものを作るのは すごく大変な作業であるはずだ。 低価格で良いものを作るには あれもこれもと欲張りにいろいろな機能をつけることは出来ず、 「よし、これだけに特化しよう!!
■ 「万年筆を手にしたくなるノート」 満寿屋 MONOKAKI A5無地 1,050円 、A5罫線 1,103円 □ 私は、原稿を書くときには 満寿屋の102という原稿用紙を使っている。 これがいいは、 一般的な原稿用紙のハーフサイズで、 B 5とコンパクトであること、 そして、ルビなしのゆったりとしたマス目であるというのも、 私が気に入っている点。 原稿用紙は、一般的に縦書きをするものだが、 私は横書きをしている。 ルビ罫がないことで、横書きがしやすいということもある。 この102を使うようになって、 もう3~4年くらいにはなると思う。 それまではノートやレポートパッドなどに書いていたが、 ある時に原稿を書くには、 それ専用の原稿用紙の方がいいのではと思い、 102を使うようになった。 これが大成功だった。 原稿用紙は机の上に置くと、 机と一体化したようにフラットになり、 気持ちよく書
■ 「財布ダイエット計画」 ポスタルコ Pressed Cotton Billfold Fabric & Leather 23,100円 □財布の買い替え時というのは悩ましい。 ボールペンなどであれば、 中のインクがなくなれば交換時とすぐわかる。 しかし、財布というものは 使うたびに、どこかの部分がなくなったり、 減ったりする訳ではない。 悲しいかな、なくなるのは、中身のお金だけ。。。 一方で、使うたびにくたびれてくるということはある。 これは見方によっては「味」ということになるので、 そこのところの判断はなかなか難しい。 ましてや、壊れてしまうということもまずない。 財布の一番の買い替え時は、 やはりなくしてしまうということだろう。 しかし、そうそう財布をなくすこともない。 というか、これはあまりあっては困る問題だ。 では、それまでずっと同じ財布を使い続けなくてはならないのか。 実は
■ 「見慣れたノートフォーマットに新たな価値」 インスパイラ ”書くための方眼ノート” ”とことん書き込むノート” □このインスパイラという会社は、 中国の文具メーカー。 数年前に中国上海で開催されたペーパーワールドチャイナで 取材したのがこのメーカーとの初めての出会いだった。 ペーパーワールドチャイナは、 ここ3年ほど毎年取材に行っているので、 取材した会社は、おそらくゆうに100社を超えていると思う。 そんな中でこのインスパイラは 私にとっては とても印象深い会社だった。 それは、ブースに日本人の方がいたというのがまずある。 ペーパーワールドチャイナの出展社のほとんどが 中国メーカー。 当然、そのブースにいる方々も中国人で 取材の中で話されるのも もちろん中国語。 中華料理は、慣れている私でも ずっと、中国語ばかりだと だんだん心細くなってくる。 そんな中、日本語がしゃべれる方、 しか
■ 「日常が新鮮になるステーショナリー」 ハイタイド+graf 「hum」 6月、東京ビックサイトで開催されたインテリアライフスタイルショー。 そこで、これは!というステーショナリーが展示されていた。 というのも、 このブースには私がこれまで見たことのない商品で埋め尽くされていた。 これは一体どちらのメーカーだろうと ブースをグルリと見渡し、その社名を探してみると、「hum」とあった。 聞いたことのない名前である。 よくよくお聞きしてみると、 これはハイタイドさんとgrafさんとの コラボレーションによって誕生したブランド。 はじめて見るというのも当然で、 この展示会が初お披露目だということだった。 ハイタイドさんは 皆さんもご存知のダイアリーを中心に 様々なデザインステーショナリーを手がけているメーカー。 そして、今回私もはじめてお聞きするgrafさんは 大阪を拠点に家具や空間、プロダ
■ 「やっぱり使いやすいマニラフォルダー」 □「マニラフォルダー」。 1枚の紙を半分に折って その間に資料を入れるという仕組みのファイル。 ことさら仕組みというほどのこともない 実にシンプルな作り。 日本で似ているものをあげるとすれば、 俗に言う「個別フォルダー」というのがある。 「マニラフォルダー」と「個別フォルダー」、 作りとしては似ているが、実は細かな点で大きく違う。 まず、一つにサイズが違う。 二つを重ね合わせてみると、 個別ホルダーの方がひとまわり大きい。 縦横それぞれ1センチくらい大きくなっている。 個別フォルダーは A 4の紙を入れても 余裕しゃくしゃくといった感じ。 一方のマニラホルダーは、 ほぼ A 4とジャストサイズで、 マニラフォルダーの方がわずかに小さいか、 と思うくらいである。 このジャストサイズ、 実際に使ってみると、 とても心地よいものがある。 その理由は後ほ
■ ノートだけじゃなくなった MOLESKINE □毎年1月から2月にかけて、 文具業界では、いろいろな展示会が目白押しで開催される。 2月にギフトショーがあるし、 その前後には文具メーカーがあちらこちらで個展を開催する。 この展示会が 私にとって、すごく重要。 私の仕事はコラムやコンサルティング、 その仕事を突き詰めると「アウトプット」ということになる。 アウトプットするには、どうしてもインプットが必要。 以前、読んだ糸井重里さんの「ほぼ日」の本の中で、 アウトプットとインプットは人間の呼吸のようなものだと、 書いてあった。 それは、つまり それぞれバランスをとって行わないといけないということ。 ずーっと息を吐いてばかりいると いずれは吸い込まなくてはいけなくなる。 たくさんのアウトプットをするなら それに応じたインプットが必要になるということだ。 そういう意味で 展示会は、文具の様々な
■ 「飲みっぷりのいい万年筆」 パイロット カスタム823 プランジャー 31,500円 □フルハルターさんで一本目の万年筆 ペリカン スーベレーンM800を買って早1年が過ぎた。 M800は、原稿を書くための万年筆として日々活躍をしてくれ、 昨年一年間は最も出番の多い万年筆だった。 いい書き味に触れてしまうと、もう万年筆はこれでおしまい。 とならないのが万年筆の奥深いところ。 さらに、違った書き味を求めてしまう。 そこで、昨年末にフルハルターさんで2本目を注文した。 今回は、書き味だけでなく、インクの吸い味までも楽しめてしまう パイロット カスタム823 プランジャーを選んでみた。 □ボディは以前に買っていたカスタム742よりもわずかに長い。 私が選んだカラーはブラウン。 キャップと胴軸がスケルトン仕上げになっている。 このスケルトンが、ほのかに中が見えるというもので、 大人っぽさが感
■ 「万年筆との相性が良いエマージェンシーメモ」 デザインフィル カードメモ 126円 □「エマージェンシーメモ」。 エマージェンシーとは緊急事態のこと。 そもそもメモは必要な時にさっと取り出し 書きとめるものなので、 メモ帳全般がそもそもエマージェンシーとも言える。 しかし、 これは私の場合だけかもしれないが、 ここぞという時に限ってメモを持っていくの忘れてしまうことがある。 これこそエマージェンシーという事態。 そんな時に私を救ってくれるのが、 小さく携帯しやすい「エマージェンシーメモ」という訳。 このエマージェンシーメモには 以前ご紹介した住友スリーエム<ポスト・イット>スタイルカードノートを使っている。 これは、ほぼカードの大きさなので、 財布の中に収めておくのにちょうど良い。 いつも持ち歩く財布に忍ばせておけば いちいちメモ帳を持たなくちゃと気をもむ必要もなくなる。 その「エマー
■ 「時計式ToDo管理メモ」 オリジナルテンプレート ダウンロード ページ このページは、「時計式ToDo管理メモ」テンプレートを 住友スリーエム社が運営する「i-Note」サイトで作成するために ダウンロードしていただくためのものです。 以下の注意事項をお読みの上、ご利用ください。 ■ 「時計式ToDo管理メモ」 テンプレート ■ ご利用方法 1) 印刷されたいテンプレート画像をコピーしてパソコンに保存してください。 *コピーは、いずれかの画像を指定して「右クリックで保存」を行ってください。 2) 住友スリーエム鰍フ<ポスト・イット>オンラインプリント i-Noteサイトにアクセスしてください。→ http://inote.jp 3) 「フリーモード」から「デザインへ」を選択 。 *今回のテンプレートの製作は、「フリーモード」でしか、ご利用いただけませんので、ご注意
■ 「ロングセラーのシャープペン」 ぺんてるグラフ1000 1000円+tax □5周年キャンペーンのアンケートでは たくさんの読者の皆さんにご協力いただきました。 その回答の中で結構多かったのが、 高額な万年筆もいいけど、低価格でも高品質のペン、 例えば、プラチナ萬年筆のプレスマンのようなロングセラーのものを もっと取り上げて欲しいというものだった。 なるほどウェブサイト開設当初はそうしたものが中心だったが、 確かに最近は万年筆ばかりご紹介していたということにはたと、気づいた。 気づいたのはいいが、 ロングセラーでコストパフォーマンスが高いというとペンはどんなものがあるだろうか。 机の上のペン立てをゴソゴソと探していて、一本のシャープペンが目に入った。 そうだ、これがあったじゃないか。 これはまさしくロングセラーそして、ハイコストパフォーマンスのペンと言える。 □それが、ぺんてるグラフ
■ 「私の愛用原稿用紙」 満寿屋 原稿用紙 102 420円 □私はコラムなどの原稿を書くときは、原稿用紙と万年筆と決めている。 こう言うと、 「え!パソコンじゃないの?」と多くの人に驚かれる。 特に雑誌社の編集者といった方々は目を丸くする。 まるで電気を使わない生活をしている人でも見るような まなざしで私のことを見る。 逆に編集の方が、原稿用紙を使わない事のほうが 私には新鮮に感じたりするのだが。。 確かに最終的には手書き原稿をPCで入力するが、 はじめは原稿用紙と万年筆という組み合わせにこだわっている。 その理由は、いつくかある。 せっかくお気に入りの万年筆を持っているのだから、 その活躍の場として最高な舞台である 原稿を書くというチャンスを逃してなるものか、 というのがまず一つ。 それから、これは色んなところで言っていることなのだが、 頭に浮かんだことを素早く紙に落とし込むには、 キ
■ その192 「私の仕事場」 リージャス ビジネスワールド □以前、会社員として勤めていた時は よくこんなことを考えていたものだ。 毎日満員電車に揺られて通勤するのではなく、 家で、ゆっくりと仕事が出来たらいいのになぁ、と。 そして、 4年程前に独立を果たし自宅で念願のSOHOライフを始め、 まさにその夢は、かなえられた。 はじめの一年間くらいは 通勤がなく、 自宅で仕事ができる楽しさを日々かみしめていた。 しかし、それも3年くらいたってくると、状況は変わってきた。 人間いくら楽しいことでもそれがずっと続くと あまり楽しく感じられなくなってしまう。 あれだけ自宅で仕事をするのを夢見ていたのに それこそ一日中家にいることになるので、 息が詰まりそうになってしまうようになってしまった。 そこで、私は自宅以外の別な場所で仕事をしてみることにした。 とは言っても、 行き先は自転車で10分ぐらいで
■ 「マンスリー スケジュール帳 2009年 私の使い方 」 □昨年、7冊ものマンスリー スケジュール帳を買い込んで あれやこれやと検討を重ね、選び抜いた高橋書店のラフィーネ。 あれだけ検討し尽くしたので、 この1年間の使い心地は、大変満足のいくものだった。 使いやすいということに加え、 心に平穏が訪れていたということもありましたね。 以前、なんとなく勢いでスケジュール帳を選んでいた時は、 何ヶ月か使っていると、 ふと、もっと使いやすいスケジュール帳があったのでは。。。と不安になり、 周りの人のスケジュール帳全てがよく見えてしまうことがあったが、 今回ばかりは、そういうことはなかった。 一方で、一冊のスケジュール帳を選ぶために 結局残りの6冊を使わずに無駄にしてしまった。 でも、 これは考えようによっては、 6年分の時間を節約したとも言えるかもしれない。 数千円の投資は、決して無駄ではなか
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